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#4870 本の処分で市立図書館と調整 Nov. 8, 2022 [C2. 引っ越し作業記録]

 歴史小説や現代小説、岩波講座『日本歴史』23巻など300冊くらいは処分が済んだ。そして傷んでいる本は棄てた。あと200冊ほど処分したい。思想、哲学、仏教、ヨーガ、数学専門書など。

 図書館受付の女性に大筋を話したら、司書の方に確認してくれた。もって行けば来年の古本市へ出展してくれるという。

 岩波講座の『哲学』18巻、『西洋経済史講座』全5巻(岩波書店)、『大塚久雄著作集』全10巻、『宇野弘蔵著作集』全11巻などは、古本市への出展はためらいがでる。印刷してある定価の1割で古本市の主催者が販売するが、いくら安くてもこんな本を全巻購入しても読む人はいないだろうし、書い手がつかないと廃棄処分となる。

 日本の高校には哲学という科目がないので、高校生が哲学書を手にすることはほとんどない。一般教養として、哲学とはどんな学問なのか、岩波講座『哲学』から面白そうなタイトルを見つけて開いてみてほしい。私自身は根室高校生の時に図書室にあった『資本論』とヘーゲルの著作を一つ読んでいる。手の届く範囲にあれば読む生徒はいるものだ。
 全国の高校には哲学書を何冊か置いてもらいたい。

 数日前に母校へ電話したが、図書室の係の先生は授業中だったので、用件を伝え折り返し電話をしてくれるようにお願いした。金曜日だったと思う。返事はないから、興味がなかったのかもしれない。
 大学進学する生徒は岩波講座『哲学』は一冊ぐらいは手に取って読んでもらいたい。経済学部を目指す人も、それが近代経済学でも二つの著作集の中から興味のあるタイトルを見つけて読んでもらいたいものだ。

 さてどうしたものか、迷っている、いや困っている。

 数学の参考書や問題集もあるので図書館で処分するつもり、来年5月連休の古本市に出るので、興味があったら見てください。


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