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#4743 今日のおやつはモンテールのシュークリーム April, 19, 2022 [86.1 食]

 今日の11時20分のおやつはコープサッポロで買ってきたモンテールのシュークリームです。値段は78円とっても安くていいのです。地元の「詩菓屋」のシュークリームが大好きなのですが、モンテールが圧倒的に安いので、ふだんは札幌コープのモンテール・シュークリームに軍配が上がります。家から近いということもあります。
 もちろん、「パステリーはまざき」のシュークリームもおいしい。たまに食べます。西浜町ですから一番遠い。緑町の「しらさき」が閉店してから、ケーキは「パステリーはまざき」さんのものを食べてます。
 釧路へ用事があって行くと「六花亭」のケーキを買います。理由は安くて原材料がよくて、その上とってもおいしいからです。東京で買うケーキの半分の値段で品質がよろしい、250-300円前後とびっくりするほど安いのです。六花亭は本店が帯広ですが、帯広は六花亭があるお陰でケーキ屋さんはなかなか育たないのではと心配になりますね。

 信金本店前にあった「緑菓子店」の串団子が懐かしい。丸い棒状にしたものを包丁でトントンとカットして、串刺しします。それに餡子を塗って出来上がり。このお店には同じ年齢のヤッコちゃんという女の子がいました。幼馴染でした。小学生まではよくNTTのビル(現北海道銀行)のところが広い空き地だったので、ドッチボールやケンパ、缶蹴りをしてよく遊んだものです。「緑の父さん」はビリヤードの常連客でした。仕事が一区切りして時間が空くとよくいらっしゃってました。女の姉妹二人だけで男の子がいなかったので、ヤッコちゃんと仲が良かったわたしを「トシボー」とよんでかわいがってくれました。わたしは小学生のころからビリヤードの店番していたのです。といっても、一人でやるようになったのは中学生になってからで、若い女の人が「ゲーム取り」をしていたので、お客さんのゲームの相手をして遊んでいただけです。他にお客さんがいないと、
「トシボー、やるか?」
「はい!」
 小学生低学年の頃は背が低くて台の上に上がらないと、届かないのです。「失礼します」といって台の上に上がって突きます。片足が床についていないと反則なのですが、「わたしだけの特別ルール」があって、OKでした。
 夜のビリヤード場はわたしの遊び場でした。いろんな職業の常連さんがいました。格好の人間観察の場でたくさん勉強させてもらいました。社会人になってからそれが役に立ちました。何でも、夢中でやっていたら、自然にいろんなことを吸収しているのです。家業の一つがビリヤード場でよかった。
 緑菓子店の父さんは函館の千秋庵で修行した人で、餡子(あんこ)を作らしたら名人だったようです。緑菓子店はパンも作って売ってましたが、全部手作りの餡子を使っていました。緑町3丁目の「モリモト」のジャムパンもおいしかった。鋳物の鉄の型で焼いてました。年齢の近い女の子がいましたから、何度か遊びに行ってました。
 ビリヤード場はさまざまな職人・職業の方たちがお客様でした。

 モンテールはチルトシュークリームのカテゴリーで売上が連続19年1位だそうです。
*モンテール・シュークリーム


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カバディ

こんにちは!

みどり菓子店、懐かしいですね。

今は札幌の円山の嘉心でまだ味わえます!
シラサキ洋菓子も札幌の桑園で味わえます!

たまにお土産で購入しますよ
by カバディ (2022-04-19 14:57) 

ebisu

カバディさん

緑もシラサキも札幌へ出てしっかりやっているようですね。根室の商人が札幌へ進出なんて60年間でそうはありません。
あとは回転ずしの「花まる」くらいかな。
どのお店も末永くどうぞごひいきに。...m(_ _)m
by ebisu (2022-04-19 23:00) 

カバディ

「花まる」は東京で5店舗あります。
東京でも
・新橋の根室食堂
・花まる
で根室を味わえますよ!
by カバディ (2022-04-20 08:54) 

ebisu

カバディさん
もう東京は5店舗になったのですか。

根室市で「花まる」の経営者を、根室のブランドを札幌や首都圏に知らしめた功績で、顕彰すればいいのです。表彰状の一つぐらい贈ったらいかが?

「オール根室」はふがいない経営者が多くて、優秀で実績を上げた根室出身の人に経営を払えないようです。補助金なしで、東京へ5店舗もだした根室の企業家が過去にいましたか?

残念ながら、「花まる」は本店登記を札幌に移しました。市税収入に多少の影響はあったでしょうね。根室市役所総合政策部のみなさん、視野を広く持って、根室出身の企業家を育てましょうよ。
市役所だけでなく、地元の経済諸団体が変わらなければなりません。閉鎖的な集団では未来が拓けませんから、優秀な企業家を育てる風土を作ろうじゃありませんか。
by ebisu (2022-04-20 10:29) 

カバディ

ebisuさん「花まる」ですが
本社は札幌ですが本店は根室です。
今日、埼玉の知人と話をしたところ、東京6店舗になり、新橋の根室食堂で一杯やって、帰りに立ち食いの花まるで口直しができるそうです。
by カバディ (2022-04-20 18:06) 

ebisu

カバディさん

情報ありがとうございます。
企業情報を検索して調べました。
沿革を見ると本店は移していませんね。
札幌に本社機能を移しただけで本店登記は元のままということ。これなら法人住民税は根室市の収入になっています。

それならなおさら、根室の知名度を高めた「花まる」を市の方で表彰してもよさそうです。
京セラの稲森和夫の薫陶を受けた、根室ではまれにみる経営者です。
戦後で一番成功した根室の企業ですから。
根室の地元企業は「花まる」を見習って経営改革を進めたらいい。

根室市役所総合政策部のメンバーのみなさん、あなたたちのお仕事ではありませんかね。

https://www.sushi-hanamaru.com/company/about.html
by ebisu (2022-04-20 18:54) 

四谷怪談

小話をひとつ。

ある休みの日の朝、一本の電話がかかってきた。

電話に出た母が言った。

「田舎のお爺ちゃんが亡くなったんだって。今から皆で行くから、支度してね。」

僕たち家族は準備もそこそこに家を出た。

途中、横浜駅でお昼ご飯を買った。
おにぎりと、僕の好きな崎陽軒のシウマイだ。
「お爺ちゃんも好きだったわね。買っていってあげましょう。」
と、母は一つ多く買っていた。


電車の中で父が、
「そろそろお昼にするか。」
と言って、皆買っておいたお昼ご飯を食べることにした。

僕はシウマイの包みをほどいて、フタを開けた。

あれ?
15個入りなのに、数えてみると、14個しかない。
おかしいなあ・・・。

いったんフタを閉めて、まわりを確認した後、もう一回開けてみた。
あれあれ?
数えてみると、今度は12個しかない!

僕は怖くなってきた。
シウマイはどこに行っちゃったんだ!

よく見ると、フタの裏にくっついていた。


「な〜んだ。」
斎場に着くと、親類はまだ誰も来ていなかった。
僕は、お爺ちゃんが好きだったシウマイをお供えして、お線香をあげた。

「お爺ちゃんに最後のお別れをしましょうね。」

そう言って母がお棺の蓋を開けると、

あれ!!
お爺ちゃんがいない!

今度こそ、本当に僕は怖くなった。
お爺ちゃん、どこに行っちゃったんだ!

よく見ると、蓋の裏にくっついていた。
by 四谷怪談 (2022-04-21 12:11) 

ebisu

四谷怪談さん

(笑)(笑)(笑)
座布団3枚!
by ebisu (2022-04-21 12:23) 

ebisu

江戸小話「鬼」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888553531/episodes/1177354054888553577

 地獄において、とある女の亡者が必死になって閻魔大王様に懇願をしていた。

「ああ、閻魔大王様!! わたしの亭主は、他の女と一緒になりたいがために、わたしを殺しました!! だから、わたしは亭主のことを恨んでも恨み切れません!! どうか、わたしを幽霊にしてくださいまし!! そして、あのにっくき色狂いの亭主の前へと化けて出させてくださいませ!!」

 それを聞いて、たじろぐ閻魔大王。

「なに、幽霊とな? そ、それはいかん。あまり言いたくはないのだが、幽霊にも品格というものがあってだな。それ、そなたの顔を水鏡で見てみよ。とてもではないが、品格のある、品位のある顔だとは言えまい。気持ちはわかるが、そなたを幽霊にすることだけは、どうしても許すわけにはいかぬ」

 閻魔大王の辛辣な一言に、女の亡者は、あぁぁぁぁぁぁっ!! と大声でその場に泣き崩れた。それを後ろで見ていた地獄の鬼が、あまりにも不憫だと、女の亡者に知恵をさずける。

「おい、女。おめえのお願いがいけないんだ。幽霊になりてえとかいうんじゃなく、おいらたちのような鬼にしてくださいってお願いしな。きっと、すぐにそうしてくださるからよ」

by ebisu (2022-04-21 12:55) 

ebisu

江戸小話-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888553531/episodes/1177354054888553544

<裸の女>
 そろそろ夕日も落ち、夜のとばりがおりようかという刻限。江戸の町の居酒屋に、三人の男が集って飲んでいた。

 そこに、一人の男が居酒屋の中に飛び込んできた。なにやらかなり慌てているようだが、その表情はなんともだらしのない笑みが浮かんでいた。こいつは何か面白いことでもあるかと、集って飲んでいた一人が声をかけた。

「おい、どうした。なにかおもしれえことでもあったかい?」

 飛び込んできた男、ニヤニヤと助平そうな笑みを浮かべながら、

「それがよ、さっきまですぐ外に、生唾飲み込むような良い身体をした女が素っ裸で歩いてたんだよ」

「へえ! そいつぁ、なんとも眼福なことじゃねえかい。どぉれ、その女ぁまだその辺ほっつき歩いているか見てみるとしようか」

「残念だが、その女ぁ、もういねえよ。同心の旦那にとっつかまって連れていかれちまった。なんでも、気狂いの女だったそうだぜ」

「気狂いだろうが色狂いだろうが、眼福だったことにゃあかわりねえ、そうだろ?」

「へへっ、ちげえねえ。こちとら、さっきの女の身体を肴に一杯やろうってわけさ。オヤジ! いっぱいつけてくんな!!」

 どっかりと席に座る男。その男に、また別の男が話しかける。

「ところでどうでえ。そんな良い身体の上にのっかってた顔はどんなもんだったかい?」

 そう聞かれたところで、男は急に笑みを引っ込めて困惑の表情を浮かべた。

「いや……それが、なあ……」

 そんな男の様子に、皆は察した。ははぁ。さては、身体は一流でも顔は三流というようなことってわけかい。

「なんでえ、なんでえ。天は二物を与えずっていうもんだが、やっぱりその通りってわけかい? よほどの不美人だったってわけかい?」

「いやぁ……そういうわけじゃねえんだが……」

「ハッキリしねえやつだなぁ。どうだったんだい。美人だったかい。それとも不美人だったかい」

 飛び込んできた男。この追及に頭をかきながら、ばつの悪そうな顔をしてこう言った。

「いや、な。その女があまりにも良い身体ぁしてたから、顔のほうには目がいかなかったんだよ。だから、美人か不美人か、わからねえ」
by ebisu (2022-04-21 12:59) 

名前三郎

【器物損壊】
入院患者暴れる 窓ガラス壊し逮捕 北海道・根室市
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd30265af0b74262a940cc5c142ce6399971657
by 名前三郎 (2022-04-22 13:04) 

ebisu

おやおや、物騒ですね。
記事を見てみました。
「警察によりますと、男は20日午後6時半ごろ、根室市花園町の病院ロビー付近で、その場にあったパイプ椅子をたきつけ、病院の窓ガラスを壊した疑いが持たれてい。」

なにか原因があるのでしょうが、そこまでは記事に言及はありません。
by ebisu (2022-04-22 14:14) 

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