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#4649 高齢者のためのあずまにこにこサロン:中標津町 Nov. 11, 2021 [37. 老人介護・医療]

<前期高齢者ボランティアによる後期高齢者の見守り>
 ―老々介護ネットワークの在り方を模索—

 10月27日の北海道新聞に、中標津の高齢者のサロンの記事が載っていた。このサロンはボランティアによって運営されており、ここに集まってくる高齢者に声をかけて、見守り活動もしている。こういう活動は老人同士でやって、足りないところを若い人の応援を頼むくらいがいいのだろう。

 高齢になると認知症がでてくる、最初は「まだらボケ」の状態から次第に症状が悪化してくる。老々介護の高齢者は認知症が進むと介護手続きや社会福祉協議会への問い合わせなどができなくなる。まさにそういう状況になったときに、介護が必要になる。だから、そこをつないであげる人が地域にいなければ、ボケ始めた高齢者は、何もできずに、どんどん症状が悪化し、生活ができなくなって食事も満足に取れずにやせ細って、亡くなる事例が増えてくる。
 社会福祉協議会だけでは手が回らない。たとえば、根室の老人人口は8000人もいる。独居老人や老々介護のひとたちが、そういう事態に陥るのを防ごうと、中標津の場合は高齢者サロンが行政と老々介護の高齢者をつないでいる。「あずまにこにこサロン」の代表者は戸田幹雄(66歳)さんである。彼は標津町の出身。両親の介護経験もあっただろうし、自身もそういう域に近づいているから、他人事ではないのだろう。協力の和が広がることを期待したい。
「根室の高齢者サロン」でネット検索すると、「老人福祉センター・高齢者サロン」がヒットする。「根室市昭和町2丁目115番地 根室市福祉交流館内」にあるようだ。電話番号:24-1572
 中標津とは違ってボランティアによる運営ではないのかもしれない。何がいいのか試行錯誤してみて、結論を出せばいい。https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/.../kaigo.../9/1373.html

 根室市の登録ボランティア団体は8団体のみ。

DSCN5653s.jpg

 前期高齢者:65-74歳
 後期高齢者:75歳以上


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