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#4645 新発売の北の勝純米酒と秋刀魚 Nov. 7, 2021 [86.酒と肴]

 今年の秋刀魚は型が小さい。120g前後のものを食べている。たまたま、金曜日の夜にお隣さんから朝水揚げされた秋刀魚を5尾いただいた。大きいので秤に載せたら140gあった。とってもおいしかった。この大きさのものは数が少ない。地方送り用に20尾6000円で鮮魚店に並んでいる。運賃を入れたら8000円だが数が少ない。100g前後のものは「ジャミ秋刀魚」とニックネームがついていて、鮮魚店では売り物ではなく、ただでもっていっていい規格外品として扱われていたが、しだいに店頭に並ぶ秋刀魚の魚体がそれに近づいている。
 沿岸は赤潮被害が初めて出ている。秋刀魚は漁場が数百キロ先だから影響はないが、中国の大型の船が常駐して大量に捕獲、運搬船がきて冷凍した秋刀魚を運んでいるので資源量は激減だ。10年先には根室の鮮魚店に並ぶ秋刀魚はずっと少なくなっているだろう。180gの秋刀魚なんて東京の高級料亭でしか食べられない高級魚になっているだろう。
 大好きな秋刀魚の資源量激減はさみしい。いつまでも庶民の魚で有ってもらいたい。
 10年前には脂のたっぷりのった180gのものが主体だった。そういう秋刀魚を食べたことのない中高生が十年後にはあたりまえになってしまう。

 グッドニュースがある。極東の町の酒「北の勝」が道産の酒造好適米「吟風」を100%つかって純米酒を造った。これが、目隠しして10本銘柄の異なる酒を飲み比べても、利き分けられるほど「北の勝」独特の味に仕上がっている。仕込み水の特性がそのまま表現されている、「北の勝大海」の純米酒バージョンといえば、その特徴が伝えられるかな?飲んでみてください。昨年まで出ていた純米酒とは味がちがう。
 地酒と秋刀魚のマリアージュ、いいね。

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 酒泉館さんで購入しました。ネット販売もしていますよ。地元の酒屋さん、応援します!


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tsuguo-kodera

 今日のサイクリングの記事は全くの他人事、コメントのしようがありません。(笑)
 ひとつ前のこの記事は羨ましい。私は最近ネット販売を試しています。でもなかなかこれはと思えるものに当たらず、昔食べたり飲んだりした食材に戻ってきました。
 サンマは大好きですがもう高級魚、生サンマは食べません。高い上に七輪もありません。炭で漕げた皮が好きですが、医学部の人に癌のもとだから食べないと言われてしまい、外でも食べられません。
 千葉の名産金目鯛、東海や中国地方の九重をもう一度食べてあの世に行きたいと思います。
 お酒はウイスキーとブランデイ。円高のメリットがあり、昔出張で無理して買った酒が数千円以下です。
 日本酒は海外の資産家の飲み物になったのか、日本の年金生活者は飲めなくなっているのかも。酒造元は何処も大変でしょう。
by tsuguo-kodera (2021-11-08 08:29) 

ebisu

koderaさん
極東の町の今朝の最低気温は3度でした。
「秋刀魚の町」の根室ですが、価格が高くなりました。とくに大きい型が激減です。10年前には普通の脂のたっぷりのった180gの秋刀魚がすでに「まぼろしの」なのです。昨年も今年も見たことすらありません。

沿岸で獲れる魚を大事にして食べればいいだけです。オヒョウが美味しい。マツブが美味しい。鰈の煮つけもおいしい。500円も出したらどっさり買えるワカサギの天婦羅も絶品です。鱈が値段が上がり始めていますが、まだまだ安くて新鮮です。

ところで、固定相場制の時は1ポンド=1008円でしたね。英国のジョニ黒はその当時は1万円してましたが、いま150円/ポンドですから、1/6です。ジョニ黒が2000円で買えるわけです。
日本酒も純米酒は値段が少し高い、でもワインに比べたら、品質の割にはとっても安い。写真のお酒は1.8Lで税込みで3000円ほどです。
胃のない私はがぶ飲みしませんので、飲む量が知れてます。少しずつ味わって飲むので、2か月もっちゃいます。(笑)
好いものを少量でまんぞくできます。この点だけスキルス胃癌に感謝してます。
by ebisu (2021-11-08 15:02) 

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