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#4623-2 根室の高学力層にかかわる問題 Oct. 3, 2021 [65.a 成績上位層にかかわる問題]

(ブログの用量がオーバーしたようなので、3つに分割してアップします)

 国立旭川医科大学に現役合格した生徒の中学時代の定期テストの最高点と並びました。学力テストではまだ得点にずいぶん差があります。でも2か月間よく勉強しました。
 学力テストも期末テストも学年1位。実績があがると、自信がつきます。それがさらに学力をアップさせます。そして学年トップはあたりまえという自信と心の余裕が生まれます。実績とそれに基づく自信がないと熾烈な競争には勝てません。ビビっていたら実力が出せませんから。
 毎日やることは、すぐに習慣となります。よい習慣も悪い習慣も、数年たつとその人の人柄や性格となります。だから、毎日やることを疎(おろそ)かにしてはいけないのです。

 この生徒は口数が少なく黙々と勉強していますので、授業の合間に息抜きを兼ねてときどき雑談。コミュニケーションのトレーニングも必要なんです。それで話題を探し、何になりたいか訊いてみたら、科学者になりたいそうです。宇宙に興味があるという。

「世界各地の著名な天文台には世界中から研究者が集まっています。そいう中にいる自分を想像してご覧?」

 この生徒の進路は、大学は米国の大学かも知れないと思いました。カーネギーメロン、マサチューセッツ工科大、スタンフォードなどがおススメです。高校で英検準1級を取得すれば、留学には十分ですよ。留学して1年間、英語の文献を数十冊も読めば語彙は飛躍的に増えて、英検1級レベルの語彙は獲得できます。それで十分です、英検一級なんて受験する必要もありません。国内にいるときにそういうレベルの語彙数を獲得するのは、高校生には無理がありますが、海外留学で好きなジャンルの英語の本を大量に読めば自然に語彙は増えます。それはもう勉強の領域ではなくて、好奇心を満たす行為ですから、遊びの領域です。好奇心が強くよく「遊ぶ」者はよく学ぶということ。論語は真理を述べています。

これを知るものはこれを好むものに如(し)かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず

 英作文問題と解説がすでに8,500題を超えました。これも好奇心のなせる業ですよ。最初の目標は500題でしたからね。面白くてとまらない、やめられない。(笑)
 ニムオロ塾では希望者へ毎日配信しています。札幌へ進学してからも配信には問題がありません。グループメンバーに登録を残しておけばいいだけです。便利な世の中になりました。問題には配信するごとに連番がふってあり、問題ごとにそれぞれ附番してありますから、どの問題でも質問は簡単に受け付けられます。会話がベースの英語ですから、それだけでは難解な英文を読むスキルは身につきません。ハラリの’Sapiens’の解説が40回分ほどアップしてあるので、難易度の高い英文を読むトレーニングはそれを利用したらいい。

 生徒一人一人、希望が違うので、視野を広げ、希望を叶えるための手助けをするのがわたしの役割です。根室にいると視野が狭くなります。それは中学生に限らない。根室にずっといる大人たちはもっともっとひどいことになっています。
 根室の土壌でしっかり育って、古里から離れて渾身の力で世界へ羽ばたいたらいい。
 予習方式の勉強スタイルと、深い思考様式を半年で身につけそうで、関わるのが愉しい。ドキドキ、ワクワクしてます。


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