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#4566 二か月間募集停止:「満員御礼」 June 11, 2021 [62. 授業風景]

 ニムオロ塾は授業の時間帯が二つある。5:00~7:00までと7:30~9:00までの2部制である。体力を考えて月火木金の4日間だけやっている。水曜日と土日は休み。

 いま17名、内訳は中学生が10名、高校生が7名。昨年は高校生が8割だったから様変わりである。学力テストの点数が学年平均以下の生徒は、3か月くらいはレギュラーの週2日(数・英)以外にも来てよいことにしているから、現在は週3日きている生徒が少なくない。
 水曜日は休みなのだが、高3の生徒で受験を前にして英語の長文が読めない生徒が数人いるので、5時から7時まで高3の教科書「VividⅢ」を使って音読と読解トレーニング特訓をしている。一人高2の生徒が混じっている。高校生で参加希望があれば、学年が3年生でなくても受け入れている。教科書はわたしの方からプレゼントします。中3の生徒が部活を終わるのが7月だから、8月からは中3と高3は隔月で長文音読と読解トレーニングをすることになる。8月は中3、9月は高3、10月は中3...というわけだ。英語の語順通りにスラッシュリーディングしながら英文の意味をつかまえるトレーニングである。英語の語順どおりに意味を考えていく、すなわち英語脳に切り換えるためのトレーニングである。作文もある程度できるようになります。高校生にはスマホへ英作文問題を週2回送信しています。
 根室でこんな授業を受けられる機会はもうないかもしれません。このスキルは面授(直接向かい合って教えること)しなければなかなか伝わらないのです。2時間授業で15回くらいやれば、英語がとっても苦手でも、独力でかなり読めるようになります。ちゃんとノートに教科書の英文書いて、単語の意味くらいは調べてこないとダメですよ。聞き流しただけで成績が上がるなんて魔法はありません。そういうことを期待している生徒はご遠慮願います。(笑)
 そういうわけで、水曜日の特訓は「愉しみ」でやっているので、仕事じゃないので授業料はいらない。(笑)

 昨日は、早い時間に6名、遅い時間帯にも6名、入塾して間もない生徒は手間がかかるので、これ以上の受け入れは無理である。6/21から中学校は定期テストが始まるから、そこでいままでよりも数学や英語が20点以上アップし、4月のテストに比べ、学年順位が10番以上アップすれば自信がついて勉強したくなる生徒が出てきます。
 いまは家庭学習をはじめたら、わからないことが多くて、続けられない。ある程度理解が進まないと、復習すらできない。ましてや予習は全然無理。予習ができるようになると学力は目に見えて上がります。予習はある程度も学力がなければできるものではありません。予習で成績が劇的にアップするのは、学校の授業が復習になってしまうからで、授業を聞いてよくわかるので、私語をしないで落ち着いて授業に耳を傾けるように変わります。

   家庭学習習慣ゼロ 
 ⇒ 復習中心の授業:小中の学習で穴の開いている箇所を見つけて穴をふさぐ
 ⇒ 復習が独力でできるようになる
 ⇒ 塾では予習へ切り換え
 ⇒ 学校の授業が塾の学習内容の復習になる
 ⇒ 学校の授業が理解できるように変わる
 ⇒ 本人に自覚が生まれるほど学力がはっきりアップする

 こういうことなのです。
 今月はもう新規塾生の受け入れは無理ですが、夏休みに入るころには1-2名受け入れ可能になると思います。ニムオロ塾は極東の町の小さな個別指導なので、申し訳ありませんが、受け入れる人数には限りがあります。現在の週4日を拡大するつもりもありません。塾ビジネスの拡大には、古里へ戻ってきてから開業後、一貫して興味がないのです。


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