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#4528 同級生のかみさんの通夜: April 23, 2021 [A8. つれづれなるままに…]

<更新情報>4/26朝 <余談:困ること>追記


 高校時代のG組の同級生のかみさんが亡くなった。今日7時からお通夜だった。式場へ20分ほど前に着いたが、びっしり。同級生が3人すでに着席していた。席は一つも空いていない。
 入口のところまで椅子を並べていた。座るところがないので関係者からここで焼香してくださいと要請があった。すでに10名ほどが記帳して焼香を済ませて帰って行った。入り口のところに焼香台が用意されていたので、そこですませた。先週土曜日に東京から戻って6日目だから、コロナ感染リスクがゼロとは言えない、長居は無用。


 2年続けて金刀比羅神社の例大祭の8/11日に駅前のところで、かみさんに出遭った。駅前でだけお神輿が疾走する、あれはなかなか見ものだ。駅前は神輿が好きな根室っ子にはいい場所なのだ。「ヒロシどうしてる?神輿見に来ないのか?」と聞いたが、二度とも「家でごろごろしてる」って微笑みながら答えてくれた。「俺を東京へ誘ってくれたのはあいつだ、いまあるのはヒロシが誘ってくれたお陰だ、だから大事な奴なんだ」、そんなことを話した。
 昨年は、COVID-19で金刀比羅神社の例大祭は中止だった。今年はまた同じ場所ででくわすかなと思っていたら、突然の訃報に驚いた。診察を受けたときには肺癌のステージ4だったと同級生のNから聞いた。昨年は同期のIがやはり肺癌で急逝している。電動自転車に乗り換えて、軽くていいと喜んでいたのに暖かくなっても家の前を通らない。根室でターミナルケア(終末期医療)を受けていた。
 どんなに元気に見えても人の命はいつ終わりが来るかわからない。
 ヒロシは寂しい思いをしているだろうな。失って一月ぐらいしたときに、ふと、もう会えないんだなと思い知る。でもちゃんと記憶の中に生きている。元気な姿を、微笑む顔を、思い出すだけで供養になるのだろう。

 合掌。


<余談:困ること>
 スキルス胃癌で胃と胆嚢の全摘と大腸の一部切除をしたので、午前中は腸の調子が整わない。それは朝食を摂る摂らないにかかわりがない。もちろん、朝食を摂ると腸の調子は悪くなる。摂らないと低血糖症状を起こしてしまう。どうしても通院しないといけないときは主治医のところなら10時半ころ、市立病院眼科なら午後がいいのだが、そうはいかない。そんな時は朝6時には起きて、果物の入ったヨーグルトを少量食べておく。病院へついてから必ずトイレに行くことになる。

 三日に二日は午前中は下痢をしている、だから午前中は外出しないようにしている。
 通夜の翌日はたいてい朝8時から葬儀で8時半出棺となるが、参列できないことが多い。昨年は出棺を見送れたが、今年は無理だった。(4/26朝追記)


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tsuguo-kodera

 何時も勉強させていただいています。ありがとうございます。ebisu先生の記事を読んで私は愛犬との散歩で見聞きし、病院などで天才の先生から話を聞き、さらにネイチャーなどの情報を読んでいます。勉強が楽しいからです。何も役に立ちません。でも世界の学者も同じで先が読めていないのでしょう。感染症の先生は頼りになりません。
 今の学生は魅力的ではありません。私が時代遅れだからです。昔の高校には高峰秀子の24の瞳のような先生が少なくとも数名いました。テレビを見ないのはヘップバーン、イングリッドバーグマンのような人が画面に現れないから。
 最近の日本人だけでなく世界中に素敵な人がいません。ですから私は唯々諾々と喜び勇んでいの一番でファイザーを打ちます。効かなくても仕方ないし、聞き過ぎたら私はアレルギーを心配しなければいけません。
 でも先生の友人は仏様に招かれたよう。私達は死に損ないで追い返されました。先生とは4年違いなのですね。学校で言えば、1サイクル違いのよう。最近、不法は少なくなり、皆さん死に損なったようです。
 
by tsuguo-kodera (2021-04-24 12:25) 

ebisu

Koderaさん
貴兄とは4つ違いですか。1949年3月生まれなので、学年では3学年かもしれません。
COVID-19に関するネイチャー論文をご覧になっているのですか。議論がおかしなところに行っていると感じたときに、問題となっている原論文に目を通すと、いい加減な紹介をしているケースがありました。英国ならネイチャー、米国ならサイエンスですね。

26歳の看護師さんが、ワクチンを打ちたくないと言ってたけど、院内クラスターを起こしたことのある病院だったから、半ば強制。他の大きな病院の小児科へ転院する最終日だったのですが来ないので、おかしいと思い自宅を訪れたら死んでいた。接種後4日目でした。小脳、脳幹部に出血があり急死だったようです。専門医によると若い人で脳幹部の出血は非常にまれで、ワクチンとの関係が強く疑われるということでした。遺族は病理解剖を拒否したそうです。ご遺体を傷つけるのが嫌だったのでしょう。若い看護師さんでしたからね。

お年寄りもワクチン接種後亡くなっている例が何度も報告されていますが、因果関係不明として扱われています。
不明は不明で結構ですがワクチン接種後1週間以内の死亡事例はデータを集計してちゃんと報道してもらいたい。
正直に誠実に仕事してほしいのです。

ファイザー社のワクチンは変異株には効きません。従来の武漢型用にデザインされたワクチンですからね。ファイザー社は変異株用のワクチンの臨床治験を間もなく開始するようです。ファイザー社は変異株には自社のワクチンが効かないことを承知しています。だから、今年に入って開発を急いでいます。莫大な利益につながります。遅れたら他社に数千億円の利益をにもっていかれます。
インフルエンザと同じで、毎年変異した株に対応したワクチンを打つ必要があるのでしょう。

ワクチン開発はいつでもウィルスの変異との戦いです。変異速度が大きければ、常に後追いとなります。
老人への治験は行っていませんから、老人への接種はリスクが大きい。不特定多数に人体実験しているようなものです。
でもリスクが大きいとは言っても、せいぜい1万人に一人ぐらいなものでしょうから、貧乏くじを引く現実的な可能性は小さい。リスクを知ったうえで接種するのはその人の判断です。

わたしも2006年にスキルス胃癌と巨大胃癌の併発で死に損なっているので、いまさら、リスクを冒してまでワクチンを打とうとは思いません。COVID-19にかかって死ぬ確率もとても小さい。いずれは死ぬのですから、ケセラセラです。体調によっては生きているのがつらい日もありますから、死は救いかもしれません。

わたしも貴兄と同じ高齢者ですが、こうして判断が分かれるのは、自然なことです。それぞれに理由と生き方があります。

ところで奥様は薬剤に対する何かアレルギーがありましたよね。どうされますか?
by ebisu (2021-04-24 13:29) 

tsuguo-kodera

 妻は自分の判断で打ちます。私達は死ぬならOKです。コロナでもワクチンでも。でもネイチャーの論文は嗅覚以上になる確率はかなりあると言っていました。私達はアレルギー体質ですが、血管は詰まり易いのではなく、出血が止まり難いアレルギーです。脳血栓はあったら諦めます。でも、美味しい黒毛和牛の匂いや味がクサヤの臭いになったら困ります。それこそ精神疾患になるでしょう。生きる楽しみが無くなるからです。美味いお酒の味、例えばジャパニーズジンやシャンパンの味が変わる恐れもあると思います。まだ嗅覚の解明は全くできていません。まだ聴覚の方がナノテクで治療できます。目の研究はだいぶ進みました。私は高齢者こそやるしかないと思っています。社会のモルモットではなく、自分の生きる目標のためにです。
by tsuguo-kodera (2021-04-24 17:16) 

ebisu

koderaさん

味や匂いがしなくなるのはわたしも御免です。生きていくのに食は楽しみです。とくによいものでなくても味がよくわかるのは喜びにつながります。

新型コロナは変異を続けて私たち老人にも次々に判断を迫ります。
koderaさんと私の間に新型コロナについて特に大きな意見の違いはなさそうに思います。
だが判断と行動がわかれる。
そこのところが読者のみなさんの参考になったら幸いです。あれこれ考えてみなさんそれぞれの結論を出しているのでしょう。

koderaさん、投稿どうもありがとうございます。
by ebisu (2021-04-25 00:25) 

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