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#4524 ネット毒をデトックス:歯科治療のため2週間のお休み April 17, 2021 [36. 健康]

  毎日のようにブログをアップしてますから、まるでネットの虫ですが、ネット依存症にならぬように年間2週間はパソコンに触らないようにしています。まあ、「断食」のようなもの。(笑)

 歯科治療のために2週間東京へ行ってました。昨年10月にインプラントをするつもりが、コロナ騒ぎで東京へ行けず放って置いたら、インプラントする奥歯(下の歯)と嚙み合わせする上の歯が浮いてきて、一部が欠けました。歯が割れてしまい、1本の奥歯に3本ある根っこの一つだけを抜歯。隣の歯とブリッジで応急処置。抜歯したあと半年以上放っておいたらいけません。嚙合わせする歯が浮いてきて、虫歯になりやすいようです。長期の治療方針を相談してきたので、来年秋以降に数本インプラントすることになりそうです。

 胃癌でこれから胃の全摘手術をする方たちのためにメモして置きますね。
 胃の全摘手術をしているので、幾分誇張はありますが、歯が故障すると命にかかわります。胃の全摘と大腸の一部切除と胆嚢全摘をしているので、口の中で50-100回咀嚼して唾液と混ぜて飲み下さないと、消化不良で腸が炎症を起こし、ついで口内炎が生じます。醤油をつけて刺身を食べようものなら、炎症部に醤油がしみて痛みが走ります。途端に食事が楽しいものではなくなります。命の維持のために痛みに耐えてするだけ、もちろん食欲そのものが減退します。食べる量が減れば、すぐに体重が減りだします。体重が減ったり血糖値が下がると、自分の声が頭蓋骨の中で響くようになります。食事の間隔が開いたときにもそういう症状が出ます。慌てて何かを食べると症状が収まります。耳の機能に異常が出るのは、内耳のどこかが痩せてしまって食事の時間が空くと微妙な影響が出るのかもしれません。人間の身体というのは実に微妙なものだと驚きます。食事の量が減ったり、食事の間隔があくと、ちゃんと症状が出て知らせてくれます。東京に行っていた間も何度もそういう症状が出ています。女房殿はわたしの声の調子でわかるようで、「耳がおかしくなっていない?声がヘンだよ」と聞いて来ます。いつもばっちりあたりですから、心配かけてます。「食べる量が減っているからね、食べないとだめだよ」なんてお叱りがでます。そういうわけで一回の食事の量が健常人の半分程度ですから、一日6回に分けて食べます。その間にお菓子を食べてエネルギーの補充をしていますが、間食は口内環境を確実に悪化させ、虫歯の原因になります。生きるというのは、努力を要求もするし、なかなかしんどいものです。(笑)
 なんのために生きているのか、だれのために生きているのかを問うことになります。自分のためだけに生きるのではこころがもたない。命を長らえるには、それ相応の動機が必要になります。

 東京は2週間ずっと寒かった、四月にこんなに寒いのは珍しい。来週は25度になるそうです。半袖姿の人が闊歩するのでしょう。

 ここからは余談です。羽田へ向かう電車の中で、170㎝を少し超える長身の高校生が乗り込んできました。膝上30㎝のチェックのミニスカートの後ろを抑えてましたが、あれは制服です。足のラインがとってもきれいでした。ヒップが小さかったので、セクシーには見えません。ピンクに染めた長い髪が生え際が黒くなっていました。あんな髪やミニの制服で登校してもOKなのでしょうかね。スタイルがよくてどっきりでした。あんなに背が高くないですが、根室高校にも165㎝前後の足のとっても長い生徒が二人いました。
 山手線では、隣にニキビ面の男子中学生が英会話の教材を広げて居眠りしてました。赤で「時制」なんて書き込みがいくつもなされていました。詰襟の制服でしたから、どこかの中高一貫校の進学校の生徒です。あんな教材使って勉強している中学生は根室ではなかなかいません。全国区の道内の難関大学に進学する生徒たちは、こういう生徒たちと競争になるのです。根室高校のような進学校ではない地方の小都市の高校生は大学受験で同級生と競うわけではありませんから、高校生になってからなんとかしようと思っても手遅れです。孫氏の兵法には当たり前のことが書かれています。

    敵を知り己を知れば百戦殆うからず

 根室という田舎にいても全国区の難関大学受験は事情は同じですよ。首都圏の中高一貫の進学校で判狂している生徒たちが競争相手なのですから、彼ら彼女たちがどのようなレベルで、いかなるスケジュールで勉強しているかを知らなければ百戦百敗です。高校合格してから勉強して合格なんて虫のよいことを考える余地があるほど楽ではありませんよ。
 根室高校から国立旭川医大へ現役合格者が出ましたが、小学五年生の1月4日から、国公立大学医学部への現役合格を目標に設定して、長期戦略を立てて学習してきた結果が出ただけのことで、まぐれではありません。学年に3人ほど難関大学へ現役合格できる生徒はいまでも毎年います。根室の子どもたちにも、指導している大人たちにも、教育に関する長期戦略がないだけです。

 大学受験や社会人になってからのことまで考えて、小学生のうちに学習スタイルを確立しておく必要があります。解法を暗記するような効率重視の受験勉強にシフトした学習スタイルを身につけると、それが思考の鋳型になるので、社会人になってから大きな問題が出ます。社会人になってから取り組むのは、複数の専門分野の知識やスキルを要求する正解のない問題だらけです。だから教育には、社会人になったときのことまで考えた長期戦略が大事なのです。大学受験なんて途中にある一里塚の一つですよ。中高生の時代は、学習スタイルや思考様式の鋳型をしっかり作る段階です。型のトレーニングを重視すべきなのです。柔道なら受け身と基本技の型のトレーニングを繰り返し修得するということ。それだけで十分なのです。過度な受験勉強のような余計なことをやりすぎると、ヘンなクセがついて、あとから(社会人になってから)学力の伸びの足かせになるにです。

 能楽はそれくらいにして、来週いっぱい休んで、再来週から仕事します。(笑)

 ネット虫 ネット無視して デトックス


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