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#2821 予測不可能だった御嶽山の噴火 Sep. 29, 2014 [13. 東日本大震災&福島原発事故]

 歌にも謳われた木曾の御嶽山が噴火した。9月10日以降地震が70~80回/日に増えてから50回程度に減少していたという。この程度ではそのまま収まることが多く、結果として予知ができなかった。しかし、登山客に注意喚起すべきだったかもしれない。
 原子力規制委員会田中俊一委員長は九州の川内原発で噴火が予測できるとしているが傲慢にすぎる、やはり不可能なことではないのか。川内原発160km圏内に阿蘇山を含むカルデラが5つ存在する。地震学者は予測不可能と言い切っている。
*http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_energy-genpatsu-sendai20140716j-02-w330

 活断層も同じことで、地震による滑りを予測することはできない。活断層は発見されていない方がはるかに多いと予想される。いつどこで直下型地震が起きても不思議でないのが日本列島だ。

 霊山として信仰されている木曾の御嶽山の突然の噴火は、天が日本人に与えた警告と受け取るべきだ。日本を広範囲の放射能汚染から守るために、ただちに原発をやめよう。

 福島県大熊町では避難指定解除された地域でも子どもへの放射能の影響が恐くて若い人たちが戻ってこない。3年半たって若い人たちは避難先で仕事を見つけて生活を始めたものも多い。過疎化と高齢化が3年間で一気に進んでしまった。
  昆虫や小動物に形態異常が増えている、そういう現実を見たら、いくら政府が安全だといっても子どもをつれて戻る気にはならないのが親心だ。
 20代続いたある農家の当主は自分の居住区が避難指定解除にならずに放射能汚染で戻ることができない。それどころか、汚染した土の中間貯蔵施設として土地を提供せざるをえない事態になっている。「(中間貯蔵施設は)だれかが犠牲にならないといけない」と苦渋に満ちた顔で団塊世代の当主が語っていた。百年たってもふるさとに戻ることはかなわない。そのような辛い現実を二度と繰り返してはいけない。

 木曾御嶽山噴火は天の啓示と受け止めよ



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