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#2355 小中学校の補助教材の充実を!:地域別教育懇談会開催 July 13, 2013 [64. 教育問題]

 ブログ情熱空間で学校の補助教材の問題をとりあげた、他の地域よりも補助教材が少ないというのである。
 釧路は全道一生活保護家庭が多い。学校補助教材以外は買い与えてもらえない家庭も少なくないから、学校補助教材を他の地域並みに支給するのは学力の底上げのポイントの一つだろう。補助教材については根室も釧路と似たような状況があるのかもしれぬ。根室市教委に聞いてみたいものだ。そもそも地域ごとに教育懇談会を根室はやっているのだろうか?

 仕事は正直に誠実に渾身の力でやろう。仕事は世のため人のため、公務員の仕事は本気でやるとたいへんな仕事だ。
 

http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6661728.html
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2013年07月12日

調査、よろしくね!(教育懇談会にて)

国語便覧や理科年表、歴史史料集や地理資料集、そして問題集。小中学校で教科書以外に有料で配布されるそうした書籍類を、仮に補助教材と名付けるとしましょう。さて、我が釧路市の場合、この補助教材が実に少ないわけなんですね。実際に調べてみると分かりますが、歴史を勉強しているのに歴史史料集がない。そうしたケースが実に過半数に及んでいます。(この部分、ずっと以前から市教委に指摘し続けているのですが…)

ところがこれには事情があって、釧路市の場合は「予算」がついているそうです。保護者負担+公費負担になっていて、例えるならこう。補助教材の合計金額は1万円。釧路市が半額の5千円を負担し、保護者からは同じく半額の5千円を徴収。補助教材に公費が投入されているのはありがたいことですが、しかし一方で、それが次の結果を導くことになっています。
保護者負担を大きくしないために、補助教材の数を減らす。
だから釧路は、昔から補助教材の数が少ない。


釧路市教委に考えてもらいたいのは、次の点です。他地域ではどうなのか?(調査によると、補助教材に公費が投入されているのは珍しいケースとのこと)他地域との数(質)の差はどうなのか?そうした指摘をすると、「なにぶん、予算が絡んでおり、増やすのは難しいもので…」との返答。であるならば、原則は全額保護者負担として、就学援助に該当する世帯には公費を投入する。そうした工夫もあるでしょうに、いつまで経ってもそうした建設的な意見が出てきません。(それに、子どもの教材が増え教材費が上がったからって、ムッとして文句を言う親って、そんなに多くいるものなんでしょうかね?)頭を使いなさいよ、頭を。

さらに釧路市教委に考えていただきたいのは、そもそも子どもの教育には関心が低く、子どもに参考書なり問題集なりを買い与えたことがない親が、相当数存在しているという現実です。その場合、そうした子には学校から配られる学習教材がすべてなんですよ。そこに、子どもの親としてのあなた方の常識は通用しないんですよ。そしてそれが、他地域と比べて圧倒的に少ないとなれば、見過ごしていていいものでしょうか?この点につき、過去に何度も見解を質したものの、明確な回答は得られずにいました。

昨夜出席した教育懇談会ですが、市民からの意見や要望、それに対する市教委の見解は、市教委のサイトにアップするとのことだったので、発言するつもりはなかったのですが、上記についての釧路市教委の見解を求めました。で、みなさん、多少右往左往なさっていたみたい(そりゃそうだ。この問題は、あなた方よりも我々の方がずっと詳しいわけですから)ですが、最後に学校教育部長が(補助教材の実態を)「調査します」と約束してくれました。うれしい反面、こうも思いました。今までずっと、いくら同じことを言っても回答をくれないのに、こうした公の場でものを言ったなら、結論が早いんだねぇ…。

さて、同教育懇談会は阿寒・音別とあと2回残っているので、「追っかけ」になって、いまだに得られない見解と回答を引き出しに参りましょうか?口を開けば、「予算が、予算が…」っておっしゃいますけどね…。分からないではないですよ。行政の執行には予算ありきでしょうから。でもね、たかが小中学生の基礎学力を高めるだけじゃありませんか?たったそれだけのことにはね、「予算」以前にハートと情熱だって思うよ。で、こうも思う。

情熱ありき。
情熱を燃やせ!
情熱は感染する!
情熱を感染させろ!


ってね。ウダウダと「できない理由」を探すばっかりじゃなくってさ、それをやるためには何をどう工夫すべきかってさ、そういうことを考え続けましょうよ。

●教材が配られない釧路市の子ども達
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6381481.html

《追記》
内側の同志のある先生(小学校)は、教材展示会にまめに足を運び、そこで交渉して見本教材を無料でゲットしてきては、クラスの子ども達に配布を続けています。その涙ぐましい努力、それをバックアップすべきはあなた方の仕事ではないでしょうかね?こうした数多くの「おかしな部分」から、目を背けることが無きよう、お願い申し上げます。

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コメント 2

ZAPPER

ご紹介ありがとうございます。
もっと大きな問題を提起しようと思ったのですが、それは潤子さんにお願いすることにしました。
待っててね、市教委さん。(^o^)
by ZAPPER (2013-07-15 09:05) 

ebisu

ZAPPERさん、おはようございます。

このように具体的な問題を一つ一つとりあげ、解決していきたいものです。
戦いの道ですね。
by ebisu (2013-07-15 10:12) 

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