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#2345 放課後補習はA小学校の伝統? Jul. 1, 2013 [64. 教育問題]

 先週のことである、生徒に
「五十数年前に一番古い小学校の生徒だったが、担任のT先生はときどき、
「分数のわからない者は残れ!」とか
「小数割り算の位取りのわからなかった者残れ!」
と言って、放課後補習をよくやってくれた」
と話した。そうしたら、
「先生やってるよ、放課後補習」
「え、やっているの」
とびっくり。まさか私の担任だったT先生の「伝統」が受け継がれているわけはないから、その先生の努力だろう。案外現場ではしっかりやってくれている先生たちがいるようだ。

 先週、同じ地区のC中学校のフリー参観授業があったが、小学校の先生たちが授業参観に来ていたという。
 小学校と中学校の先生のコミュニケーションがよくなるのはいいことだ。授業が終わった後、抱えている問題を話し合う場をもってくれたらもっといい、やっているのかもしれない。小学校と中学校の先生たちが低学力の原因について分析を試み、学力を上げるための具体策を話し合って実行すれば、道内14支庁管内最低レベルの根室の子どもたちの学力を上げることができるだろう。

 一番古いA中学校も同じ学区の小学校との風通しをよくしている。入学時に学力の確認テストをして結果を小学校へフィードバックしている。
 どう使うかは小学校の先生たちに任されている。
 これが突っ込んだ議論へ発展してくれたら学力向上へ資するところが大きいだろう。こういうことは教師本来の仕事である、どういう形になるか楽しみだ。


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