SSブログ

#2221 道教委の宣言:全道14支庁管内を全国平均以上に Feb. 23, 2013 [64. 教育問題]

 驚いた、北海道教育委員会が全道14教育局管内すべてで、全教科で全国平均以上という目標を宣言した。後で紹介するが、お隣の釧路市教委や根室市教委とはやる気にたいへんな違いがある。
 どうやら、北海道教育委員会と「釧路の教育を考える会」は、教育の現状認識や学校教育がどうあるべきか、どうやって学力向上を実現するかについて考え方が共通する部分が多いように見える。
 官僚組織と民間の有志による組織が共通認識の下に北海道の教育界を揺さぶりつつある。まったく独立した組織が同じベクトルで動き出した。全国初の事例だろう。そのはざまで、正反対のベクトルで動いている釧路と根室の市教委が周章狼狽している。

 教育改革は日本の東から官と民とで同時にはじまった。何か共振を起こさせるものが深層にあるのだろう。

 ブログ「情熱空間」から転載。
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6316896.html
=========================

                              2013年02月22日

よっしゃ、行くぜ!(道教委、目標を上方修正)

我が家では北海道新聞と釧路新聞を、職場では読売新聞を定期購読しています。

なので新聞三誌に毎日目を通すのですが、こうした教育問題に関して一貫して筋が通っているのが読売新聞。物心ついてから慣れ親しんできた北海道新聞は、ご存知のように北教組とベッタリなので基本的にこうしたことは記事にすらなりません。なったとしても極左の視点から。(少し前の卓上四季には、目を覆いたくなるような左傾偏向記事が散見されました。多くの高校生が小論文対策に用いているのですから、節度というものをわきまえていただきたいものです)そして何とも残念なのが釧路新聞。今回の釧路市教育推進基本計画も、地元紙でありながら完全に出し抜かれてしまっていますから。(というか、そもそも記事にすらなっていない…)

さて、気を取り直して。すごいですね、道教委は。まさしく本気の二文字。目標を上方修正!基礎学力保障条例に反対なさったウチの策定委員の方々に、正座して襟を正してお読みいただきたいものであります。本道の子ども達の基礎学力向上の魁(さきがけ)たる釧路市教委は、その名の通り先陣を切らなくてはなりませんね。そのためには一度リセットして再起動。意気には意気で応えるってもんさ。よっしゃ、行くぜ!結果で勝負だぜ!

CCI20130222_00001
































(新聞記事をクリックすると別画面に展開して全部が見れます、もちろん拡大できます)
=========================

【ZAPPERさんからのコメント】
-------------------------------------
ご紹介ありがとうございます。

我が釧路市では、子ども達の学力向上のために「基礎学力保障条例」が施行されましたが、それに最後まで異を唱え続けたのが、こともあろうに釧路市教委の政策ブレーンである教育大釧路校の教授、それに校長会の会長、参事や指導主事連中等の学校関係者でした。

もうすぐ議会に提出される「釧路市教育推進基本計画」ですが、「基礎学力保障条例」が上位規程として先に成立したので明確な数値目標を盛り込むことになったのですが、その際にも彼らは徹底抗戦をして、実におかしな数値目標を設定してしまいました。

さて、そこへ出てきたのがこれ、道教委による《印籠》です。彼らの目論見を道教委が完全否定するところとなりました。(「釧路市教育推進基本計画」は制定される見込みですが、制定時点で《書き換え》が確定してしまうことになります)

根室市教委の皆様方は、ぜひとも我が釧路市教委のゴタゴタ劇を他山の石となさって、以後は誠心誠意仕事に打ち込んでいただきたいと存じます。次回の我が市の定例市議会も波乱含みです。良くも悪くも教育委員会改革の見本、日本最先端の議論の場になりそうです。^^
by ZAPPER (2013-02-23 13:14) 
-------------------------------------


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 根室情報へ
にほんブログ村


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

ZAPPER

ご紹介ありがとうございます。

我が釧路市では、子ども達の学力向上のために「基礎学力保障条例」が施行されましたが、それに最後まで異を唱え続けたのが、こともあろうに釧路市教委の政策ブレーンである教育大釧路校の教授、それに校長会の会長、参事や指導主事連中等の学校関係者でした。

もうすぐ議会に提出される「釧路市教育推進基本計画」ですが、「基礎学力保障条例」が上位規程として先に成立したので明確な数値目標を盛り込むことになったのですが、その際にも彼らは徹底抗戦をして、実におかしな数値目標を設定してしまいました。

さて、そこへ出てきたのがこれ、道教委による《印籠》です。彼らの目論見を道教委が完全否定するところとなりました。(「釧路市教育推進基本計画」は制定される見込みですが、制定時点で《書き換え》が確定してしまうことになります)

根室市教委の皆様方は、ぜひとも我が釧路市教委のゴタゴタ劇を他山の石となさって、以後は誠心誠意仕事に打ち込んでいただきたいと存じます。次回の我が市の定例市議会も波乱含みです。良くも悪くも教育委員会改革の見本、日本最先端の議論の場になりそうです。^^
by ZAPPER (2013-02-23 13:14) 

ebisu

ZAPPERさんへ

だまってやらせておけば、こういう風に勝手に勇み足をして墓穴を掘ります。
外圧がないと教育大釧路分校の某先生のような「癌」は取り除けないものなのでしょう。

根室市教委もがんばってほしいですが、「教育推進基本計画」さえ作成能力がないようです。

by ebisu (2013-02-24 00:10) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0