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#2057 お経の最中に仏壇のぼんぼり電灯が消えた:夏の怪  Aug. 18, 2012 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 7月から50日間のうち、晴天は5日くらいしかなかったような気がする。今朝は晴天、霧や雨のない朝は本当に久しぶりだった。道路が濡れていない、絶好のサイクリング日よりだ、気温17度()9時45分)。でも、水分補給がままならぬ身だから、こういう日のサイクリングは避ける。2週間ほど続いていた口内炎と舌炎が今朝は少し緩和しているような気がする。胃がないから、食事はよく噛んでいただいてはいるのだが、体調がかんばしくないと口内炎を引き起こしてしまうようだ。唾液の量が減っているようだから、口内炎や舌炎に悩まされるのは唾液の分泌量の減少が関係しているのかも知れぬ。胃の全摘をして還暦を過ぎた人たちはみな似たような症状と仲良しになっているのだろうか。味の濃いものやスパイスが舌にしみて食事が難行苦行の類になるのには閉口である。生きていくのもなかなか苦労がある。(笑い)
 昨年のお袋の葬儀のときに体調を崩して体重が2kg減ったまま回復していない。
 たった2kgと思うだろうが、2000gも減ったと書くとたくさん減った気がするし、0.002tとかくと測定誤差範囲という気もしてくるから、人間の意識なんていい加減なものだ。体重を増やせる人がうらやましい。(笑い)

 さあ、ここからはこわ~い話しである。(笑い)

 先月下旬に家族と近くの親戚が集まりお寺でお袋の一周忌を済ませた。昨日は命日で、お坊さんが来てお経を上げてくれた。いつもよりひとつ別なお経が追加されていたようでありがたくも長い読経だった、その最中のこと、仏壇の中にぶら下がっている丸いぼんぼり電灯の右側がふっと消えた。タマが切れたのだと思った。お経が終わってお坊さんが帰り、タマを取替えなければならないなと思いつつ、食事の続きをして、タマを取り出そうと仏間に行ったら、電灯は二つともついていた。
 女房殿に話したら、「ふだんあなたがお線香あげないからお母さん怒っているのよ」、ああ、そうかもしれないと蝋燭に火をつけ、お線香をあげた。
 「ごめん」と心の中でつぶやきながら・・・

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通りすがり

もう今から30年も前の事です。女房の母が手遅れの胃癌でした。その年度から勤務する予定の旭川の病院で開腹と同時に手術室に呼ばれ、リンパ節にまで飛んでいる癌を見せられました。「打つ手がない・・・」とそのまま閉腹。その後ははは次第に衰弱。最後は末期癌特有の悪液質で50歳の生涯を終えました。当時女房のお腹の中には長女が居ましたが様々なストレスで流産の危険性があったために女房だけが札幌に戻り、小生だけが母親の葬式に参列することに。
我が儘な亭主のために散々苦労してやっとこれからが自分の人生・・・と言う時の不幸です。本人もさぞかし悔しかったのでしょう。葬式で喪主の父親が「皆様に見送られて〇〇子も満足だろうと思います」と挨拶した途端に向かって右側のぼんぼり(灯篭)がバタンと倒れました。風も無く勿論誰もぶつかっていません。
葬式が終わり札幌に戻り女房にその話をすると、女房は「母さん、よっぽど勝手なことばかりしてきた父さんに怒っているんだね・・・」とぽつりと呟きました。
by 通りすがり (2012-08-18 18:40) 

通りすがり

付け足し:
女房の実家は、父親が中学の教師だった関係で何時も教員住宅住まいでしたので自分たちの持ち家は有りませんでした。それでも、建築会社をやっている教え子のおかげで旭川に小さいながらも我が家を建てて間も無い時の出来事でした。
by 通りすがり (2012-08-18 18:48) 

ebisu

通りすがりさんへ

似たような経験ですね。
死んだ人間は小さな力なら現実に及ぼすことができるのではないかと、想像させます。

これから死ぬ方は、死んだらなにか合図を送ってみてください。
お茶目なことをしないで、静かにしているのもいい。
さて、自分の番が来たら、どうしましょうか?

胃癌の話しですが、わたしのケースはSRL病理検査報告書によれば「巨大胃癌とスキルス胃癌の併発」でした(病理診断医は知っているドクターのどなただったかうっかり確認を忘れていました)。リンパ節への転移がありました。大腸への浸潤も。典型的な「アケトジ」の症例でした。手遅れだったのです。
それでも生きているんです。先月の20日で術後6年たちました。開けたときに一瞬ためらった(手術を中止して閉じようかと思った)そうですが、腕のいい外科医ドクターGに感謝しています。内視鏡ですぐに癌の診断をつけてくれた地元の消化器内科医ドクターOジュニアと釧路医師会センター病院副院長だったT先生にも。

医術と薬はずいぶん進歩しているのですね。
全国のスキルス胃癌の患者さん、助かる場合もありますよ。
カテゴリー「C」に経緯を途中まで書きかけています。
by ebisu (2012-08-18 23:08) 

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