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#1842 14年ぶりのふぐちり Feb. 12, 2012 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 今夜はワイフとふぐちり。東京の某デパートからの品。あることの祝勝会ということでプレゼントしていただいたものだ。
 ワイフはお酒が呑めないので、東京にいたときもふぐちりを食べに連れて行ったことがなかった。わたしは酒を呑む友人たちと冬に何度か老舗の浅草三浦屋さんでふぐちりを食べた。刺身は大皿のもようが透けて見えるように飾り付けてあり、活きのよい根室の魚を食べなれた私にも、見た目と違って案外弾力が強いのでなるほどなかなか美味いものだと思った。

 一緒についてきたダシを土鍋に入れお酒を加えて煮立てたら、ふぐ、ハクサイ、豆腐、生椎茸、エノキダケなどを次々に入れる、煮立つにしたがっていい香りがしてくる。熱々のふぐを紅葉オロシをといたポン酢につけていただく、しっかりした歯ごたえだ。

 お酒は北の勝「搾りたて」、 酒を呑みながらワイフと二人で鍋を突っつく。途中で休憩して車を車庫に入れてリビングに戻ると、ふぐちりのいい香りが室内に漂っていることに気がつく。
 なつかしい、浅草三浦屋さんの香りだ。最後にあの店で食べたのは14年位前だっただろうか、S君たちを誘って。
 初めて行ったのは人形町で働いていた頃だから80年代初頭、まさか、根室でふぐちりを食べることができるとは思わなかった。
 ほろ酔い気分でふぐちりの感想をたたき出してみる。
 ワイフもとっても喜んでいた、ごちそうさま。

 食べ終わってから気がついた。ふぐは脂肪がないから胃の全摘をしている私にはとても食べやすい食材だということに。

*浅草三浦屋
 ホームページに写真が載っているが、こんなに狭い通りだったかな?広い通りで片側にあっただけのような気がしている。道路の反対側は暗かったような、ましてや道路の両側にお店があったなんて記憶はないのだが・・・狐につままれたような心地がしている。とにかく、最初にいったときとは違ってお店はずいぶんきれいになったようだ。
http://www.fugu-miuraya.jp/

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コメント 4

Hirosuke

創業が【ALWAYS '64】の世界ですね、
昭和38年って事は。

僕が生まれる3年前です。

>80年代初頭…僕はYAMATO高校生でしたよ、ちょうど。

僕の物語は、
まだまだ【中2時代】の最後の方。

なかなか【中3時代】に入れません。

by Hirosuke (2012-02-12 23:06) 

ebisu

そうですね、東京オリンピックの前年のことです。
団塊世代の私は中学3年生。
ビリヤードに夢中でした。
このころから頭の中で無限にビリヤードゲームが続けられました。
若い頃の集中力ってすごいものです。

還暦を過ぎ、身体はあちこち壊れていきます。
歳をとるということは情け容赦がないですね。(笑い)

じっくりおやりください。
楽しみは長い方がいい。
by ebisu (2012-02-13 00:11) 

Hirosuke

ところで、奥様は地元の方ですか?

それとも、東京?

「出会い」は如何様に?^^
         ↑
      「イカサマ」ではありません。

by Hirosuke (2012-02-13 23:59) 

ebisu

地元であるような、ないような…

転勤族で小学校2年生のときに花咲小学校(創立135周年)に函館から引っ越してきて、高校卒業と同時にまた転勤で小樽へ。
高校生のときからの付き合いです。
「1学年下の彼女」でした。だから、同期はほとんどの人が知っています。オープンでしたから。

わたしにもケースはまったく違いますが、ほろ苦い中学時代の思い出があります。
小学生のときの淡い思いでも。
高校時代は総番制度の廃止、坊主頭を強制する校則の改正、名札問題など、全国の学生運動に先駆けること2年、はでにやっていました。

「ヤマト高校♪合唱部」と読むと、中高の熱い時代を思い出します。
ほとんどの人が共感をもって読んでいるのでしょう。
by ebisu (2012-02-14 10:29) 

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