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#1604 釧路の小学校で夏季補習が始まった(3 ):月田釧路市議の補習授業参観レポート  July 30, 2011 [64. 教育問題]

  今日の北海道新聞に大楽毛小学校の夏季補習取材記事が載っている。釧路の月田市議が一番最初にレポートしてくれた学校である。

 保護者は圧倒的に歓迎のようである。大楽毛小学校と青葉小学校のレポートでは夏季補習について現場の先生たちにも異論がなかったし、保護者も歓迎している。では、いままでこうした行動を妨げていたのはなんだったのだろう?
 夏季補習は「労働強化」だとか、「過度な競争を助長する」「余計なことはするな」とか無形の圧力を現場の先生たちが感じていたということなのだろうか?
 だとしたらもう遠慮はいらない。なにしろ11名の超党派の「釧路市基礎学力問題研究議員連盟」が名乗りをあげ、学力向上を進める先生たちを全面的にバックアップしてくれる。状況は変わったもう誰にも遠慮はいらぬ。智慧を絞ってこの地の子供たちの学力向上に取り組んでほしい。
(釧路市基礎学力問題研究議員連盟には民主党のみ不参加である、民主党釧路支部と根室支部はいつまでも地元の子供たちの基礎学力向上に背を向けていているのだろうか?こうした優柔不断に恥ずかしい思いをしている民主党員のほうが圧倒的に多いのだろう。)

 釧路市議月田議員の3回目の現場レポートを紹介する。
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51614480.html#comments
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2011年07月29日

第1874回 学力テストを無視しない

f9052132.jpg 何と3日連続でサポート学習の視察・参観。
 今日は、釧路市の伝統校である2校(旧日進小・旧東栄小)と旧柏木小の一部が統合した釧路小学校を見て来ました(5日間日程の4日目)。

 その昔、転勤族が多く居住する地域性(旧日進小)もあって、市内でもトップクラスとの評判があった同校も、今や中位の上(校長自身の評価+実感で)レベル。
 しかし、何とか往年の地位を回復したいという願いは、今も尚強いものがあるとのことです。

 さて、同校のサポート学習対象学年は4~6年生。
 参加率は、4割前後といったところでしょうか。
 3年生以下を除外したのは、保護者に共稼ぎ世帯が多く、基本的に3年生以下の子ども達は朝から児童館に通うことから、両機能の連携まで至らなかったのがその理由。
 冬休みに向けては、学校での補講⇒児童館の流れをスムースに運べるように、関係機関との調整・検討を進めたいということです。
 もしくは、全校児童の登校日=サポート学習の日にするとか・・。

 補講の工夫としてオリジナル性が光ったのは、過去4回にわたって実施された全国学力テストの問題用紙を6年生復習用のプリントに活用したこと。
 一部に、同テストへの不参加を求める運動が依然としてある中、敢えてそのテスト問題に取り組むとした姿勢は、校長先生の断固たる決意が表れていて、実に頼もしい限りでした。
 「学力テストは学校教育の全てではないが、重要な一部であることは間違いない」と訴え、担任の先生達からの理解を得たと。

 それ以外の教材は、同校もベーシック問題のプリントと夏休みの宿題。
 中には、家庭学習で使っている通信教育のテキストを持参している児童もいました。

 次回以降の課題は、やはり「来て欲しい子ども」の参加率向上。
 4年生では、特に個別指導が必要な児童のために、別室での対応を用意していたのに、今日その部屋で勉強していた児童は僅か2名。
 校長先生は、登校日方式であれ何であれ強制力の働く方法を取り入れ、低学力の児童をフォローすることを最優先にして冬休みにおける改善を図りたいと語っておられました。 

 教職員の反応は、同校も全員が前向き。
 サポート学習に反対する意見は全くなかったとのことです

 素直に心から嬉しく思います。
 ありがとうございます。
 今後とも、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

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 新聞記事にもあったが、基礎学力の足りない生徒たちを強制参加させていないことに効果を疑問視する声があることは事実だし、私たちもそのように見ている。
 冬休みの補習ではこれらの点が考慮されてさらに効果的な補習になるのだろう。やりながら直していけばいい。民間会社は常にそうした改善努力で顧客の要望に応えている。
 学力向上という点では学校も私塾もやることにたいした差はない。要はどれほど効果的にやるかだ。

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