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#1458 原子力発電の実態(1):日立1級プラント配管技師の告発 Apr.2, 2011 [13. 東日本大震災&福島原発事故]

 今回はお友だちのZAPPERさんの明光義塾愛国教室ブログに載った記事の転載である。
  学者には原発の実態は分からない。それを知る者は現場の技術者である。これは第一級の資料だ。筆者は1997年に癌で亡くなった。ご冥福を祈りたい。
 テレビが原発報道をしているが、そのほとんどが原子力発電の実態や事実を伝えていない。マスコミ報道はまるで、洗脳である。ネットを使ってこのような状況を打開しようとする人々が増えている。わたしも微力ながらその環をつなぐために協力したい。

 この、技術者平井憲夫さんの『原発がどんなものか知ってほしい』をあまねく中高生に読んでもらいたい。これはあなたたちの世代とその子供や孫の世代の大問題なのだから。そして私たちの世代が如何に好い加減であったか、たいへん申し訳なく思う。

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「原発の真実(元原発職員の告発)
元原発職員(平井憲夫さん)が、蓄積被爆でガンになり亡くなる前に綴ったレポートです。
●原発がどんなものかを知ってほしい(全)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

言葉がありません…
今回の事故は、起こるべくして起こった。
私自身、実に不勉強かつ無知でありました。
ご冥福をお祈りすると同時に、勇気ある告発に対して心よりの感謝を申し上げます。

ぜひ、ご一読を。

三木

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明光義塾愛国教室ブログ
http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51772579.html


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コメント 5

ZAPPER

ご紹介ありがとうございます。
本当に、心の底から多くの中高生に読んでもらいたいと思っています。
でもしかし、ここまで基礎学力レベルが低いのならば、読む気すら起こらないだろうし、読んでもなかなか理解できないという悲しい現実があります。
この国の恢復を担うのは若者たちなのですが。
by ZAPPER (2011-04-02 21:04) 

もやしさんま

まず大人が読むべきだと思いました。それも理解力のある大人が。予感は何となくあったのだけれど結局立ち上がらなかった大人達が。猛省するために。そして棺桶に入るまではこの国の回復を担うために。
まず「危険だけれど必要なんです」と言わずに「安全だから大丈夫」と言っていた人たちが責任をとって本当のことを言えるようにしたいです。

大人の背中を見て子供は育つ??
自分達の命にかかわることと気付けば子供達も読む気になるのではと期待してます
でも「死ぬ時は死ぬんだからしょうがないでしょ」と読む気にならないのではとも危惧します。
どんな人でもどう言っていた人でも生きる時も死ぬ時も、なるべく苦しい思いはしたくないはず、というのは真実です
でも肉の痛みより心の痛みを怖れる人は美しいと思います

by もやしさんま (2011-04-03 08:34) 

mami

こんにちは。私、20歳ぐらいの頃に反原発の運動をしていたことがあります。STOP六ヵ所とか署名運動とかネットで反原発・地雷撤去のサイトもやっていました。

きっかけはアングラな映画です。「バリゾーゴン」って、お粗末な映画でしたが、私には衝撃的でした。ワゴン1台で映写機積んで、各地を周っていました。文化会館の小ホールで。ひやかしのおばちゃんぐらいしかいなくて。高校生の時に同じ映画監督の「ザザンボ」がありましたが、こちらはなぜか人気に(苦笑)。

内容は割愛しますが、福島でのお話でした。フィクションでもあながちうそではないのかな?というレベルです。検索すれば、少しは内容が出てくるかと思います。

こんなサイトもあります。

日本の原発奴隷
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

原発で働いているのは、下請け、孫請け、日雇い労働者等が多いですから・・・。誰かがしなければならない仕事であることに変わりません。今も現場で業務に当たられているのは関連企業の方たちばかりです。

いずれ、被曝量で人材は枯渇するでしょうから、その後どうするのかを東京電力と政府は打開策を考えているのでしょうか?疑問が残ります。


by mami (2011-04-03 11:12) 

ebisu

もやしさんまさんへ

>まず大人が読むべきだと思いました。それも理解力のある大人が。予感は何となくあったのだけれど結局立ち上がらなかった大人達が。
>猛省するために。そして棺桶に入るまではこの国の回復を担うために。

その通りです。そういう大人のあなたも読んでくれたでしょう。私も読みました。
そして、毎日電力を消費しているみなさんにその電力生産の実態を知ってもらいたい。ネット上でそのような情報の環をつなぎたい。

そしてやはり、中高生に読んでもらいたい。団塊世代の私たちとは比べものにならない被害を受けることになるのは、あなたたち。
中高生に読んでもらうためにわたしにもできることはあります。
大人がなすべきことをなし、背中で語るということも大事ですね。
もやしさんまさん、いい忠告をありがとう。

by ebisu (2011-04-03 11:59) 

ebisu

mamiさん

20歳のころは"過激な行動派少女"だったのですね。
時代に先駆けて物を言うことは孤立を意味します。
そういう孤独に耐えられる人は少ないのでしょう。

反原発の時代が、大きなうねりがいま来ています。これを逃してはならないのでしょう。
「日本の原発奴隷」全文読みました。ブログでは取り上げてはいませんが、メールでたくさんネット上にぶら下がっている資料のURLをいただき、片っ端から読んでいます。

電気を消費している人はすべからく電力生産の実態を知るべきです。知る義務があると思うのです。
わたしのブログに載せられるのは、それらの中から私が眼を通したもの、そして必要と私が判断した資料のみ。
本当は全部アップしたいのです。でも、全部を読み通すのはたいへんです。一部を採り上げることで全体の見通しや、全体を想像することができるはずです。
こうしてブログに書き綴ることで、いままで原子力発電に無関心だった私を含めて、ただの市民がこれらの資料に目を通す機会になれば幸いです。

>いずれ、被曝量で人材は枯渇するでしょうから、その後どうするのかを東京電力と政府は打開策を考えているのでしょうか?疑問が残ります。

これは、いま福島1号原発で作業に当たっている関連企業や下請け企業の数百人の作業員たちのことでしょう。もうすぐ1ヶ月になります。現場作業員の被曝量はどれほどになっているのでしょう。食事や水も満足ではない実態が報道されていました。原子力保安院や原子力安全委員会メンバー、なにより経済産業大臣と副大臣は現場調整に現地へ赴くべきです。
いまだに「ただちに健康被害が出るレベルではない」といい続けているのですから、ならば現場指揮せよ。枝野官房長官も海江田経済産業大臣も嘘は好い加減にしてもらいたい。子供たちへの教育上実に悪い。
by ebisu (2011-04-03 12:19) 

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