#1147 おーいサンマどこいったい？(2) Aug. 5, 2010

　7月28日に同名のタイトルでブログを書いた。刺し網漁に続いて、小型棒受け網漁が解禁になったが、水揚げはほぼゼロという。水温が上がって処置なしのようだ。サンマが群れをつくらないらしい。サンマ水揚げ日本一の看板はどうなる？

　大衆魚の代表のサンマは今年はこのまま不漁で終わるのか？海水温が下がるのは1ヶ月後だというから、サンマ祭りのころには間に合うだろうな。しかし漁期が短くなると量が上がらないから、水産加工業者にとっては痛手だ。仕入れ単価が高いと加工に回すにはリスクが大きい。買えない業者も出てくるだろう。

　去年のいまごろなら「魚信」では店の前にサンマの発泡スチロールの箱を山積みして、トラックが日に何度かサンマを積んで行った。地方発送用のサンマの白い発泡スチロールが店先にはまったくない。「根室スチレン」も売上が減っているだろう。

　大好きなサンマが不漁、これは困る。朝市場に上がった新鮮なサンマを焼いて、熱々のところに醤油をジュっと音をさせてかけ、箸で突っつく。北の勝「大海」をちょっと呑みながら、太って脂の乗ったサンマに舌鼓を打つ。う、う、うまい！
　あ～あ、このままだと夢に見そうだ。何度か食べたが痩せてほっそりしていた。

　早くコイコイ、サンマの群れ！

*7月28日#1134
　http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-07-28