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オリンピック500メートル:天と地 #910 Feb.18, 2010 [82.言葉のアンテナ]

 長島が男子500メートルで銀メダル。おめでとう。
 1年前にテレビ取材に答えて、

「負けたら引退します。迷惑じゃないですか」

 負けたらもう限界、そのときは潔く引退し、自分より若い者に道を譲るげきだという思いだったと推測する。長島、いい奴だ。

 16位に終わった岡崎朋美(39歳)の敗戦の弁。

「順位的に言えば、過去最低の順位になっちゃったんですけれども、練習で調子よかった分、気持ちが自分に期待しすぎちゃって。結果は結果なので、受け止めてます」

 この人は何歳なのだろう? 
 心のあり方の差なのだろうか?

 日本人の美質とは何か、
 いろいろ考えさせられる二人の対照的な発言である。

 長島は1000m、38位に終わった。
  岡崎の1000mはこれからだ。

 ついでに書いてしまうが、スノーボード・ハーフパイプは米国のショーン・ホワイト選手が圧倒的強さを誇り48点、2回連続で金メダルだった。彼が開発し彼だけしかできない技、ダブルマックツイスト、まるで羽が生えているような高さと回転で、パイプから飛び出した姿が重力から解放されたように一瞬に見える。そして着地の巧みさと安定感、センスが違う。
 ネクタイ着用のレストランにジーンズ姿でというような非常識、腰パンで叩かれた国母は35点で8位、技術の差は埋めようもないほど大きい。金メダリストが強すぎるのだろう。
 19歳の青野は9位、よく健闘した。

*ネットニュースから

 「バンクーバー五輪 スピードスケート男子1000メートル」(18日)
 トラブルに泣いた。男子500メートル銀メダルの長島圭一郎(日本電産サンキョー)が出場。ブービーの37位に終わった。スピーカーから流れる号砲の音がハウリングし、高い音を発生。それをフライングを告げる音と混同しレースをやめた。4レース後に再レースとなったが、さらにスタート時間が2分遅れるドタバタ劇で集中力を欠いた。
 長島は500メートルでも製氷車の故障で、レース開始が1時間以上も遅れるトラブルに見舞われている。

*女子1000mの結果(2/19)
 バンクーバー 18日 ロイター] バンクーバー五輪は18日、スピードスケート女子1000メートルを行い、小平奈緒が1分16秒80のタイムで5位に入賞した。
 そのほかの日本勢は、吉井小百合が1分17秒81で15位、岡崎朋美が1分19秒41で34位。注目の15歳、高木美帆は1分19秒53で35位だった。


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