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作業療法士 #861 Jan.12, 2009 [A8. つれづれなるままに…]

 何時から雪が降っていたのか、仕事が終わって帰ろうとしたら車のフロントグラスが雪ですっぽり覆われていた。軽く雪をはらって家路につく。道路は5~10センチほどつもっていた。気温はマイナス2.1度、昨夜のマイナス6.0度にくらべるとシバレはゆるんでいる。風は北からゆったりとり吹き、雪は飛ばされずに深々と積もっている。

  今日が火曜日だから3日前のことだ、家の前の歩道と車道の境目当たりの氷を剥がしていたら、車が止まった。窓を開けて、笑顔が覗き込み元気な声が飛んだ。

「先生!」
「お、久しぶり、帰っていたのか?」
「正月休みがようやく取れました」

お母さんが運転する車に載ってどこかへ行く途中だった。「先生、顔色いいね」と元気を分けてくれた。さすが作業療法士だ、心遣いが板についている。
 彼女は時事英語の授業を始めたときの最初の生徒、専門学校に進学し作業療法士の国家試験に合格、道央のある市の病院に勤務している。
 この不況下、なかなか就職が決まらない人が多いが、すんなり就職できたのでラッキーなほうだろう。もちろん本人の努力もある。
 
 専門学校の授業は楽ではないし、3年で国家試験を受験して合格するためには授業にきちんと出席し、受験勉強もそれなりに身を入れてしなければならない。3年間真面目に努力を惜しまなかったからこその成果だが、真面目に一生懸命やっていても成果が出ない場合もある。まだ就職できていない人も、きついときにこそ人は鍛えられると信じてまた一年頑張ってほしい。

 お父さんが一時健康を害され、入院したと聞いた。もう元気になって仕事をしているという。この点では私も同じだ。無理をせずにゆったり仕事をしてほしいと願う。

 人は仕事をすることで元気をもらっているのかもしれない。誰かの役に立つことで元気をもらうのは男女を問わない。生来怠惰にできていてできそうにないが、いつか終わりが来るときには前のめりに倒れたいものだ。

 さて、明朝は雪掻きだ。除雪費用を使いきったところもあるというが根室はまだ大丈夫だろう。冬はこれからが本番である。
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