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今冬多い季節はずれの雨と北海学園入試問題 [62. 授業風景]

【今冬多い季節はずれの雨】
 今日も雨が降った。夜9時半の気温は2.6度だった。道路は雨にぬれてオレンジ色の街灯に照らされて黒く光っていた。外に出ると、桂木の浜から遠く波濤の打ち寄せる音が橋を通る電車の音のように響いてくる。成人式が順延になったがあの日も雨が降っていた。クリスマスも雨だった。
 どうしてこんなに冬に雨が多いのか?然別湖コタン(湖上に氷で建物を作るお祭り)は今年はできるのだろうか?湖がしっかり結氷しないとできないから開始が遅れそうだ。
 ちなみに、高校卒業まで根室で冬に雨が降った記憶が私にはない。あるいは今のように雨の降ることがあって忘れているのかもしれないが、少なくともこれほど頻繁に冬に雨が降ることはなかっただろう。

 30年後には温暖化が進み、別海でお米がとれるほどになるのだろうか。別海の酪農家が平均200町歩の大規模農家と假定し、反当り6俵なら年間720トンのお米がとれる計算になる。10キロ当たり3,000円とすると、2.1億円ほどの収入となる。しかし、根室の海からチカがいなくなって鯵が釣れるなんていうのは、ありがたくないな。
 
【北海学園入試問題】
 生徒が北海学園の入試問題をやっていた。コンビニに関する論説文だった。1927年ダラスに世界初のコンビニエンス・ストアができたと書いてある。日本ではこの30年ほど40000店を数えたのが2004年と書いてあったか。都市部では飽和状態で、売上を増やすために地方への出店が相次いでいる。根室も今日5店目のセブンイレブンが今日(1/23)光洋町に開店した
 ampmやローソンは根室では馴染みがないが試験問題には採り上げられていた。ヤング向けではなく、客層のセグメントを徹底した「女性による女性のためのコンビニ」も載っていた。たしか
   Happily (アドレス:http://blog.fujii.org/?eid=405661
という名前だった。通常のコンビに製品の他に化粧品を並べ、DVDのレンタルと本の販売もやっていると問題文には書いてあった。
 このように入試問題もなかなか内容が面白いものがある。Marketing担当の先生による出題だろうか?
 生徒の関心はどうしたら点数を上げられるかだが、パラグラフ単位で攻めていけば存外簡単に正解へ行きつける。長文は3年分もやれば要領がつかめるだろう。短文問題は目の付け所を解説したから何度かやって70~80点を目指してラストスパートをかけてもらいたい。昨日今日とそれぞれ3時間ほど勉強していた。様子を観察していると、少し肩の力が抜けたようにみえるが、それでいい。力みが抜けたときに本来もっている力が100%発揮できる。

 2009年1月24日 ebisu-blog#502
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