光洋・柏陵・啓雲中学の体育祭

　　　　　　光洋・柏陵・啓雲中学校体育祭
　啓雲・光洋・柏陵の体育祭があった。朝のうち霧がでていたが、6時丁度に光洋中のグラウンドから花火が上がった。「シュルシュル・・・ドーンドンドン」、「体育祭をやるぞ！」の合図である。
　8時半過ぎに光洋中のグラウンドまで見に行った。開会式に次いでラジオ体操。塾生の顔を確認する。徒競走いくつかに出場して合計1100㍍走ると言っていた生徒の姿が確認できなかった。3年生の生徒がこちらに気がついた様子で、双眼鏡の中でニコニコ笑っている。

　2年生のクラス対抗リレーに先生たちが参加して、4組の競争となった。途中ではっきり差がついて、誰が良いとか悪いとか、判然としないレース模様、和気藹々と楽しそうだった。数学のY先生、あまり一生懸命に走って大変そうに見えた。救急車が必要なことにならなければと、心配しながら見ていたが、しっかり走りきっていた。何はともあれ、ご苦労様。
　3年生のリレーには一組父兄が参加していた。これはなかなか足に自信のある人ばかりで、メタボ症候群らしき人は一人もいず、結構速かった。あんまりムキにならずに同じくらいのペースで、レースを面白くしてもいいのかな？でも、走り出したら、競争心むき出しになる、本気で走っていた。これはこれで面白かった。

　11時半を過ぎたら、次々とトレーに入ったお寿司をグラウンドに持ち込む人が増えた。昨日の雨で少し湿ったグラウンドは太陽に照らされて陽炎が立ち、徐々に乾いていった。だから、何も炎天下でおすしを食べなくてもと思ったが、いりいろ作るのも面倒なのは事実。手作りよりは、買ってきたほうが便利と言うことだろう。体育祭や運動会にはお母さん方の手作りオニギリが一番似合っているのだが・・・厚焼き玉子をおかずにオニギリをほうばる、センスが古いかな？

　柏陵中には午後から行った。1年生女子のリレー、塾生全員の走る姿を確認した。それぞれ個性的だった。背の大きい人が３人、小ぶりなのが2人、それぞれ一生懸命走っていた。日焼けした顔が印象的だった。
　1年女子の10人11脚は1組が速かった。ぜんぜん崩れずに一気にゴール。あれは相当練習したな。2年生男子の10人11脚は勢いよく飛び出したチームがゴール近くでこけて最下位となった。最後から来たチームがトップでゴールした。
　３年生の10人11脚（プログラムには「足並みそろえて」と載っていた）は真ん中辺りにいた○○君の辺りで崩れた。がっかりした顔でゴールインしていた。しばらく組んでいた肩から手が離れなれず悔しそうだった。そこそこ練習したが、練習の成果が出なかったのだろうか。受験勉強のほうは準備がすべてだから、今夜も勉強するように。まだボーダラインを脱しきっていない。これから半年、走り続ければ余裕で目標に届く。安全圏に入って早く安心させてくれ！それからもう一言。期末テスト社会98点は上出来だった。点数もさることながら、答案の中身がよくできていた。以前の君とは別人のようだった。確実に進歩しているようにみえた。英語と数学でもやってみろ。社会でできたことは、英語でも数学でもできる。やればかならず結果がでる。
　2年生のクラス対抗リレーは最後から2番目のプログラムだった。走っている途中で帰ってきたがどうなったかな。明日結果を聞くのが楽しみだ。バスケット部は二人ともすばしっこそうだし、野球部の二人も速そうだ、スイミングをやっている奴は陸上でも速いのだろうか。この一年背がずいぶん伸びて足が長いから速いだろうな。

　一時、霧が立ち込めることがあったが、太陽の照る良い天気だった。気温は20度ほどもあったのではないだろうか。この1ヶ月では一番暖かい日だった。例年、グランドで観戦する父兄は冬のコートを来て膝から下は毛布にくるんでいるが、今日は風も弱くほとんどの人が毛布をかけずに観ていた。体育祭日和の穏やかで暖かい一日である。生徒の笑顔が日焼けしていた。あっというまの中学三年間だが、楽しい思い出の一日を刻めたのではないだろうか。

　　　2,008年7月１3日　　　ebisu-blog#224　
　　総閲覧数：　20,950/230 days　(7月13日19時15分)