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琉球泡盛「八重山」を呑む [86.酒と肴]

2,008年2月7日   ebisu-blog#076
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 沖縄限定発売、石垣島産「八重山」という琉球泡盛を呑みながらブログを書いている。ある人が那覇空港から送ってくれた。今日届いたばかりの品だ。
 ひとめぼれを原料米に使った贅沢なつくりの蒸留酒である。大吟醸酒を蒸留したらこういう味になるだろうな。
 お酒の好きな人にはこれだけ説明すれば充分だろう。呑んだつもりになっていただけたのではないだろうか。
 口に含んでくちゅくちゅと転ばせて楽しむ。ゴクッと飲み下し鼻に抜くと、喉と鼻とに大吟醸酒をギュッと濃くした芳醇な香りとコクが、スーッと広がりをみせた。口中には品の良いコウジの余韻が除夜の鐘の残響のごとく鳴り渡る。うっ、う~まい焼酎だ。
 さてさて、大麦が原料の宮崎県産の「百年の孤独」と比べたらどうだろうかと気になりはじめた。頭の中ではもう試飲が始まっている。考え出したらもう呑まずにはいられない。矢も立てもたまらず、我が家の「酒蔵」からとっておきの焼酎「百年の孤独」を出してきた。久しぶりだ。フロストボトルに淡い茶色で美しい。
 比較しながら楽しむ。原料の種類が違うので比較がしにくいところがあるが、「八重山」がワンクラス上のようだ。最上級のスコッチを凌いでいる。
 寝かせないでこれだけの味がでるのは原料が二重に贅沢だからだろう。味と香りから推して、原料米の精米歩合は50~55%、それを原料に醸造したお酒をさらにスチルポットで蒸留した贅沢さ。一人飲ませてみたい奴がいる。酒にうるさい同級生がいる。なんというだろう。是非感想を聞きたいものだ。
 今夜は無粋な話はやめた。根室の財政問題を論ずるつもりだったが、酒の余韻を大事にしたい。うまい酒は仲間とともに楽しく飲むか、独り静かに飲む。
 kさん、ごちそうさま。


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