#5134 "t"音の脱落・変化例② Dec. 23, 2023 [49.1 英語音読トレーニング]
NHKラジオ講座大西泰斗先生の「英会話」から。
12/19放送分のテキスト、「レッスン173」。
I won't let you down again.
脱落部分を[ ]でくくると次のようになっていました。
I won'[t] le[t] you down again.
アイ・ウォン・レ・ユー…
12/19放送分のテキスト、「レッスン173」。
I won't let you down again.
脱落部分を[ ]でくくると次のようになっていました。
I won'[t] le[t] you down again.
アイ・ウォン・レ・ユー…
12/20放送分のテキスト、「レッスン174」。
I'm going to be a teacher no matter what it takes.
I'm going to be a teacher no matter what it takes.
この文の最後の節が次のように発音されていました。
Whati[t] takes
ワ・リ・テイクス
taは「ラ」、tiは「リ」、tuは「ル」、teは「レ」、toは「ロ」となります。
tが連続しているので、ひとつ脱落します。
d音の脱落事例。レッスン174の文から。
Beethoven an[d] Brahmus.
andは速くなると、消失しますが、強調するときd音ははっきり発音されます。
わかりにくかったのは、次の文です。
I was planning on going , but it was hard to travel abroad at that time.
この文の次の部分が...
but it was hard to
バ・ウィル・ハード・ツー
速くなるとbe動詞は音が脱落しますが、これは完全には脱落しておらず、変化していますが、何がどのように変化したのか途中の過程がわかりません。
わかる方は教えてください。
―追伸―
『リスニングのお医者さん』で調べてみました。
「子音が続く場合は、前の子音は聞こえない」p.52
⇒ What it takes
「tが母音に挟まれると「ラ行」に聞こえる」p.148
better:ベラ―
butter:バラ―
cutter:カッラー
cotton:コロン
latter:ララー
litter:リラ―
letter:レラー
matter:マラー
kitty:キリ―
pretty:プリリー
pattern:パラン
pity:ピリー
音の変化や脱落のルールを知らなきゃ、リスニング力はなかなか上がりません。シャドーイングやオーバラッピングトレーニングをするのと並行して、『リスニングのお医者さん』のような本を使ったリエゾンや脱落のような音の変化に関するルールを知っておくことはシャドーイング力やリスニング力を強化するのに役立ちます。
小学生は口の形のトレーニングからしっかりやるのがおススメ。たとえば、wonderful。wの発音は口をとがらして前に突き出し、f音は上の歯を軽くした唇に当てて”ワンダーフォー”。日本語と英語は口の形が違います。RとLの発音も口の形と舌の位置を常に意識して発音していると、リスニングでしっかり聞き分けられます。これをいい加減にやると中高生になってからでは癖がついてしまっているので、なかなか治らないということになります。いま、小3から英語授業を導入していますが、すこし心配です。以前から、小学生で英語をやっている生徒たちの1/3くらいは英語嫌いになっていましたので。
<余談-1:音読トレーニング>
NHKラジオ英会話でシャドーイング、オーバーラッピングをしています。シャドーイング10回目くらいからテキスト見ないでやれますから、オーバーラッピングに切り換え、息とリズム(強弱・緩急)がお手本とピタッと合う感触を楽しみます。同じやり方で30回は退屈であくびが出ますから、意識を集中させる事項をその都度切り換えたら、飽きずに30回やれます。たとえば、冠詞に集中して読む、前置詞に意識を集中して読む、リエゾンに意識を集中する、音の脱落部分に意識を集中するという風に、自分で工夫してみてください。
Whati[t] takes
ワ・リ・テイクス
taは「ラ」、tiは「リ」、tuは「ル」、teは「レ」、toは「ロ」となります。
tが連続しているので、ひとつ脱落します。
d音の脱落事例。レッスン174の文から。
Beethoven an[d] Brahmus.
andは速くなると、消失しますが、強調するときd音ははっきり発音されます。
わかりにくかったのは、次の文です。
I was planning on going , but it was hard to travel abroad at that time.
この文の次の部分が...
but it was hard to
バ・ウィル・ハード・ツー
速くなるとbe動詞は音が脱落しますが、これは完全には脱落しておらず、変化していますが、何がどのように変化したのか途中の過程がわかりません。
わかる方は教えてください。
―追伸―
『リスニングのお医者さん』で調べてみました。
「子音が続く場合は、前の子音は聞こえない」p.52
⇒ What it takes
「tが母音に挟まれると「ラ行」に聞こえる」p.148
better:ベラ―
butter:バラ―
cutter:カッラー
cotton:コロン
latter:ララー
litter:リラ―
letter:レラー
matter:マラー
kitty:キリ―
pretty:プリリー
pattern:パラン
pity:ピリー
音の変化や脱落のルールを知らなきゃ、リスニング力はなかなか上がりません。シャドーイングやオーバラッピングトレーニングをするのと並行して、『リスニングのお医者さん』のような本を使ったリエゾンや脱落のような音の変化に関するルールを知っておくことはシャドーイング力やリスニング力を強化するのに役立ちます。
小学生は口の形のトレーニングからしっかりやるのがおススメ。たとえば、wonderful。wの発音は口をとがらして前に突き出し、f音は上の歯を軽くした唇に当てて”ワンダーフォー”。日本語と英語は口の形が違います。RとLの発音も口の形と舌の位置を常に意識して発音していると、リスニングでしっかり聞き分けられます。これをいい加減にやると中高生になってからでは癖がついてしまっているので、なかなか治らないということになります。いま、小3から英語授業を導入していますが、すこし心配です。以前から、小学生で英語をやっている生徒たちの1/3くらいは英語嫌いになっていましたので。
<余談-1:音読トレーニング>
NHKラジオ英会話でシャドーイング、オーバーラッピングをしています。シャドーイング10回目くらいからテキスト見ないでやれますから、オーバーラッピングに切り換え、息とリズム(強弱・緩急)がお手本とピタッと合う感触を楽しみます。同じやり方で30回は退屈であくびが出ますから、意識を集中させる事項をその都度切り換えたら、飽きずに30回やれます。たとえば、冠詞に集中して読む、前置詞に意識を集中して読む、リエゾンに意識を集中する、音の脱落部分に意識を集中するという風に、自分で工夫してみてください。
毎回30回で、数取器でカウントしています。ようやく960回ですから2か月たったことになります。今日、ラジオ英語講座の「タイムトライアル」を聞いてみたら、以前よりもちゃんと聞こえて、シャドーイングが楽になっていました。同じ文を体に沁みこむように繰り返すトレーニングが好いようです。きっと英語のリズムが身に染みてくるのでしょうね。
カウントが5000回(480回/月なので11か月後)を超えたときに、耳と口と脳の反応がどうなっているのか楽しみですね。
<余談-2:英作文問題と解説集作成作業の進捗状況>
ラジオ英会話1月号を英作文問題に改作して、入力が完了しました。1486回、A4判で1733ページ。
明日は年賀状書きをしようと思っています。
にほんブログ村
今手持ちの本を見たら、音の脱落やリエゾン、変化は次の2冊の本の解説がよさそうですから、目を通してみます。
『お医者さん』の方はリエゾンのルールを詳しく解説しているので便利ですね。長文トレーニング用の本もこの著者は同じシリーズで出しています。
これはライフワークです。「A2.マルクスと数学」というカテゴリーにまとめてあります。
カウントが5000回(480回/月なので11か月後)を超えたときに、耳と口と脳の反応がどうなっているのか楽しみですね。
<余談-2:英作文問題と解説集作成作業の進捗状況>
ラジオ英会話1月号を英作文問題に改作して、入力が完了しました。1486回、A4判で1733ページ。
明日は年賀状書きをしようと思っています。
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今手持ちの本を見たら、音の脱落やリエゾン、変化は次の2冊の本の解説がよさそうですから、目を通してみます。
『お医者さん』の方はリエゾンのルールを詳しく解説しているので便利ですね。長文トレーニング用の本もこの著者は同じシリーズで出しています。
これはライフワークです。「A2.マルクスと数学」というカテゴリーにまとめてあります。
#5117 公理を変えて資本論を演繹体系として書き直す① Nov. 18, 2023
2023-12-23 18:52
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