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#5001 タイパ重視の功罪②:メリット Jun. 21, 2023 [47.6 タイム・パフォーマンス]

 弊ブログ「#5000 タイパ重視の功罪①」に続いて同じテーマで2本目のアップ。
 新型コロナmRNAワクチンの副作用と免疫学について、10本の解説記事をアップしたが、関連する情報をネットで検索して読んで学習していた。頭の中に色々な情報が詰め込まれて、整理が追い付かない。読んだ記憶があるが、どのサイトだったのか内容を再確認する必要もでる。最初のうちはA4の紙に要点をメモってファイルしていたが、もっと簡単にやる方法はないか、考えていた。

 そこで、読んだサイトの記事をワード文書に貼り付けることを考え付いた。イラストで美しく図解しているサイトはそのまま貼り付けられる。免疫学やワクチン副作用関係の文献・サイトを貼り付けたワード文書はA4判で70頁を超えた。こうして数時間で、私用の免疫学の小さな教科書ができあがった。ピックアップした記事には最先端の学術論文が含まれており、イラストで確認しながら読むと、理解が速い。こんなものを手で書き写したのは60年前の中学生のころの理科の授業の時のことで、2023年の現在はコピペという便利なツールを利用しない手はない。
 書くというのは、書くだけで8割がたは覚えてしまえるから、効率が悪くても、記憶に定着させることや、知識の整理にはとっても役に立っている。高校時代はそういう勉強の仕方を「サブノート」と呼んでいた。公認会計士二次試験勉強はそういう風にしてやっていた。
 誰でも使える、比較にならない便利なツールがあります。いい時代になりました。

 mRNAワクチンの副作用に関する文献を漁るうちに、重要事項では英文の一次資料(ファイザー社のワクチン製造に関する公表資料)を確認する必要も出てきた。それも、コピペで処理。反ワクチンを提唱する数人の人たちがSNSで発信している記事が2次資料を基にしていて、一次資料を確認していないことがわかった。
 学術論文や新聞記事の中にはコピペできないものもある。そうした場合にはタイピングして書き写すしかない。

 ネット検索で、好奇心で集めた情報はだけでは、集めた知識群に「芯」がなくて気持ちが悪いので、『免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか』というタイトルの本を読んだ。これは三色ボールペンを引きながら読み、随所にメモを書き込みながらやっている。古いスタイルだ。(笑)

 わたしもタイパを考えながら、その功罪を意識して学習している。



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