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#4914 歯のトラブル発生 Jan. 24, 2023 [38. cancer]

 スキルス胃癌で胃と胆嚢の全摘手術を2006年にしているので、歯のトラブルと治療の仕方は大げさに言うと命にかかわるのです。胃がないので、口の中で十二分に咀嚼して唾液と混ぜないと食べたものが消化できずに腸に炎症が起きます。腸の炎症は口内炎を引き起こします。すると食べる量が減り、体重が減り、体力が次第に失われます。

 1/18水曜日に夕ご飯を食べているとき、歯が取れた感触がありました。ゆっくり舌で探ってみると、左下6番が抜けています。口の中から抜けてしまった歯を取り出し、鏡で見たら、あったはずの歯がありません。ショックでした。老化とはいえ、こんなに簡単に抜けてしまったことがショックでした。12月には3本ブリッジが折れて抜けて、抜歯して仮歯を入れて応急処置をしてもらったばかりでした。翌日木曜日は休診日なので金曜日の朝に電話を入れました。午後3時半に診てくれるというので、ほっとしました。
 左下の奥歯のインプラント手術を12/13にしているので、6番が抜けると左では噛めないのです。右側は3本ブリッジが破損して1/4に抜歯して、仮歯で応急処置中。
 
 抜け落ちた歯を持参しました。歯の根っこが残っているようなので、残った部分を抜歯しなければならないだろうなと覚悟していきました。H先生が来る前に顔馴染みになった歯科衛生師に抜けた歯を見せたら、患部を確認して「くつくかもしれない」というのです。H先生が来て、「抜歯ですよね?」と訊いたら、「修復できます」とうれしい答えでした。どんなマジックがあるのかと思ったら、芯ごと抜けただけで、歯の土台はしっかり残っていますと説明がありました。「この歯はまだまだ使えます」と言って、芯を立てて、樹脂を紫外線で固めてその上に、抜けた歯を加工してくっつけてくれました。3mmほどの立方体の削り残りが、プレートの上に載っていました。
 とにかく、元通りになりました。うれしかった。

「ついでだから、インプラントの方のくっつき具合をチェックします。5週間たったからね」
 器具をつないで軽くたたくとピーッと音がします。
「ああ、だいじょうぶです、少しはやめですが1週間後にインプラントの方の型取りします。」
 インプラントの方が完成すると、左側でも噛めるようになるので、右上奥歯の方の5本ブリッジになっているほうの仮歯を外して治療できます。
 1/18はうれしくて、心晴れ晴れとして家に戻ってきました。
 H先生とのお付き合いは24年目になります。どうするのがいいのか、病気と年齢を考えながら、治療の選択肢を提示してくれます。理由を言って無理な治療はしません。
 極東の町で、このような歯のトラブルに次々に見舞われたら、仮歯処置は無理だし、無理に食べても腸炎を起こし、口内炎を起こして、やせ細るしかなかったでしょう。
 ぎりぎり引っ越しが間に合いました。

 これが抜けた歯です。右側の白い部分が歯の下側の樹脂の部分です。
DSCN7308s.jpg
 お陰様で、体重は58.2kgまで増えました。引っ越し作業をする前は60.5-61.0kgでした。56kg台まで減っていたので、だいぶ体力が回復してきています。

<血圧上昇の原因>
 前回のブログで、血圧が25アップ(2006年にスキルス胃癌の手術をしてからは「50-90」でした、上は一度も100を超えたことがありません)して「75-118」になったと書きましたが、昨日のテレビだったかな、部屋の温度が低いと血圧が10ほど上がってしまうと医師が説明していました。
 極東の町に住んでいた時はセントラルヒーティングで床暖房が入っていたので、リビングの床は40度前後、室温は19-23度でした。東京の住まいはリビングにガスヒータで書斎はホットマットのみです。室温は14-16度ほどしかありません。それが血圧上昇の原因だったのでしょうね。
 パソコンのタイピングはリビングでやることにしました。



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