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#2909 衆議院議員選挙投票所の様子  Dec.14, 2014 [A8. つれづれなるままに…]

 午後1時-2時の根室の気温はマイナス2.5度、最低気温は7時のマイナス6.5度、湿度41%だった。これに8.4mの西風だから、外は寒い。
 桂木の浜まで散歩する女房が、背丈の高い叢でガサっと音がするので何かと驚いたら牡鹿の群れがいたという、根室らしい風景だ。雌鹿と違って、牡鹿は角がありそれを支える身体も大きい。
 この時期には桂木の浜には3羽の大鷲がいる、2羽は電柱や高台の杭の天辺に停まり、時折首だけ動かして周りを睥睨している、一羽(頭?)は空を舞っていた。羽が黒くて尾羽が真っ白、そして正面から見ると主翼の先の方が真っ白になっているのでオジロワシと区別がつけやすい。オジロワシはトンビと色が似ているが、風格がまるで違う。オジロワシをみた後ではトンビは品がなくてただの雑魚に見えるから不思議だ。寒いのに小型の双眼鏡をもって散歩にでかけ、帰って来るとうれしそうに見たものを報告してくれる。根室は自然に包まれている。

 さて本題の選挙の話しをしよう。ebisuの地域の投票所は今回から光洋中学校に替わった。前回衆院選挙までは近所の保育所跡だったが、NPO法人に貸しているので根室市長選挙から市営団地の集会所に変更になった。そして今回、光洋中学校への変更となった。

 細かく区割りしているので、学校だけでは間に合わないのだろう。だからこそ、第一優先に近くの学校を投票所にしないのは何か根室特有の理由があるのかと思っていた。なんだかよくわからぬままころころ替わる。

 ついでに書くと、35年住んでいた東京では近くの小学校の体育館が投票所になっており、ブルーシートが通路に張られていて、スリッパに履き替える必要がなかった。

 それはともかく、光洋中学の生徒玄関を入り、スリッパに履き替えると一番近い教室が投票所になっていた。がらんとしていた。管理人は8人いた。団地の集会所は狭くて投票用紙に記入しているすぐ後ろに管理人が三人並んでいたが、中学校の教室はずっと広くてあずましい。1時半頃行ったときには3人ほどの人が投票にきていた、がらんとした感じがして投票率が低くなっているのではないかと気になった。
 NHKの事前調査でも、投票に行くと答えた人は前回選挙よりも8ポイントも少ないから、投票率は60%を割って、戦後最低になるのだろう。結果がどうなるかははっきりしている。投票率が低くて与党が勝つに決まっているところが今回の選挙が盛り上がらない理由の一つになったのだろう。

 敷地が広いから車でたくさんの人が来ても大丈夫だ。まだ、投票していない人は、子ども達や孫たちのために、そして未来の日本に住む人たちのために自分が最善と考える人と党に投票しよう。最善の人や党がなければ、次善の人や党を選ぼう。

 それにしても、二大政党制ではないのだから小選挙区制は民意を吸い上げることのできない選挙制度だ。投票率が低下して少ない得票率で絶対多数を手にしたら、選挙制度への批判が強まるだろう。国会議員の定数削減と同時に、民意をもっと反映できる現実的な選挙制度へとさっさと改革してもらいたい。


*#2906 民主主義の危機:衆院選投票率は最低を記録か? Dec. 13, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13-1

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