#2570 外気温マイナス12度水道凍結実証実験 Jan. 24, 2014

  今夜（24日）9時半の気温は昨夜のマイナス12度とは打って変わってプラス1.1度である。雪が少し溶け出し道路がぬれていた。

　昨夜（1月23日）の昼11時頃の気温がマイナス5.9度、夜9時半頃はマイナス12度だったから、朝方はマイナス13度前後だっただろう。
　水道は凍結防止の水抜きをしてから寝たが、朝7時に温度計をみたら、次のようになっていた。

　リビング　　　　　　3度
　台所　　　　　　　　6.6度
　1階北側の部屋　0.5度

　マイナス12度でも室内の配管は凍結の心配のないことがわかった。
　昨日はほぼ無風状態だったからだろう。

　リビングよりも台所のほうが暖かかったのは、自然換気システムの影響だろう。1階天井裏と2階天井裏と2階部屋の壁に自然換気システム用の換気口がある。風が強いとここから冷たい外気が侵入して天井から冷たい空気が降りてくることがある。建築基準法上、そうした開口部をつけないといけないのだろうが、セントラルヒ-ティングで燃焼室が別ルームになっている場合は、燃焼室だけ換気口があいていれば十分である。もちろんFF暖房も吸入口と排出口がついているから、燃焼による換気の必要がない。

【自然換気システムの開口部の自動開閉装置がほしい】
　いくら断熱材を入れても、風の強い根室で天井裏に外気がはいるような構造だと暖房効果が落ちる。もちろん、ある程度の壁や天井裏や床下の自然換気は建物を長持ちさせるために必要であるから、風の強い日に自然換気システムの開口部を閉じられるような工夫が必要だ。電動でスイッチ一つで切り替えができるような装置がつくれないか？閉めっぱなしにしないように自然換気システムの状態を表示する表示板もほしい。根室は風が強い日が多いから、日中2時間ほど自然換気できれば充分だろう。

　根室は一番寒くてもマイナス15度Cどまりだから、こうした装置があれば換気口を占めてしまえば夜中に暖房を止めていても室温が5～10度くらいに保てるし、風の強い日は日に2度ほど1時間程度解放して、あとは閉鎖しておけば燃料消費量が3割くらい削減できるのではないだろうか。
　住宅器具メーカさん、開発していただけないか？「こ～んなに暖房費が削減できます」って、実証データをつけて販売したら売れると思うよ。
　根室の工務店さん、すでにあるかもしれないから探してみたらいかが？なかったら開発要望を取引業者からメーカへ伝えればいい。長期的には円安がどんどん進むから、暖房費は年々上昇するよ。売上を増やしたかったら工夫や努力をすればいい。何もしないで注文は来ない、人口縮小はそういう時代だ。



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