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#2512 < 6歳の誕生日 > (ニムオロ塾) Nov. 27, 2013 [A8. つれづれなるままに…]

 2007年11月27日にブログを書き始めた。2006年7月にスキルス胃癌の手術をした後で、体力が衰えるとともに、脳のほうも記憶力が落ちたり、単純な計算ミスの頻度が大きくなったり、注意力が落ちたりと、戸惑うことがいろいろあった。それでリハビリを兼ねてブログを始めた。地域医療問題と教育問題と新しい経済学の創造の三つの柱をもったブログである。初めのうちは漢字変換ミスのチェックを何度してもチェックし切れなかった。今でもよく間違えているのだが、いまは笑える。あの当時は、ダメになったかと思い、なんとか70%くらい回復させたいとあせっていた。

 老後にやろうと決めていたライフテーマがあるのだが、もう書く気力も能力もなくなったのではないかと強い疑念があった。不特定多数に向かって情報を発信することで書く能力をいくらかでも回復し、生き続ける意味を問いつつ、自分を励ましてみようと当時は思ったのである。
 書き始めて1年くらいで、抗癌剤の影響もあり体力の消耗が激しくブログをやめようかと思うこともあったが、16年間勤務していた会社の元社長のKさんがメールで書き続けることを勧めたくれたので続けられた。
 抗癌剤治療中とその後2年くらいの間は体力の消耗との戦いであった。「脳力」も体力の一部であることを痛感した。健康でなければ考え続けること、深く考えることにかなりの制限が生じてしまう。7年が経過して、ずいぶん楽になった。これも主治医のO先生と食事に配慮してくれている女房殿のお陰である。
 手術をして救ってくれた名外科医のG先生は首都圏で内視鏡の操作技術を修得して来月ふるさとの音更町で消化器専門病院を開業する。音更町にもすばらしい消化器専門病院ができることは北海道の地域医療にとっても慶賀すべきことだ。

 「ニムオロ塾」にはebisuが、思ったことをそのまま書き綴りアップしているので、面白いとお読みくださる読者もいるだろうが、うるさいとか迷惑だという方々もいらっしゃるだろう。批判をするときはその理由も書いているので、まあ、笑ってご寛恕願いたい。反論はコメント欄に書いていただければ、わたしの方でだまって削除することはない。いままで1件だけ削除したことがあるが、理由を明らかにして削除した。書き込んだ本人が特定できる内容が含まれていたからである。意見が違っていても反論・異論コメントはこれからも大歓迎である。コメントバトルは読み手にとっては楽しいものだから、物議をかもしそうな話題をときどき取り上げたい。そういう時はebisuはひそかに異論・反論を楽しみにしている。

 昨日(11/26)のアクセス数  4,724 (本日のアクセス数5,436)
 11月月間アクセス数   約100,000
 6年間累計アクセス数  2,353,211
  
  月間4.5万~5.5万件のアクセス数だったがどういうわけか10月から急増している。どなたかの応援があったのかもしれない。

 冗長な文章のブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。また一年間書き続けられそうです。天にも八百万の神々にも感謝。
 あ、元気を分けてくれたり、心配の種を育ててくれる(笑)、ニムオロ塾の塾生のみなさんにももちろん感謝しています。

(投稿者からの依頼で数分前にコメントを3個削除処理した。)

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