#2392 根室市議会議員選挙投票日そして結果は?:雨のち夕方曇り Sep.1, 2013 [87.根室の話題]
日曜日の今日が根室市議会議員選挙の投票日だ。小雨でお天道様が顔を出さなかったので、お昼頃の気温は13.7度だった、全国一寒いお昼だったのではないだろうか。夕方5時にはようやく雨が上がった。
久しぶりに友人のところへ雑談をしに行ったら、市議会議員選挙が低投票率になるのではないかと心配していた。
「60%を切るかもしれない、根室は市民の関心が低いからなあ・・・」
投票率は58.7%、ちなみに、前回選挙は75.38%。
しかし渦中でがんばっている者もいる。友人の一人は高校卒業してからずっと共産党でがんばっている、一本気な奴だから相変わらず選挙のときは大忙しだっただろう。同期の市議は二人とも笑顔で手を振ってがんばっていた。三人ともお疲れさん。
三人三様、元気で何よりだ。
高校同期の同窓会が21日土曜日に予定されている、サンマ祭りに引っ掛けで東京の連中が企画したようだ。わたしは中3の授業があるので2次会に出席することにしている。懐かしい奴が数名来ることになっている。2次会はばらけるから、会えない奴もいるだろうな。
5時過ぎに選挙に行ってきた。葉書の住所データから選挙人名簿で名前を探し、該当箇所に葉書を押し付けて割り印をする、そして割り印した葉書を戻してもらい、次の人へ割り印済みの葉書を渡して投票用紙をもらった。なにやら数字を一覧表に書き付けていた。
選挙人名簿には割り印のない空欄がたくさんあった。投票率は半分いくのだろうか?実質、競争ナシの前回選挙でも75.38%*なのだから、心配いらないのかもしれない。名簿に割り印の空欄が多かったのは光洋町の投票所だけかもしれない。
*根室市議会議員選挙結果:http://go2senkyo.com/election/3647
ところで、東京で選挙していたときは近くの小学校の体育館でやっていた。ブルーシートを敷いて土足で投票。根室では市営住宅の集会所であるが、狭い。監視人と記名コーナーが2mくらいしか離れていないので、ちょっと圧迫感がある。いままでは旧光洋保育所だったが、市がNPO法人へ場所を貸しているので変更になったのだろう。どうして光洋中学校の体育館を使わないのだろうか、駐車場だって光洋中学校なら問題がなくなるから、場所の変更を検討してもらいたい。
さて、前回と前々回は20名の定員を一人オーバーしていたが、お一人は選挙活動をしない人のようで、下馬評どおり問題にならない低得票で落選していたから、実質的には全員当選の「擬似選挙」が2回続いていたことになるのだろう。今回選挙は市民運動団体の定員削減要望に、お茶を濁すかのようなたった2名減、定員18名のところ立候補者19名で争われた。
新人は一人だけだから、選挙後も議会の顔ぶれは相変わらず同じで、これでは変りようがないだろう。選挙といいながらも、選挙民にとっては選択の余地がないような同じ顔ぶれだから、投票率が低くなるのはむしろ当然のことだろう。
そう考えると議会改革は市議会議員自身が顔ぶれを変えることからはじめなければならない。18名のうち17名が以前の顔ぶれでは変りようがないだろう。
4年後に30歳前後になる根室出身のニートの諸君、都会でがんばっていないで次回選挙はぜひふるさとに戻って市議会議員選挙に10人ほど立候補してもらいたい。
そしてめでたく当選した暁には、私利私欲を離れ、世のため人のため、ふるさとのためだけを考えて渾身の力で議員としての職責をまっとうするような仕事をしてほしい。
このままでは何回市議会議員選挙を繰り返しても根室は変らない。いや、病院赤字拡大と放漫財政によって市の財政が破綻するから、夕張市のように否応ナシに変るときが来てしまうのかもしれぬ。
電子カルテシステムを導入したら今年度の病院赤字はついに20億円を軽く超えてしまう。あれだけ建築仕様を決める前に電子カルテシステム導入を前提に外来診療の実務をつめるべきだと何回も弊ブログで警告した。バカな話しだが、仕事のやり方を間違えただけで何億円もの損失がでる。この件に責任があるのは仕事のやり方に無知だった元事務長氏と院長だろう。
藤原前市長時代の病院赤字はおおむね毎年8億円だったことはH市議がブログで資料を公開している。
市議会は民間基準での病院決算をして「広報ねむろ」に載せることすら決議しない。市側は病院は「黒字」だと「広報ねむろ」で市民を欺く。地元経営者の団体のはずの「まちとくらしネットワークフォーラム」は本当に赤字なのかとH市議を呼んで講演会をする始末だ。自分達で決算書すら読めぬのが地元経営者の団体では恥ずかしい。
27年後には根室の人口は1万8000人となる。これは社会保障・人口問題研究所が公表している地域別人口推計の根室市のデータだ。お粗末な経営をしている地元企業の半分はつぶれてしまう。
市立病院の赤字、市の広報がインチキをいうはずがないと思い込んでいただろうが、もう真実が分かっただろう。
どんな組織にもまともな人間はいる。世のため人のために汗を流せる人間がいるものだ。その人たちが変えたらいい。次に取るべき行動は、根室市を財政破綻から救うために病院経営の健全化要求である。その一つは民間会計基準での病院決算その公表である。自分達が知った市立病院経営の本当の姿を市民に知らしめよ。
8億円がベースだった年間赤字額が20億円を超えるというのはよほどの放漫経営をしない限りはありえない話しだ。ところが赤字拡大の理由に市民が納得できる説明がない。そして決算書類すら都合の悪い情報を隠蔽している。
赤字拡大の主要な原因を突き止めるために7月28日に市立病院へ前々年度決算書への質問書を出してから1ヵ月たつが返事がない、不思議な組織だ。こんな経験は初めて。
決算「附属明細書」では重要な情報が落ちている。私が決算委員なら、附属明細書の書き直しを命ずる。明日決まる「新市議」たちは果たして責任ある仕事をするだろうか。選挙選段カーからはじつに素晴らしい公約や抱負が聞こえてきた。数年前の民主党の選挙公約を思い出したのは私だけだろうか?
責任ある仕事をしなければ市議たちは、現市長、病院長、もう一人の責任者、事務長と一蓮托生である。赤字がこれだけ膨らんでも誰も責任をとらない。そして赤字はいまも膨らみ続けている。次の市議選挙まで根室市の財政はもつのだろうか?予算規模160億円台の根室市は、お金が足りなくて、一時借入金残高が40億円にもなっている。こんなことは初めてだろう。
問題の先送りと市債残高の膨張、一時借入金の増大はいつまでも続けられるものではない。財政課はそのあたりの状況を正しく把握している筈だ。先送りはいけないよ、財政課長殿、このままでいいのか?自分の職責が何かをよく考えて仕事をしてもらいたい。市役所職員が夕張市のように路頭に迷うことのないように先手を打つべきだ。根室市はこの十年間後手を引いてばかりいる。そろそろ変えよう。
市議でも、病院長でも、病院参事でも、事務長でも、病院管理課長でも、市役所財政課長でも、関係者の誰かが職責を全うすれば病院の破綻は避けられる、ところが関係者がみんなそろって好い加減な仕事をしているから、際限なく赤字が膨らんでいることに気がつこう。根室市の破綻はそこに住む私たちが止めよう、無関心が一番いけない。根室の地域医療と財政は危機を迎えている。
さて、開票作業が始まっているだろう。同期の市議二人と、ブログ仲間の新人市議、しっかり仕事をしてもらいたい。
少し早いが当選おめでとう、心からお祝い申し上げる。
久しぶりに友人のところへ雑談をしに行ったら、市議会議員選挙が低投票率になるのではないかと心配していた。
「60%を切るかもしれない、根室は市民の関心が低いからなあ・・・」
投票率は58.7%、ちなみに、前回選挙は75.38%。
しかし渦中でがんばっている者もいる。友人の一人は高校卒業してからずっと共産党でがんばっている、一本気な奴だから相変わらず選挙のときは大忙しだっただろう。同期の市議は二人とも笑顔で手を振ってがんばっていた。三人ともお疲れさん。
三人三様、元気で何よりだ。
高校同期の同窓会が21日土曜日に予定されている、サンマ祭りに引っ掛けで東京の連中が企画したようだ。わたしは中3の授業があるので2次会に出席することにしている。懐かしい奴が数名来ることになっている。2次会はばらけるから、会えない奴もいるだろうな。
5時過ぎに選挙に行ってきた。葉書の住所データから選挙人名簿で名前を探し、該当箇所に葉書を押し付けて割り印をする、そして割り印した葉書を戻してもらい、次の人へ割り印済みの葉書を渡して投票用紙をもらった。なにやら数字を一覧表に書き付けていた。
選挙人名簿には割り印のない空欄がたくさんあった。投票率は半分いくのだろうか?実質、競争ナシの前回選挙でも75.38%*なのだから、心配いらないのかもしれない。名簿に割り印の空欄が多かったのは光洋町の投票所だけかもしれない。
*根室市議会議員選挙結果:http://go2senkyo.com/election/3647
ところで、東京で選挙していたときは近くの小学校の体育館でやっていた。ブルーシートを敷いて土足で投票。根室では市営住宅の集会所であるが、狭い。監視人と記名コーナーが2mくらいしか離れていないので、ちょっと圧迫感がある。いままでは旧光洋保育所だったが、市がNPO法人へ場所を貸しているので変更になったのだろう。どうして光洋中学校の体育館を使わないのだろうか、駐車場だって光洋中学校なら問題がなくなるから、場所の変更を検討してもらいたい。
さて、前回と前々回は20名の定員を一人オーバーしていたが、お一人は選挙活動をしない人のようで、下馬評どおり問題にならない低得票で落選していたから、実質的には全員当選の「擬似選挙」が2回続いていたことになるのだろう。今回選挙は市民運動団体の定員削減要望に、お茶を濁すかのようなたった2名減、定員18名のところ立候補者19名で争われた。
新人は一人だけだから、選挙後も議会の顔ぶれは相変わらず同じで、これでは変りようがないだろう。選挙といいながらも、選挙民にとっては選択の余地がないような同じ顔ぶれだから、投票率が低くなるのはむしろ当然のことだろう。
そう考えると議会改革は市議会議員自身が顔ぶれを変えることからはじめなければならない。18名のうち17名が以前の顔ぶれでは変りようがないだろう。
4年後に30歳前後になる根室出身のニートの諸君、都会でがんばっていないで次回選挙はぜひふるさとに戻って市議会議員選挙に10人ほど立候補してもらいたい。
そしてめでたく当選した暁には、私利私欲を離れ、世のため人のため、ふるさとのためだけを考えて渾身の力で議員としての職責をまっとうするような仕事をしてほしい。
このままでは何回市議会議員選挙を繰り返しても根室は変らない。いや、病院赤字拡大と放漫財政によって市の財政が破綻するから、夕張市のように否応ナシに変るときが来てしまうのかもしれぬ。
電子カルテシステムを導入したら今年度の病院赤字はついに20億円を軽く超えてしまう。あれだけ建築仕様を決める前に電子カルテシステム導入を前提に外来診療の実務をつめるべきだと何回も弊ブログで警告した。バカな話しだが、仕事のやり方を間違えただけで何億円もの損失がでる。この件に責任があるのは仕事のやり方に無知だった元事務長氏と院長だろう。
藤原前市長時代の病院赤字はおおむね毎年8億円だったことはH市議がブログで資料を公開している。
市議会は民間基準での病院決算をして「広報ねむろ」に載せることすら決議しない。市側は病院は「黒字」だと「広報ねむろ」で市民を欺く。地元経営者の団体のはずの「まちとくらしネットワークフォーラム」は本当に赤字なのかとH市議を呼んで講演会をする始末だ。自分達で決算書すら読めぬのが地元経営者の団体では恥ずかしい。
27年後には根室の人口は1万8000人となる。これは社会保障・人口問題研究所が公表している地域別人口推計の根室市のデータだ。お粗末な経営をしている地元企業の半分はつぶれてしまう。
市立病院の赤字、市の広報がインチキをいうはずがないと思い込んでいただろうが、もう真実が分かっただろう。
どんな組織にもまともな人間はいる。世のため人のために汗を流せる人間がいるものだ。その人たちが変えたらいい。次に取るべき行動は、根室市を財政破綻から救うために病院経営の健全化要求である。その一つは民間会計基準での病院決算その公表である。自分達が知った市立病院経営の本当の姿を市民に知らしめよ。
8億円がベースだった年間赤字額が20億円を超えるというのはよほどの放漫経営をしない限りはありえない話しだ。ところが赤字拡大の理由に市民が納得できる説明がない。そして決算書類すら都合の悪い情報を隠蔽している。
赤字拡大の主要な原因を突き止めるために7月28日に市立病院へ前々年度決算書への質問書を出してから1ヵ月たつが返事がない、不思議な組織だ。こんな経験は初めて。
決算「附属明細書」では重要な情報が落ちている。私が決算委員なら、附属明細書の書き直しを命ずる。明日決まる「新市議」たちは果たして責任ある仕事をするだろうか。選挙選段カーからはじつに素晴らしい公約や抱負が聞こえてきた。数年前の民主党の選挙公約を思い出したのは私だけだろうか?
責任ある仕事をしなければ市議たちは、現市長、病院長、もう一人の責任者、事務長と一蓮托生である。赤字がこれだけ膨らんでも誰も責任をとらない。そして赤字はいまも膨らみ続けている。次の市議選挙まで根室市の財政はもつのだろうか?予算規模160億円台の根室市は、お金が足りなくて、一時借入金残高が40億円にもなっている。こんなことは初めてだろう。
問題の先送りと市債残高の膨張、一時借入金の増大はいつまでも続けられるものではない。財政課はそのあたりの状況を正しく把握している筈だ。先送りはいけないよ、財政課長殿、このままでいいのか?自分の職責が何かをよく考えて仕事をしてもらいたい。市役所職員が夕張市のように路頭に迷うことのないように先手を打つべきだ。根室市はこの十年間後手を引いてばかりいる。そろそろ変えよう。
市議でも、病院長でも、病院参事でも、事務長でも、病院管理課長でも、市役所財政課長でも、関係者の誰かが職責を全うすれば病院の破綻は避けられる、ところが関係者がみんなそろって好い加減な仕事をしているから、際限なく赤字が膨らんでいることに気がつこう。根室市の破綻はそこに住む私たちが止めよう、無関心が一番いけない。根室の地域医療と財政は危機を迎えている。
さて、開票作業が始まっているだろう。同期の市議二人と、ブログ仲間の新人市議、しっかり仕事をしてもらいたい。
少し早いが当選おめでとう、心からお祝い申し上げる。
2013-09-01 23:05
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コメント(6)
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住民の絶対数が少ない。
さらには選挙への関心が低い。
そういう事情があるにせよ、「286票で当選」とは。
親戚・友人・職場関係を押さえれば、
ほぼ当確じゃないですか。
僕が4年後の選挙で当選するには、
まずは住む所を見つけて、
ご近所と仲良くなって、
次に塾講師の仕事を見つけて、
特に中・高校生の指導に力を入れる。
学校にも乗り込んで顔を売り、
「あの人、あの塾の先生でスゴイんだって。」
との噂を自然発生させる。
よし、これで当確だ!
完全に「絵に描いた餅」ですな。(笑)
「自分の地元でやれ。」と言われそう。
by Hirosuke (2013-09-02 12:43)
Hirosukeさんこんにちわ
そうなんです。少し余裕を見て300とればしっかり当選です。
>住民の絶対数が少ない
これで毎月31万円プラスボーナス、そして議員歳費がでます。
昨年の市議会開催日は4週間もあったでしょうか?
モノは考えようですね、時給で考えるとたいへん魅力的な高級がまっています。
だから副業の市議さんがほとんどです。
本業で精一杯職責を果たそうとしたら、あちこちでぶつかりたいへん苦労の多い職業になります。文字通り、世のため人のための仕事となります。
これを読んだ根室出身で非正規雇用で正社員の職についていないみなさん、4年後の第16回根室市議会議員選挙チャレンジしてみてください。
やれそうだと判断したら、Hirosukeさんもどうぞ。冬はそこそこ寒いですから、秋刀魚は新鮮なものが2ヶ月間は食べられます。他の時期も地元の魚はおいしいものがあります。オヒョウのアラのスープは絶品ですが、200円くらいで買えます。身は少し高いですが刺身よりもわたしはフライがいい。湾中組合の牡蠣は癖がなく最高です。マツブもおいしい。生で食べてもニンニクを入れてオリーブオイルで炒めてもメッチャうんまい。
by ebisu (2013-09-02 13:15)
牡蠣は苦手なのですが、
最高に新鮮ならば違うのかな。
マツブは初めて聞きました。
「メッチャうんまい」なら食さねば!
by Hirosuke (2013-09-02 22:58)
わたしも牡蠣は苦手でした。
今でも苦手かな。
しかし、湾中組合の牡蠣は癖がないので食べやすいのです。
刺身で食べられるのですが、刺身はきらいなのでフライで食べます。
鮮度はいいし、ラムサール条約の春国岱の近くで少量獲れるだけですから、根室以外の人の口にはほとんど入らないでしょう。
道東では厚岸町の牡蠣が有名ですが、味の品の良さは根室湾中組合のほうがずっと上でしょうね。高級レストランようの食材です。厚岸の美味しい牡蠣は庶民向けです。もちろん厚岸のものもとっても美味しいですよ。
by ebisu (2013-09-03 00:04)
ほほぉ、共産党が3議席なんですね。でも、組織票を分散させれば、あと2〜3議席を獲れそうですね。なぜそうしないかが不思議です。(^_^;)
by ZAPPER (2013-09-04 12:49)
橋本竜一氏が947票ですから、共産党が獲得した票数合計は2656票です。
しっかりした選挙参謀がいたら、3人ではなくて5人当選でしたね。そうした采配をふるえる人材がいないのでしょう。
いたるところで人材不足が露呈しています。
by ebisu (2013-09-04 13:16)