#1609 釧路の小学校で夏季補習が始まった(4 ):月田釧路市議の補習授業参観レポート Aug. 1, 2011 [64. 教育問題]
寒い夜だった。気温は9.5度まで下がっていた。ちょっと涼しいを通り越して最低気温が1週間で10度以上も上下する。こんな大きなフレは珍しい。
月田市議の4回目の夏季補習授業参観レポートを紹介したい。学校ごとに補習の狙いややり方が異なるのは現段階では大いに結構だと私には思える。
でも、どういう狙いで補習をやるのかということを事前に決めておくべきで、ターゲットを決めておかなければ補習用の教材選択や授業のやり方が決まらない。狙いを明らかにしておかないと、"とにかく補習をしただけ"ということになってしまう。
学校管理者や現場の先生の普段の仕事がそのまま出ているから、いまはそれでいいのだろう。あとで"外部評価"がなされることで、仕事のレベルのしっかりした学校の方式に自然に収斂されていけばいい。お手本にすべきやり方が必ず見えてくるから、しばらくおおらかに見ていていいのではないだろうか。
私が気になったのは釧路の小学校もずいぶん規模が小さいこと。競争意識を育てるためにも1学年3クラス以上が理想的なのではないだろうか。根室の市街化地域の小中学校を見ていて普段から気になっていることを書いた。
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51615086.html
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2011年08月01日
第1877回 どちらが平均的なのか?
夏休みサポート学習の参観レポート第4弾。
今日は、興津小(全児童数201名)を見て来ました。
5日間日程の初日(10時から11時半までの90分間)です。
最初に高評価を2点。
①ともかく校長先生の熱い思いはよく伝わってきます
子ども達のために一生懸命やろうとしている心意気は買います
②学級担任の先生は全員ご出勤で、それぞれ児童の勉強を見て下さっていました
さて、ちょっとどうかな?と感じた点を以下に書きます。
①児童のうち今日は25%の出席率。周知の方法や狙いの定め方も不充分
②1~5年生全員(と言っても少数なので入りきれる)が図書室で自習形式
マンツーマンに近く、でもイモ洗い状態?
集中するのに、どうしても無理があるように感じました
何とか6年生だけはいつものクラス
③プリントが用意されていない
各自が夏休みの宿題だったり、普段使っている問題集だったり、全くの不統一
6年生の中には、制作課題(自分史を作ろう)を持ち込んできた児童もいた
④「学力向上のため」というより、何と言うか補講をやることに一杯一杯^^
4日目、5日目には何をするのだろう?
先週の3校が結構頑張っていただけに、今日の興津小がどうにも貧弱に見えて・・。
ま、初めての挑戦ですから、その辺は大目に見て上げなくてはと思います。
何だかんだ言っても、大きな第一歩には違いないのです。
やはり、各学校の取組み状況を取りまとめて、その情報を全校で共有していただかなくてはなりません。
そうすることで、冬休みにはある程度の平準化が図られることでしょう。
それにしても、先週の3校と今日の興津小。
はたして、どちらが平均的なのか?
来週、もう1校見に行きましょうかね?
何だか少し心配になってきました。
-------------------------------------------------------今日は、興津小(全児童数201名)を見て来ました。
5日間日程の初日(10時から11時半までの90分間)です。
最初に高評価を2点。
①ともかく校長先生の熱い思いはよく伝わってきます
子ども達のために一生懸命やろうとしている心意気は買います
②学級担任の先生は全員ご出勤で、それぞれ児童の勉強を見て下さっていました
さて、ちょっとどうかな?と感じた点を以下に書きます。
①児童のうち今日は25%の出席率。周知の方法や狙いの定め方も不充分
②1~5年生全員(と言っても少数なので入りきれる)が図書室で自習形式
マンツーマンに近く、でもイモ洗い状態?
集中するのに、どうしても無理があるように感じました
何とか6年生だけはいつものクラス
③プリントが用意されていない
各自が夏休みの宿題だったり、普段使っている問題集だったり、全くの不統一
6年生の中には、制作課題(自分史を作ろう)を持ち込んできた児童もいた
④「学力向上のため」というより、何と言うか補講をやることに一杯一杯^^
4日目、5日目には何をするのだろう?
先週の3校が結構頑張っていただけに、今日の興津小がどうにも貧弱に見えて・・。
ま、初めての挑戦ですから、その辺は大目に見て上げなくてはと思います。
何だかんだ言っても、大きな第一歩には違いないのです。
やはり、各学校の取組み状況を取りまとめて、その情報を全校で共有していただかなくてはなりません。
そうすることで、冬休みにはある程度の平準化が図られることでしょう。
それにしても、先週の3校と今日の興津小。
はたして、どちらが平均的なのか?
来週、もう1校見に行きましょうかね?
何だか少し心配になってきました。
同じ学校の補習を参観した論理明晰な合格先生の現場取材レポートも読んだが、問題点が整理されて、実態がよくわかる。適確すぎてそのまま載せられないが、そのうちご自身のブログにオブラートに包んでオープンにするのだろうか。
学校によっては内部改革がかなり難しいところもありそうである。日本は企業に限らず、内部改革がむずかしい。問題点を熟知していながら社内では言い出しにくくて、「客観的な外部評価」を利用して改革を進めることが多い。補習体制取材は普段の授業批判へ向かうことになる。合格先生のレポートには普段の授業の問題点が散見できる。
当たり障りの小さい例を一つだけ挙げよう。服装の問題である。仕事なんだからけじめがあってしかるべきで、民間会社ではよほど特殊な業種や会社を除いてありえない。こういう小さいことが集積されて一般社会から隔絶した学校特有の"常識"を生み出すのだろう。小さなことをおろそかにしてはいけない。けじめのない服装はけじめのない授業を生みがちである。おそらく内部改革は不可能で外部機関から指摘がないと直せない。
2011-08-01 23:59
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