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#1568 =人口減少と根室市政ビジョン=(広報ねむろ7月号人口統計より) July 3, 2011 [26. 地域医療・経済・財政]

 広報ねむろ7月号が来た。裏表紙に人口統計が載っている。

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【根室市の人口(平成23年6月1日現在)】「広報ねむろ7月号」より
  ( )前年同月比 、[ ]前月比
 人口    29,319  (-466) [-38]
  男    14,079  (-232) [-20]
  女    15,240  (-234) [-22]
 世帯数  13,001  (-117) [-16]

 6月2日まで被災地から合計15名が転入している。公営住宅や教員住宅の半年無料措置や3ヶ月間の生活資金補助がある。困ったときはお互い様だから、こういう非常時に備えて普段から公営事業の赤字を減らして積立を行う必要がある。

#1538 「広報ねむろ 病院事業会計の嘘」より
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-02

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【根室市の人口(平成23年5月1日現在)】「広報ねむろ6月号」より
  ( )前年同月比
 人口    29,357  (-475)
  男    14,101  (-241)
  女    15,256  (-234)
 世帯数  13,021  (-106)

 人口減は加速している。5年前まではおおむね毎年400人弱の減少だった。衰退の速度はさらに大きくなりつつある。
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*#1555 「根室の人口減少とビジョン:縮小を前提にビジョンを作ろう」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-15

 ・・・ところで根室の人口減少がこの数年加速している。100人ほど増えてこの数年間は約420~480人のペースである。以前は年間400人弱だったから、50~100人ほど増えている。

 こうした現実を踏まえ、根室の町は人口縮小と高齢化を前提に未来図を描かねばならぬ
  子供たちは高校を卒業すると、大学や専門学校へと進学してほとんどが戻ってこないので、高齢化と人口減少を基礎に町のビジョンを描くべきだが、病院建て替えを見ても市政の方向は真逆である。患者増を前提にして考えているが、これでは経営破綻は避けられぬ。
 もちろん根室市の財政も同じだ。人口減少が加速しているにも関わらずこの数年間根室市は財政規模を20億円以上拡大して160~170億円にしてしまった。人口減少が加速しているから財政規模も縮小すべきであるのに、放漫財政が続いている。病院赤字の拡大もその原因の一つだ。
 町の縮小を前提にするなら小中学校の統廃合を進めるべきで、高齢化の進行を考えるなら療養型病床を市立病院に設置すべきであった
 こうして次々と打つ手を間違えている。後世、H市政は"失われた根室の8年"と呼ばれるのだろう。・・・
 (以下省略、上に書いたURLをクリックすれば当該記事へジャンプします)


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#147「2018年の根室の人口」より
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-03-23

 10年後、2018年の根室の人口はどれくらいだろうか?

 40年前の1968年  49,892人
 30年前の1978年  44,073人
  20年前の1988年  39,010人
  10年前の1998年  34,534人
 昨年末の2007年   30,881人
 10年後の2017年末 26,000人(推計値)
 ・・・(以下省略)

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