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#1553 "異論表明=処分"に異論あり  Jun. 13, 2011 [B7. 政治に求めるもの]

 自民党でも小泉首相時代に郵政民営化法案を踏み絵にして、反対分子を"抵抗勢力"と呼んで切り捨てた。
 戦国武将気取りだった小泉さんならそれはわかるが、21世紀だ、変人は彼一人のみでいい。素直に見ればただのアナクロニズム。

 民主党も内閣総理大臣不信任案に賛成あるいは欠席した者を処分するという。これでは異論が言えなくなる。そういう状態が一番危ない。戦時中の政治形態そのものだ。そういう政治形態を現出するために民主党という旗印を掲げて集まったのか、そうではないだろう。
 もともと主張の異なる、民社系、社会党系、自民党系の議員の寄り合い所帯であり、外交政策ひとつとっても相当幅があってまとまらないのがこの党の特徴ではなかったのか?お互いにいろいろ主張はあるけれど政権をとるためには一緒にやりましょうと、それはこの党のよいところでもあったはず。
 政権をとった途端に内部分裂と熾烈な権力闘争に明け暮れているが、お金が絡んでいないだけで20年前の自民党の派閥政治と変わらぬ。

 党内権力を掌握した者たちが、自分たちに反対する者を手にした党内権力を使って処分・排斥するというのはどうしたことだろう。まるで子供で意見が反対の者と話しができない輩ばかり。幼稚だ。
 民主党は中国共産党や北朝鮮労働党とどこが違うのだろう。

 民主党は党内の異論や反論を許容し、自由闊達に政策議論のできる大人の党に成長して欲しい。

 (不信任案の採決に欠席し、医師の診断書を提出した議員がいたのにはびっくりした。小手先のごまかしを弄して恥じぬ輩がいるようだ。衆議院議員の被選挙権は25歳以上だったと思うが、どうやら子供が年齢を詐称して紛れ込んでいるようだ。大人の振る舞いのできない幼児性丸出しのお子ちゃま国会議員は税金の無駄というもの、見苦しいからさっさと退場されよ。)

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