#995 市立根室病院建て替えと市長選挙への提案 Apr.11 2010 [32. 市立根室病院建て替え]
春だ、一歩踏み出すことにした。ブログはあと5本で1000本を数える。1000をきっかけに、ブログを書く頻度が変わるかもしれない。いろいろやりたいことがある。
病院建て替え問題、なぜこういう大したこともない問題で十年近くもすったもんだしているのか、簡単に原因を俯瞰すると同時に、現実的で具体的な解決案を提案したい。
もし、このブログを読んでわたしの趣旨に賛同し、9月の根室市長選挙を戦いたいという人がいたら連絡をいただきたい。ふるさとの教育問題についても意見をお聴きしたいので、お会いしてしっかりした人と判断したら応援しよう。
62億円の投下費用を30~35億円にカットし、前年度12億円これから5年間で年間最大22億円になる病院事赤字(常勤医が確保できなくなる可能性がある)を6億円以下に削り、根室の町を財政破綻から救ってみせよう。これが、わたしの約束である。
次期市長の任期4年間で一般会計から病院事業への繰出金が20億円から30億円は節約できる。8年間で見れば病院事業への一般会計繰出金を80億円以上減らしうるだろう。
4月にまた事務長が変わった。病院内部からの登用だというからシロウトではあるまい、しかし今までの延長線上でしか、絵が描けないのではないだろうか。病院事務長の役割が変わりつつある。対外調整交渉役、経営改善の二つがメインだろう。いずれも従来はほとんど果たされてこなかった機能である。
市議たちはどうか。市議の多くが副業である。大きな企業経営者はいない。経営のプロが不在だから、病院経営改善の具体策がこれら市議の間からでると期待するのは無理だろう。
助役から繰り上がり、無投票でなった市長についてはその能力をこれ以上あげつらう必要すらない。この4年間赤字の繰り延べをしてゴマカシの市政に熱心だっただけである(詳細は「市立根室病院建て替え」というカテゴリーの記事を読んでもらいたい)。
要するのこの町にはある程度の規模の企業を動かしうる経営のプロがいない。
さて、わたしの提案は、成央小学校を花咲小学校へ統廃合し、その跡地で病院を建設するものである。病院事業赤字をおおよそ3年間で半分の6億円に減らし、療養型病床100床を備えた199ベッドの病院を建てる。常勤医は20人だろうが25人だろうが必要な数だけ集める。
いい医者、いい看護師やスタッフがそろう病院に患者は戻ってくる。そういう病院へ内部から変えてしまうから、自己改革やトレーニングが必要になるだろう、けっして楽な道ではない。
道庁との交渉も現実的で具体的な5ヵ年損益シミュレーションを示して全部クリアしてあげよう。
わたしの条件は、成央小学校を廃校にしてその跡地に療養型病棟を含む病院を建てることである。
だから、2900万円の基本設計が終わり、8000万円余の実施設計予算が市議会を通っているが、これは直ちに執行停止をしていただきたい。まったく無駄になると警告しておく。
町のためだ、能力のない人たちは自ら引っ込んでいただきたい。
わたしは経営に関することで言い切ったことはすべて予定の期限内にクリアしてきた。大げさに聞こえるかもしれないが、病院建て替えや赤字半減はそんなに難しいことではないのだ。たまたま関係者が誰一人具体的な絵を描けないだけだ。わたしはそれを簡単に描いてみせることができる、実行可能な具体案を。
ぜひ、しっかりした人が市長選挙に立候補して連絡をほしい。ふるさとを財政破綻から救おう。
さて、根室市民は選択ができる。
地域医療がどうあるべきかは最終的には市民が選択すべきことである。わたしはふるさとの医療をどうしたいのか市民に問いたい。
病院事業で年間20億円を超える赤字をだして根室市を財政破綻へ導くのか、それとも赤字を6億円に減らして現状よりも数段よい医療環境を創造するのか。わがふるさとの住人に選択の意志ありやなしやを問う。
*本田市議が議会報告会を次の要領で開く。
市議なら彼のようにブログで具体的な政策提案や市政批判、そして自分の意見を表明すべきだ。
日時:平成22年4月18日(日) 18:30
場所:総合文化会館第二講座室
内容:「第1回市議会定例会を終えて」
・新病院建設事業に関する一般質問、予算審査特別委員会における質疑について
・病院事業会計予算に対する反対した理由について
・新病院建設事業の作業進捗状況及び今後のスケジュールについて
・新病院建設事業に係る諸課題について
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