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サイクリング13 「手袋をはく」 [85.サイクリング]

サイクリング13 「手袋をはく」

 サイクリングについてのブログは13回目だ。13といえば斉藤タカオのゴルゴ13だが、一番弟子の神田猛は根室人である。彼の『御用牙』を若い人は知らないだろう。テレビ化されたこともあり、一時期はけっこう売れた。原作の小池一夫が売れっ子だった。何人かの漫画家・劇画家が彼の原作で連載を描いた。上村一夫もその中の一人だ。『子連れ狼』が一番売れた作品で、テレビでシリーズ化された。

 それはともかく、2週間ぶりにサイクリングに行ってきた。今日は曇り空である。走っている途中で雨が少しぱらついた。だいぶ寒くなってきたので、サイクル・グローブの中に薄い綿の手袋を重ねてはいていた。
 ところで、根室では手袋は「はく」という、すくなくともかつてはそう言っていた。しかし、最近の若い人たちは言わないかもしれない。なにしろ「しあさって」は知っていても「やのあさって」を知っている中高生がいないくらいだから、50年間のテレビの影響で根室言葉がどんどん失われたことは想像に難くない。40年前の根室で「しあさって」という言葉は聞いたことがない。
 言葉は親から子へ伝えられるものではなくなったのかも知れない。テレビが親の代わりをして、言葉から地域性が失われていくのはなんとも寒々しい光景である。
 手袋を「はく」は、たぶん靴を「履く」と同じ漢字でいいのだろう。あなたは手袋を「はく」のだろうか、「つける」のだろうか、「する」派だろうか?聞いて見たい気がする。

 とにかく手袋を重ね履きしてでかけた。頭は毛糸の帽子、それにサングラスである。いつもの通り高校前から信号のまったくない牧の内をT字路まで走り、戻る。
 行きの5000mは追い風で9分40秒だった。分速517mである。帰りの5700mは18分50秒。風圧がスピードに大きく影響する。行きに頑張りすぎたので帰りはばてたのだろう。もうあと2週間ほどで今年のサイクリングも終わりだ。一段と寒くなる。
 陽は4時頃没し、朝陽が昇るのも6時を過ぎている。正月ごろは6時50分頃に太陽が顔を出す。

 2008年11月2日 ebisu-blog#382
  総閲覧数:45,513 /342 days(11月2日15時40分)


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