SSブログ

3月2日日曜日 特別授業のお知らせ [B5. お知らせ]

2,008年2月29日   ebisu-blog#112
総閲覧数: 5456/95 days (2月29日23時55分) 



 特別授業のお知らせ


 日時:3月2日12時~15時まで

 対象:中学生


高校入試が来週なので、日曜日ですが中3対象の補習授業をします。


1・2年生も期末試験があるので、質問のある人はどうぞ。高校入試に備えて内申点を上げておこう。

 

金曜定例補習授業 [62. 授業風景]

2,008年2月29   ebisu-blog#111
総閲覧数: 5449/95 days (2月29日23時35分)





 
寒気はゆるみ、道路はいったんぬかるんだあと、乾いた路面を陽光にさらしていた。明日から3月、一週間ほど前から陽射しは春。





 今日は補習授業の日である。半数程度の中学生が来ていた。来週から試験だから、生徒同士でわいわいがやがや、質問したりされたり、にぎやかだった。わからなくなると指名がかかる。



 中2の授業もテスト前だから数学か英語のどちらでも好きなほうをやらせる。「5分考えてわからなければ質問しろ」と言いながらやっている様子を見て回る。こちらから仕掛けないと質問しない生徒もいるからだ。その一方で10回も質問できる生徒もいる。「先生!ちょっとちょっとこっち来て」と手招きされて、質問を聞いて廻る。楽しいひと時である。





 どんなところがわからないのか、この生徒はどうしてわからないのか、これがわからないならあれはどうか、質問をして探りながら、教え方を工夫する。質問中心の授業は臨機応変さが要求される。一人二人待たせながら、質問の連鎖を次々捌いてゆく。普段の授業がこれほどテンションが高ければとふと考える。根室高校と根室西高校の2校だけでは受験勉強も1・2年生にとっては切実なものとはならない。首都圏だと偏差値次第で受験できる高校の選択肢が違ってくるから、小学4年生から勉強に対する気構えが違う。


 簡単な問題にならされてしまって、トップクラスの生徒たちの能力が伸びないのが、根室の特徴だろう。簡単な問題で270点~300点を競っても大学受験にはまったく意味がない。しかし、桐朋高校や慶応大学付属高校などの入試問題が使えるほど意識の高い生徒もほとんどいない。このクラスの問題を使ったら、根室のトップクラスの生徒は60~70%くらいしか得点できないだろう。自信をなくしてしまう。


 高校に入学して、進研ゼミの模試を受けたときに実力がはっきりする。進研ゼミ自体、それほど難易度が高いわけではない。にも関わらず、根室高校普通科の平均点が30点に達しない。


 どうすれば、首都圏のレベルにもっていけるのかと、頭の中は堂々巡りしながら、生徒の質問に答えている。何か工夫の仕方はあるはずで、あきらめてはいけない。

能力の高い生徒はいる。数人ならなんとかなるが、これを1学年30人にまでもっていくにはどうすればよいのか?まず一人、東大に入れることだろうか?北大医学部を優先すべきだろうか?生徒自身の選択の問題もある。根室で私塾を開いて5年たったが、あと3~5年かかるだろう。


 いまは坦々と日々の授業に力を注ぐのみである。


#110 1月の花咲港 輸入総額57%減(北海道新聞夕刊より)2,008年2月28日  [87.根室の話題]

2,008年2月28日   ebisu-blog#110

総閲覧数: 5393/94 days (2月28日23時37分)

  1月の花咲港 輸入総額57%減 前年同月比
ガニ、活ウニ激減で

【根室】根室税関支所は1月の根室・花咲港の貿易概況をまとめた。活ガニ、活ウニの輸入が激減し、輸入総額は前年同月比57.0%減の3億3680万円に落ち込んだ。ロシアによる密漁、密輸の取り締まり強化が原因と見られ、3年連続で前年割れだった昨年以上に、厳しいスタートとなった。(仁科裕章)

 輸入品目別では、活ガニが数量で前年同月比92.1%減の13トン、金額で同95.3%減の521万円、活ウニが数量で同63.0%減の482トン、金額で同48.0%減の3億2478万円。活ウニは昨年、1年間の実績が統計開始以来始めて減少していたが、今回は1月としても4年ぶりに千トンの大台を割った。

  【コメント】

 カニはほとんど取り尽くし状態だろう。カニ資源の枯渇とともに業者がウニへ流れて、ウニの乱獲によって今度はウニ資源が急減しているように見える。金になればいくらでも獲るのは50年前の根室そのものに見える。あの頃は冷凍設備もなかったから、缶詰工場で処理しきれないほど水揚げされると湾内に棄てられることもあった。処理しきれない原料は工場で働く人たちが家へもって帰れた。足の関節ひとつが30センチほどもあるタラバガニがたくさん食べられた、そういう時代があった。鷹揚な時代だった。そうして資源は逓減していった。同じことがロシアが占拠している北方領土で起きているようにみえる。ロシアと日本では50年のタイムラグがあるようだ。

 カニの輸入量が減れば、カニ業者は打撃が大きい。沿岸ではもうほとんど獲れない。扱う商品がなくなれば、商売にならない。鮭や秋刀魚やそのほかの品物を扱うしか手がないが、カニほど値段の張る水産物はない。輸入量が急減するということはカニを扱う水産会社の売上が減るということだ。

 ウニは輸入量が減れば、沿岸で取れるウニが値崩れせずにすむ。一時と違って、使う明礬の量が減っているから、薬臭いウニはなくなった。ウニの味はよくなった。八年ほど前だが、横浜市緑区中山駅前の魚屋さんがやっている居酒屋で食べた根室産のウニは絶品だった。根室の水産業者へは輸入量の減少で、地物の値崩れが防げて好影響だろう。資源が枯渇しないように管理しながら漁をする時代になった。ロシアもいずれそうなるだろう。

 それにしても、毎年9月に催されているカニ祭りはいつまで続けられるだろうか?すでに秋刀魚祭りのほうが3倍くらい勢いがあるが、カニ祭りも続いて欲しい。7月の盆踊り、8月の金比羅山のお祭り、9月のカニ祭りと秋刀魚祭りと7・8・9月は根室が一年で一番元気な3ヶ月である。


地域医療の現場から [26. 地域医療・経済・財政]

2,008年2月28日   ebisu-blog#109 総閲覧数: 5321/94 days (2月28日8時20分)

 なかなか「リニューアル」の不具合が改善されそうもないので、見辛いでしょうがブログを書き綴ることにした。

   火曜日に釧路の病院へ行ってきた。半年に一度の定期点検である。
主治医のDr.G、実名を挙げるわけにはいかないからニックネームをつけよう。看護婦さんは可愛いニックネームで呼んでいたが、私は懐かしい劇画の主人公、そうゴルゴ13にちなんで、Dr.G13と呼んでおく。作者の斉藤タカオの一番弟子が同級生の神田猛だから、まんざら縁のない名前ではない。とにかく、Dr.Gからは「なんら異常は認められない」との診察結果を告げられて、ホット一安心である。
 Dr.Gは来月から神奈川県下の病院へ移ってしまう。2月26日が最後の診察になった。一昨年7月に命を救っていただいた。病理検査報告書の写しをいまみてもこうして元気でいられることが不思議である。命を救っていただいたことに感謝している。
 30代中頃だろうか、歳はお聞きしたことがない、いいDr.にあたった。オヤジの手術を担当した釧路市立病院のDr.Mも気合の入った野武士風の人だった。主治医の指導医である副院長のTo先生も評判の名医である。入院患者の評判がすこぶるよい。若手ではDr.G13の評判がよかった。患者同士が話しているのを私は彼らの横にいて黙って聞いていた。命を預ける患者のほうもよく医者を見ているものだと感心することがあった。消化器内科のTa先生は旭川医大に戻られたようだが、彼もいい先生だった。患者をお客様として遇するのは院長のA先生の方針だろうか。転職してきた看護婦さんは、その徹底振りに最初の内は戸惑うに違いない。患者にとってはとてもよい病院である

 釧路医師会病院は1室にベッドが4つ、それぞれ窓がついていて見晴らしがよい。何より助かるのはトイレである。消化器外科病棟は手術をする患者であるから、術後のトイレが各部屋に設置されているのは助かる。もしトイレが廊下の奥のほうに位置していたら、2回はお漏らししただろう。

 Dr.G13は首都圏の病院へ「武者修行」の旅に出るらしい。さらに腕を磨いて、ふるさと(道東のある都市)に戻って地域医療を支えてくれるだろう。「いずれはふるさとに戻ってきます」、この言葉が何より嬉しかった。

 地元から医学部進学者を増やさないといけないと強く思う。Dr.G13とは主治医と患者として1年半のお付き合いだが、地域医療にこういう志を持った医者が必要だ。

 地域ぐるみで医学部進学者を育てないと、地域医療はますます貧困化してゆく。医学部進学者には3000万円まで奨学金を出すという市条例を作りたいものだ。作って公表すれば、やる気になる者が出る。

 優秀でも経済的に医学部進学が無理なものの方が圧倒的に多い。そこを地域が育てなければならない。医者を探すことも大事だが、医者を産み育てることはもっと大切だろう。「オール根室」はこういうところでパワーを発揮してもらいたい。


ツルツル ブラックアイスバーン [A8. つれづれなるままに…]

2,008年2月28日   ebisu-blog#108
総閲覧数: 5321/94 days (2月28日1時00分)



い~や、よくしばれてる。雨が降った後に雪だったから、道路はツルツル。マルシェ前から線路の前後付近まで花咲街道はブラックアイスバーン状態。脇道もカチカチに凍っていた。今冬一番のツルツル道だ。ブレーキはペダルを三度ほどポンピングしてゆっくりかけないと危ない。21時15分の気温はマイナス8.5度だった。明日の朝も同じ状態だから、通勤の際は車間を充分とって、カーブは20キロまで落として曲がろう。事故はないのが一番。根室の北東海上に低気圧が発達している。948ヘクトパスカルまで発達するという予報である。
ソネットさんは徹夜でプログラムチェックをしているのだろうな。ご苦労様。がんばって何とかこの難局を切り抜けてください。ちょっとくらいミスったからといって、他のプロバイダーへは切り替えません。どれくらいで修復するか、興味を持って眺めています。


リニューアル? [A8. つれづれなるままに…]

2,008年2月27日   ebisu-blog#107
総閲覧数: 5314/93 days (2月27日23時30分)



ソネットさんにちょいと苦言を呈する。
リニューアルはよいけれど、不手際が重なった。
もう8年ほどソネットを利用しているが残念だ。
予定時間を5時間もオーバしたことと、下記の不具合である。


<不具合内容>

■閲覧数の表示について
リニューアル後に総閲覧数・記事毎の閲覧数の減少や
本日の閲覧数の数の異常がみられる


自分のブログを見る限り、総閲覧数は13:00分頃にバックアップを取ったのではないだろうか。12:57に5301となっていた。13:10には5319だ。リニューアル後は5305となっていたが、実際には14:55に総閲覧数は5333だった。だから、リニュアル後の総閲覧数は12:57~13:10の間にとったバックアップファイルだという推定が成り立つ。
15時から工事予定だったから、15:00にもバックアップを取ったはずである。ファイルを付け替え間違えたのではないか?だとしたら、初歩的なミスである。
通常システムリニューアルでこうした不手際があっても、30分で回復できるだろう。
信頼性を疑わせるリニューアルであった。

 ②表示形式を切り替えられるボタンがあったが、あれはどこへ行ったのだろう?
とっても記事が書きにくい。
 ③改行もおかしい。
投稿用の入力画面で改行しても反映されない。
 ④「アクセス解析機能」を付け加えたためかレスポンス速度が低下した。解析機能用のサーバーを別にすべきではないのか?
 フィールドに近い環境下でプログラムテストをやったのだろうか?

元に戻せと言いたい。
回復するのに何日かかるのだろう?


税務署へ確定申告書提出…“ほっと一息” [A8. つれづれなるままに…]

2,008年2月25日   ebisu-blog#106
総閲覧数: 5242/91 days (2月25日12時15分)

 根室税務署へ確定申告書を提出してきた。9時の気温はマイナス7.8度となっていた。灯台の沖、100メートルくらいで氷が切れて、冷たい蒼色の海が広がっている。国後の山々は真っ白だ。お昼頃になって空が晴れ、真っ黒いアスファルトが陽光を受けて温まり、道路の雪が溶け出した。

 3人立って受付をしていたが、朝早いのでまだ誰もいない。申告書は作成済みなので、一番左側の男子職員に申告書の受付処理をしてもらいながら、事業主借り勘定に関わる資本金との相殺処理がe-taxで処理できないことを説明するとすぐに事情が呑み込んだらしく、「ご意見は上げておきます」との返事だった。てきぱきした職員だった。全国の納税者数百人から、同様の意見が税務署へ伝えられただろう。来年改善されたソフトが使えるかもしれない。
 提出書類に押印するように言われ、シャチハタを取り出したら、だめだという。カウンターで書類に自筆サインあるいは押印すれば、自宅で押印したのとは違い、法律的には印鑑が何であれ有効である。何か専門用語があったような気がする。カウンターのCの入った略号が・・・(OTCだったかな?。Over The Counter?) 。
 「印鑑が何であれ、有効なはずです」と告げると、女子職員が気を利かせて確認に走ってくれた。「OKでした」、親切な対応だった。銀行印はこういう書類には使わないほうがよい。銀行印は認めに使ってはいけない。パソコンでカラースキャナーでコピーすれば簡単に同じものを複製できる。たとえば、預金引き出し伝票にコピーした印影を印刷し、偽造できる。カウンターの銀行員が印鑑照合作業をしても偽造かどうか識別がつかない。実際にそうした犯罪が多数起きている。同じ理由で実印も認めに使ってはいけない。不動産の売買契約書の偽造に利用される可能性がある。

 貸借対照表を作成するときにEXCELのワークシート(WS)で合計残高試算表を中間WSとして用意すると処理が簡単になるので、追加説明しておく。
 合同仕訳は勘定科目ごとに合計残高試算表の当該勘定科目の貸方あるいは貸方へ集計すればよい。資産科目は「期首有高+借方合計-貸方合計=期末残高」で計算式をセットし、負債・資本科目は「期首有高-借方合計+貸方合計=期末残高」で計算式をセットする。こうして計算された値を関数機能を使って貸借対照表の当該項目欄に自動参照式を入力して終わりである。
 合計仕訳は、WSに(借方科目名、金額)、(貸方科目名、金額)をセットし、損益計算書から売上や減価償却費を除く経費を合計仕訳を起こす。この辺りは少し簿記の知識が必要だか、簿記3級程度の知識のある人に確認すればすぐにわかる。自分でやってみることだ。
 わからない場合は申告した後で、やってみてもよい。自分でやって納得できれば、翌年は簡単なEXCELのWSで申告資料が自作できる。慣れれば作業はいたって簡単である。パソコン教室を開いて教えてあげたいくらいだ。とにかくこれで、青色申告特別控除65万円がゲットできる! 
 
 ブログの記事は、書いた後で補足している場合がほとんどである。この記事の前の、決算書と申告書の作り方も、具体的な説明をいくつか付け加えた。ずっと分かり易くなった筈である。書いた後でわかりにくいところを、分かり易く具体的に説明するために文章を追加する場合が多い。記事の内容に間違いが見つかった場合も速やかに訂正処理をしている。一度読んだ記でもテーマに興味がある場合は、もう一度読んで欲しい。ほとんどの記事が補足・追加されている。


EXCELとe-taxを利用した決算書と申告書の作り方 [A8. つれづれなるままに…]

2,008年2月24日   ebisu-blog#105
総閲覧数: 5195/90 days (2月24日23時25分現在)

 明日の朝は-12度の予報あり。水道の凍結に注意しよう。
 ところで、e-tax(国税申告システム)を始めて利用して、青色申告決算書と確定申告書を作成したので、私の手順を書いておく。参考になれば幸いである。

 まずはじめに、領収証を証憑台紙に管理番号順に貼付する。次にエクセルでワークシート(WS)をいくつか作り、入力する。損益計算書への自動集計が終わったら、最後に合計仕訳をして貸借対照表を自動作成する。各表を印刷してチェックが終了したら、e-taxをインターネットで開いて、所定の指示に従って入力していこう。青色申告決算書と確定申告決算書の2種類があるので、それぞれ入力する。

 
使ってみて不便な点が一箇所見つかったので、国税庁へ要望がある。事業主借り勘定と資本金勘定の相殺する決算仕訳を反映する機能がない。期首・期末資本金の一致を確保するための機能に邪魔されている。一致を確保しながら相殺できるように、通常の決算処理で必要な仕訳なので反映する仕組みを追加して欲しい。

(1)経費集計WSを作る。横に購入先欄と備考欄を作り、経費科目を並べる。証憑台紙に管理番号を振って貼り付けてある領収書の入力をする。
 ⇒月別に分けた管理番号と日付を入力するから、順番はどうでもよい。データの並び替えが必要なら、エクセルのデータソート機能で並び替えが自在にできるので、利用しよう。私はMM99(月を現す2桁の数字と連番二桁で管理番号を作っている。領収証の多い人は連番部分を3桁に刷ればよい。999枚まで処理できる)

(2)固定資産台帳WSを作り、減価償却費を計算し、集計しておく。
 ⇒e-taxの固定資産台帳機能と計算値が合致することを確認しておいたほうが好い。

(3)定期支払い経費集計表を作り、毎月支払うものはこの表で集計すると、付け落としが防げる。
 ⇒家賃やThe Japan Timesの購読料、電力料、灯油料金などをこの表で管理している。

(4)損益計算書WSを作り、売上集計WSと経費集計WS、定期支払いWSから科目別データを自動集計する。減価償却費は固定資産台帳WSから自動集計する。
 ⇒勘定科目を申告書に合わせる。経費明細表の勘定科目を細かく設定している場合は、申告書勘定科目に集計して自動参照するように関数機能で定義しておけばよい。


(5)損益計算書WSをみながら合計転記仕訳を起こし、貸借対照表WSへ自動集計する。減価償却費だけは、資金の流出を伴わない経費なので、別扱いにする。
 ⇒関数機能を使ってそれぞれのWSの街灯箇所を自動参照するように定義する。

 これで、自動的に貸借対照表が出来上がる。あとはインターネットを接続して、e-taxを開いて、所帯のフォーマットへ入力すればよい。領収書を証憑台紙に貼ってあれば、1日半程度の仕事だろう。
 今日は定期支払いWSをつくり、損益計算書へ自動集計したあと、合計仕訳を入力して貸借対照表を自動生成した。合間に雪掻きをし、買い物に付き合って、ほぼ半日仕事だった。途中で2枚領収書を見つけて追加入力したのと、減価償却費計算に間違いがあり、e-taxの固定資産台帳での自動計算値にあわせるために、すこし手直しした。伝票を追加入力しても、損益計算書と貸借対照表は自動生成されるので、手間はかからない。
 こうしてエクセルで、帳簿を作ってしまうと、毎年の申告も簡単になってしまう。

 やってみて分からない場合は、メールで問い合わせてくれれば、時間を見つけて具体的な説明を書いて、メールで送る用意がある。仕事があるから、十人程度しか対応できない。問い合わせアドレスは「プロフィール」をクリックして、「ebisuさんのプロフィール」の+記号をクリックしてほしい。パソコン用メールアドレスが現れる。
         Feburary 25, 2008  (5207, 90 days, 152/day)


インターネット利用の確定申告初体験 [A8. つれづれなるままに…]

2,008年2月24日   ebisu-blog#104
総閲覧数: 5176/90 days (2月24日20時00分現在)

 風が時折強く吹いている。地吹雪だ。3時33分には-6.3℃だった。急に気温が低下し、路面はツルツルである。

 今朝から確定申告書を作成していた。インターネットで税務署の青色申告決算書及び確定申告書作成コーナのソフトを利用してみた。光にしてから応答速度が速いので、こうしたソフトも利用できる。ようやく終わって、明日提出だ。手書きよりもだいぶん楽だ。
 さて、食事をしながら酒でも飲もう。

イブ [57. 塾長の教育論]

2,008年2月23日   ebisu-blog#103
総閲覧数: 5044/89 days (2月23日23時45分現在)

 北風が強くなってきた。外は雪である。昼頃には一時雨だったが、その後曇りに変わり、夜8時頃から雪になった。9時半には合同庁舎前の温度計はー1.3℃を表示していた。背中にあるパネルヒータが心地よい。NHKFMからはアルビニョーニのアダージョが流れている。

 今日は日商簿記検定試験前日である。2級を明日受験するN君は4時から9時までびっしり勉強していた。目標に向かってひたすら努力する姿は微笑ましい。成績が少しぐらいよくても、なかなか歯が立たない分野もあることを知るだけでも、中学生が日商簿記2級に挑戦する価値はある
 第116回の問題は残念ながら61点だった。合格点に9点足りなかった。標準原価計算の原価差異分析にまだ理解が足りないところがある。単なる比例配分計算なのだが、まだ問題文の読み方に甘さがある。
 中3だから読書の絶対量が高校生に較べると少ない。デカルトの『方法序説』は読ませたが、何冊か哲学書や経済学の専門書を読むトレーニングをしてやる必要があるのかもしれない。私が学生時代に市倉宏祐先生にゼミでそうしてもらったように。私塾でそれが可能かどうかはわからない。だから私塾を開業して5年たっても試行錯誤の毎日がある。
 標準原価計算の原価差異分析以外の穴はほとんど潰した。明日の結果は問題次第のところがある。今日戻ってから、当該箇所を読むだろうから、明日は75%くらいの合格率はあるだろう。虚心に全力でぶつかってみることだ。
 順風満帆な道を歩むものは逆境に弱い。ノイローゼになる者、自殺する者等々。優秀な生徒には社会に出る前に大人が逆境を経験させる機会をつくらねばならぬ。受験の優等生が現実の社会で如何にひ弱な存在であるかを見てきた者として、ひ弱にならないように育てるにはどうすればよいかを考えて教育をしなければならない。少し広い世界へいざない、大小さまざまな逆境を自在に創りだし、体験させてあげられる。冷たい雪や風雨にさらしてやれば、社会人になってから逆境に遭遇したときに強く生き抜けるようになるだろう。「あの時もきつかったけど、乗り越えられた、今度もしばらく辛抱すれば何とかなる、あきらめてはいけない、何か工夫のしようがあるはずだ」そう思えたら大成功だ。
 結果は1週間後くらいだろうか、もちろん合格することを祈っている。甘くはないぞ、意地でも90点を取って合格して見せろ。全力を出せたときの君が今取れる最高点は90点付近にある
 
Feburary 23, 2008  (5055, 89 days, 121/day)