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#4981 新型コロナワクチンの正体:①DNAワクチンとmRNAワクチン May 27, 2023 [35.1 COVID-19]

 井上正康大阪市立大名誉教授(分子病態学)が「何も知らないで死んでいる日本人」という動画を5/26に公開しています。聞き手は衆議院議員の原口一博しです。40分間ほどのものですが長いので、最初の10分間の内容を紹介します。

 遺伝子を利用して体内で病原体のたんぱく質を作ると、作っている細胞自体が感染した細胞ですから、免疫細胞によって殺されます。アストラゼネカのDNAワクチンもファイザーやモデルナのmRNAワクチンもその点では同じです。SARS-CoV-2のスパイク蛋白を産生する細胞は、免疫細胞の攻撃を受けて殺されることになります。遺伝子を利用してスパイク蛋白を産生するという方法は、原理的にこうした問題を孕んでいます。副作用が大きいということ。
 もちろんDNAワクチンとmRNAワクチンには違いもあります。

<アストラゼネカのDNAワクチンについて>
 これは、体内で遺伝子組み換えによって、遺伝子を自分の細胞で作らせるというものです。永久にスパイク蛋白(以下、Sタンパクと略記)を作り続けるような仕組みなのです。
 これはたいへんなことだと思います。アストラゼネカのDNAワクチンを接種した人たちに、北欧でバタバタと死者が出て、北欧の国はどこも使わなくなりました。それで行き場を失って消費期限が迫っていた8000万本が日本へ。安倍総理(当時)との契約で...安倍総理はその経緯をご存じで、日本人にはほとんど打たせませんでした。九州地方で1万本接種に使った後、ワクチンが足りない台湾から譲渡の申し入れがあり、応諾しています。ところが、高齢者に優先接種したら、死者が続出して騒ぎになりました。台湾政府は「高齢者の次には、在留日本人に優先接種する」と公表しました。気がついたのですね、でも台湾政府は中国と対立しているので、日本とはうまくやっていきたいので、「大人対応」したのです。一切クレームは言わなかった。その代わり、「日本人に優先接種」を公表。嫌だったでしょうね台湾にいた日本人のみなさん。
 この事件があってから、日本のメディアはアストラゼネカの「ア」の字も言わなくなりました。「見ざる、聞かざる、言わざる」です。言ったら、遺伝子組み換えそのものだということがわかってしまうので、口をつぐんだのです。

<ファイザーとモデルナのmRNAワクチンについて>
 DNAワクチンが使えないことになりました。mRNAワクチンはすぐに分解するから安全だという説明が行われ続けています。「通常は」すぐに分解します。数十分で体内で分解されるものなのです。ところがすぐに分解してしまうと、細胞へたどり着くまでに分解してしまい効かないということになります。DNAを構成するAGCTをAGCUに一つだけ置き換えたのがmRNAです。ヤマサ醤油が製造しているメチルグリシン使って、Uのところにメチル基という炭素を1個入れることで、分解酵素が切れないようにしたのです。数十分で必要な部品(Sタンパク)をつくったら、さっさと分解されるのが「通常の」mRNAワクチンなのです。新型コロナmRNAワクチンは細胞内でSタンパクを効率よく産生するために分解されないような加工がなされているのです。こうして体内に入り込んだmRNAワクチンが何か月も安定にSタンパクを作り続けます。すぐに消えたらワクチンとして効果がないわけですから、メチルグラシンというシュードウリジンを使うことで、体内で長期間Sタンパクを作り続けるということができたのですが、そのこと自体はものすごく危ないことなのです。

 シュードウリジンは核酸化合物で、DNAやRNAの構成材料です。
*「DNAとRNAの構造と性質」 **「DNAとRNAの構造図」
***「DNAとRNAの塩基図」


 昨年ランセット(米国の医学雑誌)に掲載された論文に、接種された患者から1年半後に血液検査をしたら、Sタンパクが見つかっているということで、世界中でこうしたたくさんのデータが出てきているんです。

 こういう状況の中で調べてみると、mRNAは表面をポリエチレングリコール(以下、PEGと略記)でコーティングしていることに気がつきます。ワクチンが分解酵素で切れないようにしているだけでは足りずに、PEGでコーディングし、さらに延命しているのです。
 わたしは(井上正康教授)は熊本大学でそういう研究をしていました。たとえば、注射して5分で尿に排泄されるSOD(抗酸化作用を持つ酵素)という活性酸素を分解する酵素にPEGをつけると72時間に半減期が伸びるのです。3分の半減期が72時間に延びるというのはものすごいことなのです。PEGコーティングすることで半減期が1440倍になるということですから。
 モデルナ社とファイザー社のPEGでコーティングしたあの構造を見たとたんに、あれはものすごい長期にわたって、人では体内を循環するということが、パッとわかりました。
 その当時はまだ厚労省にデータがアップされてまして、マウスで48時間まで、どういう臓器に集まるかということをずっと見ているんです。そして血中の動きをみると、マウスではだいたい1週間が半減期です。マウスは1分間に600回の拍動ですから、人はその1/10で、だから人ではマウスの10倍以上の寿命があることになります。そうすると、人では何か月も血中で循環するものがあのナノ粒子の構造なのです。

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 ここまで10分間ほどの井上氏の説明です。
 アストラゼネカのDNAワクチンは遺伝子組み換えがなされて、DNAワクチンに感染した細胞がSタンパクを産生し細胞の外に放出し続けます。DNAワクチンに感染した細胞は免疫細胞の攻撃を受けていずれ死滅します。感染細胞が生きている限りSタンパクを放出し続けます。炎症性サイトカインが分泌されて、毛細血管が炎症を起こして血栓ができます。それで、脳梗塞や心筋梗塞、多臓器出血でたくさんの人が亡くなって北欧では、アストラゼネカのワクチンを使わなくなりました。日本のメデアは一切報道しなくなりました。厚労省への忖度でしょう。

 mRNAワクチンが数日で体内で分解されるというのは厚労省や感染症研究所に関係した専門家会議の嘘です。すでにエビデンスは出ています。
 mRNAではウラシルを有するウリジンがシュードウリジンに置き換わっています。そのことで体内の免疫機構を通過して、炎症が起こらないようにするのです。細胞内に侵入したmRNAは分解酵素によって分解されなくなり、Sタンパクを産生し続けます。数か月間、体内に分解されずに存在し続けるということです。「数日で分解される」という専門家会議の説明や厚労省のサイトの説明とまったく違っています。
 分解されにくいようにシュードウリジンで加工されたmRNAはさらにPEGで延命されます。マウスでの実験ではPEGコーディングしたmRNAワクチンは半減期が1週間ですから、10%になるまでには8週間かかるということになります。シュードウリジンでどれくらいmRNAワクチンが分解を免れるかについては10分間の説明では真だ出てきていませんが、井上氏は「人では数か月」と書いているところから推して、2-3倍くらいでしょうか。

 細胞内に入り込んだmRNAが酵素で分解されずに残り続けたら、その感染細胞はずっとSタンパクを産生し続けます。血管のあちこちが炎症を起こし血栓を起こしたり、炎症を起こした血管内皮が壊れて、血管の外に溶血します。脳梗塞と脳出血、心筋梗塞や狭心症などの心血管疾病、多臓器出血などの症状が現れます。よくこんなもの特例承認しましたね。感染症の専門家ばかりで、mRNAワクチンに関する専門家が「専門家会議」には一人もいなかったので、はじめの内はわからなかったのでしょう。
 ワクチン接種を繰り返すと、炎症性サイトカインと抗炎症性サイトカインの両方が出っぱなしになって、免疫レベルが下がってしまいます。それで、感染症や癌に罹りやすくなります。帯状疱疹や梅毒がコロナワクチン接種が始まってから顕著に増えているのは、mRNAワクチン接種を繰り返したので、免疫レベルが低下してしまった人が増えたからです。

 ワクチン接種後死亡数が2000名を超えていますが、ワクチン接種後死亡は全例解剖して原因をハッキリさせるべきでしょう。大規模な薬害訴訟に発展する可能性が強くなってきたので、厚生省はかたくなに、調べようとしません。
 ワクチン接種後超過死亡が+に転じたことは弊ブログ「#4970 捏造された超過死亡ライン」で解説しています。感染研の疫学センター長の鈴木氏が、超過死亡ラインの捏造をして、ワクチン接種と超過死亡に相関関係がないと主張しています。疫学センターで作成した別のグラフに基づいて予想死亡ラインを引くと、ワクチン接種後に超過死亡が+に転じたことがはっきりわかります。


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