#4731 根室高校北大理系総合2名合格 Mar. 17, 2020 [60. 進路(進学・就職)]
根室高校から北大理系総合へ2名が合格しました。現役生と過年度生です。「みんなの大学情報」偏差値では57.5です。
現役生はよく間に合わせたなと思う、立派だね。例えば理系志望だと、高1年生の時点で数学は1年先をやっていないと合格できません。この点では学校側のサポートはありません。独力でやるか個別指導塾へ通うか、集団指導塾なら一学年上の授業も同時に受けることになります。高校数学を教えているのは2つの塾のみ。英語は準1級に近いレベルでないと共通テストで180点以上を取り、二次試験で高得点がとれません。こういうレベルの英語指導が可能な塾は根室にはひとつしかないのです。この点でも高校側の特段のサポートはありません。根室高校で1学年10名、成績上位の生徒を集めた英語授業を週に2回、7時間目にセットすれば可能です。8か月ほどで3年間分の教科書を消化できますよ、おやりになったらいかが?いまそういうスケジュールで中3の生徒にやっているところです。3/19(土)10回目の授業で高校1年生の教科書が終わりました。土曜日は塾は休みですから、ちゃんと予習してくるやる気のある生徒にだけ、ボランティアでやっています。とっても楽しいのです。2時間授業です。
物理や化学のふだんの授業も難易度が低いのですから、これもネックになります。一昨年ですが、担当の先生お二人が2か月ほど毎週1回の生徒2名の放課後補習に応じてくれました。これはありがたかったようです。こういう協力体制があると現役で難関大学へ合格する生徒が増えます。過年度生の生徒は物理と化学の放課後補習を2か月間ほど受講した生徒です。
進学校に比べ偏差値45の根室高校から難関大学への現役進学はハンディが大きいのです。根室高校としてやりうる範囲で、何かサポートの方策を考えてやったらいかが?これは根室高校側の課題です。
過年度生も合格してよかった、精神的には結構きつかったと思う。でもこの一年間の経験は将来必ず役に立ちます、転んだってただでは起きなきゃいいだけです。二人ともおめでとう。
合格体験記リストを「選択肢 特設限定号」で特設コースのクラスにだけ配布しています。そこに載っているQRコードをスマホで読み込まないと、10個の合格体験記が読めません。リストの真ん中くらいに載っていた東工大への合格者はわたしが根室へ戻る前、2000年頃の合格者のようです。何年度の合格なのかわかるようにリストに記載してもらいたい。このリーフレット「選択肢 特設限定版」は普通科の特設コースの生徒だけに配布ですから、1/3の生徒にしか公開されていません。2/3の生徒には非公開になっていますが、根室高校生全員、そして保護者たちが読めるようにしたらいかがですか?
公開すべき理由を書きます。根室市内で大卒の保護者は1/20程度ではないかと思います、こうした根室に特殊な事情から受験事情を知らない親がとっても多いのですが、子どもに大学進学させたい保護者は少なくありません。根室に住む子どもたちや親たちにとっても、根室高校から難関大学へ進学した生徒の合格体験記はたいへん貴重な情報なのです。「合格体験記」には偏差値50の大学への進学にも役に立つ情報が含まれています。根室高校の運営管理責任者はそういう視点で物事を考え、判断してもらいたい。根室高校OBの一人からのお願いです。
難関大学受験は高校だけの勉強では不可能です、中学時代から先取りして学習してようやく間に合います。中高一貫校の生徒たちとの競争になりますが、そこで勉強している生徒たちは1年先の学習を普段の授業でしています。難関大受験に特化した授業の難易度自体が偏差値45の根室高校普通科よりもずっと高いのです。
予習方式で1年先を、難易度の高い問題集を使ってやらないと難関大学へは合格できませんが、そういう方式で勉強するには学力が飛びぬけて高くないとできません。学年に3人いればいい方です。しかも英数国と3科目の平均が80%超をクリアしなければならないのです。その中に苦手の科目が一つでもあったら、その科目は70%以上までアップしなければなりません。他の2科目が90%の得点が必要です。根室高校から難関大学合格学力上位の5%の生徒にとってもどれだけ困難かわかります。
放ったらかしにしないで、学校側でサポート体制が取れたら、難易度がそれほど高くない北大クラスなら、毎年現役合格者が複数名でるのではありませんか?上位5%の生徒たちをサポートするための具体的な体制整備とマネジメントの巧拙が毎年の難関大学合格実績に現れています。やる気になればできますよ、そういうポテンシャルをもった生徒が1学年120人中、6人くらいいますから。古里根室へ戻ってきて20年間、根室の子どもたちを教えてきた私の実感からの数字です。あと半年、根室の子どもたちの可能性を拓くために走り抜けます。
<4/2追記>
根室高校ホームページを見たら、「進路」のところに合格体験記がアップされていました。「選択肢 特設限定号」もアップされています。
あとは、それぞれの合格体験記が書かれた年を入れてくれたら読み手にとってはとってもわかりやすくなります。過去二十年以上の期間に書かれた合格体験記のようです。わたしが確認できたかぎりでは、東工大への合格者は2000年頃です。東大へは2004年だったかな、この生徒の合格体験記は載っていませんでした、書かなかったのでしょうね。
学校行事には参加していた方がいい。部活や学校祭のようなイベントでないと培えない重要なスキルがありますからね。リーダーシップや企画立案・実行能力です。社会人になってから効いてきます。
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現役生はよく間に合わせたなと思う、立派だね。例えば理系志望だと、高1年生の時点で数学は1年先をやっていないと合格できません。この点では学校側のサポートはありません。独力でやるか個別指導塾へ通うか、集団指導塾なら一学年上の授業も同時に受けることになります。高校数学を教えているのは2つの塾のみ。英語は準1級に近いレベルでないと共通テストで180点以上を取り、二次試験で高得点がとれません。こういうレベルの英語指導が可能な塾は根室にはひとつしかないのです。この点でも高校側の特段のサポートはありません。根室高校で1学年10名、成績上位の生徒を集めた英語授業を週に2回、7時間目にセットすれば可能です。8か月ほどで3年間分の教科書を消化できますよ、おやりになったらいかが?いまそういうスケジュールで中3の生徒にやっているところです。3/19(土)10回目の授業で高校1年生の教科書が終わりました。土曜日は塾は休みですから、ちゃんと予習してくるやる気のある生徒にだけ、ボランティアでやっています。とっても楽しいのです。2時間授業です。
物理や化学のふだんの授業も難易度が低いのですから、これもネックになります。一昨年ですが、担当の先生お二人が2か月ほど毎週1回の生徒2名の放課後補習に応じてくれました。これはありがたかったようです。こういう協力体制があると現役で難関大学へ合格する生徒が増えます。過年度生の生徒は物理と化学の放課後補習を2か月間ほど受講した生徒です。
進学校に比べ偏差値45の根室高校から難関大学への現役進学はハンディが大きいのです。根室高校としてやりうる範囲で、何かサポートの方策を考えてやったらいかが?これは根室高校側の課題です。
過年度生も合格してよかった、精神的には結構きつかったと思う。でもこの一年間の経験は将来必ず役に立ちます、転んだってただでは起きなきゃいいだけです。二人ともおめでとう。
合格体験記リストを「選択肢 特設限定号」で特設コースのクラスにだけ配布しています。そこに載っているQRコードをスマホで読み込まないと、10個の合格体験記が読めません。リストの真ん中くらいに載っていた東工大への合格者はわたしが根室へ戻る前、2000年頃の合格者のようです。何年度の合格なのかわかるようにリストに記載してもらいたい。このリーフレット「選択肢 特設限定版」は普通科の特設コースの生徒だけに配布ですから、1/3の生徒にしか公開されていません。2/3の生徒には非公開になっていますが、根室高校生全員、そして保護者たちが読めるようにしたらいかがですか?
公開すべき理由を書きます。根室市内で大卒の保護者は1/20程度ではないかと思います、こうした根室に特殊な事情から受験事情を知らない親がとっても多いのですが、子どもに大学進学させたい保護者は少なくありません。根室に住む子どもたちや親たちにとっても、根室高校から難関大学へ進学した生徒の合格体験記はたいへん貴重な情報なのです。「合格体験記」には偏差値50の大学への進学にも役に立つ情報が含まれています。根室高校の運営管理責任者はそういう視点で物事を考え、判断してもらいたい。根室高校OBの一人からのお願いです。
難関大学受験は高校だけの勉強では不可能です、中学時代から先取りして学習してようやく間に合います。中高一貫校の生徒たちとの競争になりますが、そこで勉強している生徒たちは1年先の学習を普段の授業でしています。難関大受験に特化した授業の難易度自体が偏差値45の根室高校普通科よりもずっと高いのです。
予習方式で1年先を、難易度の高い問題集を使ってやらないと難関大学へは合格できませんが、そういう方式で勉強するには学力が飛びぬけて高くないとできません。学年に3人いればいい方です。しかも英数国と3科目の平均が80%超をクリアしなければならないのです。その中に苦手の科目が一つでもあったら、その科目は70%以上までアップしなければなりません。他の2科目が90%の得点が必要です。根室高校から難関大学合格学力上位の5%の生徒にとってもどれだけ困難かわかります。
放ったらかしにしないで、学校側でサポート体制が取れたら、難易度がそれほど高くない北大クラスなら、毎年現役合格者が複数名でるのではありませんか?上位5%の生徒たちをサポートするための具体的な体制整備とマネジメントの巧拙が毎年の難関大学合格実績に現れています。やる気になればできますよ、そういうポテンシャルをもった生徒が1学年120人中、6人くらいいますから。古里根室へ戻ってきて20年間、根室の子どもたちを教えてきた私の実感からの数字です。あと半年、根室の子どもたちの可能性を拓くために走り抜けます。
<4/2追記>
根室高校ホームページを見たら、「進路」のところに合格体験記がアップされていました。「選択肢 特設限定号」もアップされています。
あとは、それぞれの合格体験記が書かれた年を入れてくれたら読み手にとってはとってもわかりやすくなります。過去二十年以上の期間に書かれた合格体験記のようです。わたしが確認できたかぎりでは、東工大への合格者は2000年頃です。東大へは2004年だったかな、この生徒の合格体験記は載っていませんでした、書かなかったのでしょうね。
学校行事には参加していた方がいい。部活や学校祭のようなイベントでないと培えない重要なスキルがありますからね。リーダーシップや企画立案・実行能力です。社会人になってから効いてきます。
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2022-03-17 23:00
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