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#4680 帰省:しあわせ Dec. 28, 2021 [A8. つれづれなるままに…]

 昨日(12/27)元塾生が来てくれた。浦河の看護学校に進学した生徒である。
 筋はいいのだが、あまり勉強する気はなく、しなくっちゃいけないときだけはやるパワーがある、典型的な「根室のお祭り娘」である。3年生の夏が終わり、受験勉強始めたところで、学校の方から推薦できるという話があったので、求められているんだから「乗っちゃえ!」と言ったら、喜んで受諾した。
 1年生の時に来ていたが、勉強はあまり好きではないので、途中で塾は休塾。実際には来たり来なかったりなので、効果がないので、休塾を勧めた。「必要になってからおいで」と言ってあったので、3年生になって夏休みが終わったあたりでまた来はじめた。10月だったか、推薦決まったので、「もう来なくていいよ、残りの高校生活楽しんで」と告げ、即退塾。
 「浦河の生活はどうだ、慣れたか?」
 「先生、なーんにもないよ、コンビニはあるけど」
 「なんにもない方が勉強できる、好きな酒くらいは売ってるだろう?」
 「うん、鏡月(焼酎)飲んでる、先輩に見つかって叱られた(笑)」
 寮生活だから先輩の目もあるようで、自由勝手にはいかないようです。(笑)
 化粧がちょっと薄くなった、太りもせず痩せもせず、これなら3年間大丈夫、まったく心配の要らない生徒である。
 弟と妹を迎えに、お母さんの車に乗ってきたと言っていた。
 中3の妹は昨日初めて来た。姉妹でもまるで性格は違う。昨年12月から来て、英語と数学で35点ほどアップして札幌旭丘高校に合格した生徒と似たタイプだ。この子はけしかけたら猛然と走るタイプ。1月から英語の土曜特訓授業への参加を認めた。認めたと言ってもオブザーバーだ。やれるかどうかぎりぎりのところだが、やれば必ず化ける生徒だと見た。2時間4回で高校1年の英語教科書を消化する予定。予習の仕方と毎日の勉強時間の確保の仕方は伝えてある。しっかりノートにメモさせた。社会人になったらいい仕事人になるだろう。こういうタイプは珍しい、20年後に女の管理職として仕事で使ってみたかった。生徒たちを観察するときに、どんな社会人になるかという視点で見てしまう、癖だな。

 元生徒が来るのは、うれしいものだ、顔見ただけで十分、めんこい生徒の一人である。
 来てくれてありがとう。


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