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#4499 就職戦線:3/1解禁 Mar. 8, 2021 [60. 進路(進学・就職)]

 NHKラジオ、7時半ころからの番組での解説が元ネタです。
 3/1が解禁日だそうですが、すでに内定が6.2%で昨年よりも5ポイント多い。いきなり5ポイントも上がったのには理由がありそうです。
 3/1に就職内定通知のフローの代表例は次のようになっています。
    インターンシップ⇒3/1内定

 コトバンクの解説を載せます。
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インターンシップとは、学生一定、企業で就業経験を積む制度のことです。文部科学省厚生労働省経済産業省の「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」では、『学生が在学中に自ら専攻将来キャリアに関連した就業体験を行うこと』と定義されています。就職活動が本格化する前に職場の雰囲気や実務への理解を深めることで、就業意欲を高めるとともに、入社後のミスマッチを防ぐ効果が期待されています。
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internship /??nt??n??p? /
?noun [countable]?
(AmE)?
1 a period of time during which sb, especially a student, gets practical experience in a job, for example during the summer holiday
?a 6-week internship at a television station
?look at work experience
?2 a job that an advanced student of medicine, whose training is nearly finished, does in a hospital to get further practical experience
Oxford Wordpower Dictionary [コピーライト] Oxford University Press 2012
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? 米国では夏休みの6週間にやるようです。新学期直前の長期休暇中ですから、日本なら春休みですね。医学部なら臨床研修でしょうか。

 ようするに、就職を希望する企業で就業体験を積むわけですが、そこで人選して、解禁日の3/1に内定通知をe-mailで送って、優秀な学生を囲い込むというわけです。社員が大学のゼミの後輩に声掛けするというパターンでしょうね。優良企業は偏差値の高い大学からの採用が多いから、そうしたコネを使ってのインターンシップは、やはり偏差値の高い学校ということになるでしょう。もちろん、中少企業も自社の社員を使って後輩の囲い込みをしています。
 基準に達する学生がいなければ3/1以降さらに募集することになります。
 6/1が面接などの解禁日だと言ってました。一部の企業はルール無視ですが、いつものことです。

 昨年は、新型コロナ騒ぎの真っ最中でしたから、インターンシップが実施できなかった企業が多かったのでしょう。5ポイントも増えたというのは、今年はパンディミック下で何とかやる術を見つけた企業が増えたということのようです。

<道内の状況>
 ところで、道内の求人倍率は1.02倍、倍率が下がってきています。新型コロナの影響で観光産業や航空会社は軒並み採用を絞り込んでいます。増えているのはIT産業と物流分野です。道内の求人倍率が1.02というのは非正規雇用が4割以上あるでしょうから、正規雇用を求める人にとっては依然として、厳しい環境下にあります。
 道内の辺縁部に住む子どもたちは、大学や専門学校で札幌圏や首都圏へ大量に流出して、更に就職でも優良な企業を求めて道外へ流出しています。札幌圏の人口は緩慢に減少し、それ以外の地域は新型コロナで人口減少がさらに加速しそうです。
 早くコロナが収まって、経済活動が正常に戻ることを期待したいですが、変異株が次々に出ているようで、3年くらいは影響がありそうですね。
 飲食店自営業のみなさんはまだまだ厳しい状況が続きます。何とか生き延びて、コロナが終わったらまた商売を始めてください。オヤジとお袋が長年ビリヤード店と飲食店をやっていたので、いま商売をしているみなさんのことを考えると心が痛みます。


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