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#4226 武漢コロナ感染症:休校初日のグラウンド April 18, 2020 [35. 感染症および自己免疫疾患]

 武漢コロナ感染症対策で、今日4/18から5/6まで小中高が休校となっています。休校初日に母校(中学校)のグラウンドの周りを歩いてみました。

①テニスコート2面
バス通りに面して、テニスコートが2面あります。テニスコートのある中学校は光洋中学校だけ。都会の学校にはとっても贅沢なテニスコートです。元々は根室中学でした。戦後はこのテニスコートの場所は畑だったんです。肥料は人糞、トイレから長い柄のひしゃくで掬って木桶に入れて天秤棒で担ぎますが、慣れないと揺れて跳ねてズボンにつきます。(笑) 中学校で生徒たちが大根やキャベツを作っていました。戦後の食糧不足を補うためでした。団塊世代が入学したときにはもう畑はつくっていません。木桶を天秤でぶら下げて担ぎ損ねました。旧校舎は現在のグラウンドにもっと近いところにあったのです。1年8組から10組まではグラウンドに近い場所で、戦時中は馬小屋だった建物でした。そこを校舎に改造したので、吹雪には教室に雪が入ってきました、すこしですよ。3年10組のときは給食室のほう、一番端でグラウンドのバックネットの前でした。
 冬は今より雪が多くて、分厚い鋳物の石炭ストーブでした。生徒たちが交代で毎日石炭をとりに行きます。あったかかった、もちろんストーブの前の人だけ。真っ赤な顔してがんばってました。後ろは寒いんです。持って行ったアルミ製のお弁当をストーブの周りに並べて温めます。授業中にさまざまなおかずの匂いがしてきます。いいでしょ。(笑)
団塊世代が中学生になったときに、教室が足りないので、柏陵中学校が新設され、根室中学校は光洋中学校と名称を変更しています。だから、わたしたちが光洋中学校1期生です。
SSCN3481.JPG

②画面左側がテニスコート、右側がグラウンド

この土手は20度くらいあるかな、マウンテンバイクでギアを一番軽くしないと登れません。草でふかふかしてペダルがとっても重くなります。登りは姿勢を前傾にしてハンドルの上に体重を乗せます、下りはサドルからお尻を外して、後ろ側へずらせ、バランスを取ります。結構楽しいのですが、息が切れるので数回やったら終わりです。ほどほどがよろしいようで…
SSCN3479.JPG

③広いグラウンド、広さは?
奥のほうに犬を散歩させている姉妹とサッカーボールで遊んでいる少年が一人だけいました。
SSCN3478.JPG

④右端から写してます。左側手前に校舎があります。
グラウンドの広さは奥まで190歩、左右が95歩でしたから、今日の歩幅は95㎝ですから、180m×90mあります。この角度から20㎞先の納沙布岬の展望塔が見えることがあります。
SSCN3480.JPG

 外で遊ぶ中学生はほとんどいません。10年ほど前には教員住宅の付近で缶蹴りして遊んでいる元気な中学生が十数人ほどいました。とっても楽しそうだった。半分くらいが光洋中サッカー部で、女生徒もまざっていました。缶蹴りって思いっきり走るので体力つきます。(笑)
 百年以上も生徒たちが遊ぶのを見続けてきたグラウンドですが、人がいなくてなんだか寂しそうに見えませんか?在校生のみなさん、ボールもって遊びに行ってやってください。




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