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#3497 日本最東端の鉄道駅:神奈川から来た6人の旅人 Feb. 5, 2017 [A8. つれづれなるままに…]

 終列車は東根室駅に9時39分に着く。迎えに駅のホームまで歩いていくと、札幌ナンバーのレンタカーが入ってきた。20代こはんとおぼしき6人ほどのグループだった。楽しそうにわいわいはしゃいで最東端の表示のあるところで写真を撮り、ホームに上がってまた写真を撮っていた。

「どこから来たのですか?」
「神奈川からです」
「学生ではないようですが、よく休みが取れましたね」
「公務員だから」
「あ、そうか、それならとれるね。2000年に病院の建て替えで横浜市役所や神奈川県庁と補助金交付のために建築仕様に関する交渉をしたことがある。○区の病院です。」
「○○駅の辺りですか」
「そう、その仕事をしている間は○○駅前のマンションに住んでいました」
「ところで車ではないようですね」
「家がすぐそこだから、歩いてきました。東京へ行っていた女房殿が青森へ寄って終列車に乗って来るので迎えにきたんです。」

 一人は神奈川ではなく静岡に住んでいると言っていた。

「雪道の運転だいじょうぶ?」
「山とか(スキー)行っているから」
「ブラックアイスバーンは地元で運転慣れていても危ないから気をつけて、いい旅を!」
「ありがとうございます」

 終列車汽車には8人ほど乗っていたようだが、東根室で下車したのは一人だけ。利用者が少ないのだから、花咲線が廃線になるのもいたしかたなし。
 午前零時の終列車があったのだか、それが1年ほど前になくなり、9時39分が終列車になったので、青森から戻ってくるのに函館で一泊する必要がある。函館の坂の上にあるお寺に女房殿の実家の墓があり、ゆっくり墓参りできる。
 称名寺には高田屋嘉平の墓がある。坂の中腹にあるので、函館ドックや駅が一望できて眺めのよい場所である。

*北海道の豪商 高田屋嘉平
http://www.hakaishi.jp/tomb/tomb/02-5.html


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