#3131 基礎学力保障:釧路市議会の質疑 Sep. 11, 2015 [63. チャレンジ(教育)]
2012年に全国で初めて基礎学力保障条例を制定した釧路市議会で、基礎学力に関する熱い質疑が行われている。
「釧路の教育を考える会」のメンバーである市議の質問を市議会議長月田さんがブログで取り上げたのを、ブログ「情熱空間」が論評している。
(根室市議会もふるさとの未来のために活発な基礎学力議論をしてもらいたい、がんばれ、根室市議会文教厚生常任委員会!)
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8138904.html
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「釧路の教育を考える会」のメンバーである市議の質問を市議会議長月田さんがブログで取り上げたのを、ブログ「情熱空間」が論評している。
(根室市議会もふるさとの未来のために活発な基礎学力議論をしてもらいたい、がんばれ、根室市議会文教厚生常任委員会!)
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8138904.html
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2015年09月11日
危機感なし(釧路市議会から)
必ず上げる!
と約束しておきながら上げられない。
で、なぜ上げられないのかを質すも、まるで危機感なし。
わが街における、教育行政が掲げる学力向上策についてです。
結果を出せない。
それなのに、誰も責任をとらない。
いつまでそれが続くのでしょうか。
というわけで、月田議長のブログ記事、一昨日(2015.09.09)の釧路市議会の模様です。
●くしろよろしく 月田光明ブログ
第3235回 実効性のある対策
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51798646.html
《引用開始》
今日から市議会は質疑・一般質問。
1期目の新人が5人登壇(もう1人は2期目の金安議員)し、フレッシュな論戦を行いました。
我が会派の河合初恵議員も6月に続いて一般質問。
果敢に理事者の見解を問いながら、市民生活上の課題の改善を求めました。
◎ゴミの減量化に向けてどのような周知・広報を行っているのか
◎(札幌市の事例をあげて)ゴミ分別アプリの活用を検討できないか
◎域校連携の中で、子どもたちと一緒にゴミ拾いの活動を推進すべきでないか
◎70デシベル未満の軽度・中等度難聴児への補聴器購入助成を検討してほしい
◎釧路市における防犯カメラの設置はどのような状況になっているか
◎安心・安全なまちづくりのために防犯カメラを増設する考えはあるか
さて、基礎学力問題。
まず、トップバッターの大越議員が質問しました。
◎算数・数学検定、漢字検定、英語検定について教育長はどのように認識しているか
◎検定料の一部を公費で負担し、受検者の拡大を図ってはどうか
◎市の標準学力検査では成果が上がっておらず、上記の3検定に変更してはどうか
◎学校・家庭・地域の連携によって、検定の活用を推進すべきでないか
◎体を動かしながら算数を学ぶ「さんすう体感プログラム」の活用を検討できないか
◎釧路市標準学力検査の費用対効果について聞きたい
続いて、金安議員。
さらに厳しく市教委の取り組みを質しました。
◎全国学テの目標は達せられなかったが、教育長の見解を聞きたい
◎指導方法について児童・生徒と校長の回答に開きがあり、上滑りになっていないか
◎チームとして学校を運営していく必要性についてどう考えているか
◎言語能力は学力の基盤であるが、読書、感想文などの取り組みが弱くはないか
◎市立図書館との連携に工夫が足りないのではないか
◎各学校の「学力改善プラン」に数値目標がなくPDCAサイクルが回っていない
◎市標準学力検査の目標値は妥当なのか、根拠はあるのか
◎また、その目標値とは、すべての児童・生徒が到達すべき最低限度ラインと考えていいか
◎基礎学力検証改善委員会のメンバー構成を見直す時期に来たのではないか
◎市長は、総合教育会議の中でどのような対策を講じていくのか
答弁は・・・。
相変わらず、危機感が伝わって来ず、両議員ともにイライラ感が募っていた様子。
子どもファーストなのか、はたまた教育労働者(?)の擁護優先なのか・・。
本質は、そこに帰着するのだろうと思います。
金安議員は言及しました。
『この問題の解決は、わが地域の未来がかかっている!!』と。
悲痛な叫びにも似たご発言でした。
基礎学力議連も、益々奮起して頑張らねばなりません^^
《引用終了》
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<根室市議会文教厚生委員会メンバー>
本田俊治(委員長)、橋本竜一、工藤勝代、波多雄史、滑川義幸、遠藤輝宣
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/0/58752aacb3618b9d492576b300045524?OpenDocument
*#2119 釧路市議会学テ公表を求める:基礎学力保障条例 Nov. 7, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-11-07
70% 20% 10%
と約束しておきながら上げられない。
で、なぜ上げられないのかを質すも、まるで危機感なし。
わが街における、教育行政が掲げる学力向上策についてです。
結果を出せない。
それなのに、誰も責任をとらない。
いつまでそれが続くのでしょうか。
というわけで、月田議長のブログ記事、一昨日(2015.09.09)の釧路市議会の模様です。
●くしろよろしく 月田光明ブログ
第3235回 実効性のある対策
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51798646.html
《引用開始》
今日から市議会は質疑・一般質問。
1期目の新人が5人登壇(もう1人は2期目の金安議員)し、フレッシュな論戦を行いました。
我が会派の河合初恵議員も6月に続いて一般質問。
果敢に理事者の見解を問いながら、市民生活上の課題の改善を求めました。
◎ゴミの減量化に向けてどのような周知・広報を行っているのか
◎(札幌市の事例をあげて)ゴミ分別アプリの活用を検討できないか
◎域校連携の中で、子どもたちと一緒にゴミ拾いの活動を推進すべきでないか
◎70デシベル未満の軽度・中等度難聴児への補聴器購入助成を検討してほしい
◎釧路市における防犯カメラの設置はどのような状況になっているか
◎安心・安全なまちづくりのために防犯カメラを増設する考えはあるか
さて、基礎学力問題。
まず、トップバッターの大越議員が質問しました。
◎算数・数学検定、漢字検定、英語検定について教育長はどのように認識しているか
◎検定料の一部を公費で負担し、受検者の拡大を図ってはどうか
◎市の標準学力検査では成果が上がっておらず、上記の3検定に変更してはどうか
◎学校・家庭・地域の連携によって、検定の活用を推進すべきでないか
◎体を動かしながら算数を学ぶ「さんすう体感プログラム」の活用を検討できないか
◎釧路市標準学力検査の費用対効果について聞きたい
続いて、金安議員。
さらに厳しく市教委の取り組みを質しました。
◎全国学テの目標は達せられなかったが、教育長の見解を聞きたい
◎指導方法について児童・生徒と校長の回答に開きがあり、上滑りになっていないか
◎チームとして学校を運営していく必要性についてどう考えているか
◎言語能力は学力の基盤であるが、読書、感想文などの取り組みが弱くはないか
◎市立図書館との連携に工夫が足りないのではないか
◎各学校の「学力改善プラン」に数値目標がなくPDCAサイクルが回っていない
◎市標準学力検査の目標値は妥当なのか、根拠はあるのか
◎また、その目標値とは、すべての児童・生徒が到達すべき最低限度ラインと考えていいか
◎基礎学力検証改善委員会のメンバー構成を見直す時期に来たのではないか
◎市長は、総合教育会議の中でどのような対策を講じていくのか
答弁は・・・。
相変わらず、危機感が伝わって来ず、両議員ともにイライラ感が募っていた様子。
子どもファーストなのか、はたまた教育労働者(?)の擁護優先なのか・・。
本質は、そこに帰着するのだろうと思います。
金安議員は言及しました。
『この問題の解決は、わが地域の未来がかかっている!!』と。
悲痛な叫びにも似たご発言でした。
基礎学力議連も、益々奮起して頑張らねばなりません^^
《引用終了》
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<根室市議会文教厚生委員会メンバー>
本田俊治(委員長)、橋本竜一、工藤勝代、波多雄史、滑川義幸、遠藤輝宣
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/0/58752aacb3618b9d492576b300045524?OpenDocument
*#2119 釧路市議会学テ公表を求める:基礎学力保障条例 Nov. 7, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-11-07
70% 20% 10%
2015-09-11 18:55
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本田さん、ヘタレですね。
義を見てせざるは勇なきなり。
本田さん、金玉ついてんだろ!
だったら闘いなさい。
あなたにお会いし、あなたに期待しているからこそ、そう言いますよ。
by ZAPPER (2015-09-11 21:55)
私が、公民の授業をやったら………
たぶん逸話とか、歴史的背景とか、他の国はこの事態をどう見ていたかとか、そんな話ばかりになってしまうと思いますよ。
第九条ですが、
日本国憲法の元となった、GHQからの英文原稿を、意図的に、かつ見事に英語の文構造の曖昧さをたてに誤訳して自衛権の根拠とした話など、熱く語りたいですね。
「は」の一文字の重みは大きい。
でも、とても中学生対象とは言えません。レベルの高い子は響くとは思いますけど。
by 後志のおじさん (2015-09-11 23:02)
ZAPPERさん
本田さんは以前とはずいぶん発言が違っているし、ブログ上で肝心の発言自体がほとんどなくなっています。なにか事情があるのではないでしょうか。
ふるさとのために勇気を出してもらいたいが、根室人にはなかなかできないことです。
by ebisu (2015-09-11 23:29)
後志のおじさん
「(わたしが)聴いてみたいですね」、そう書きました。
聴いてみたいと思う「わたし」は現在のわたしと中学時代のわたしの両方です。
話の事情が飲み込めないでしょうから、弊ブログの読者の皆さんのためにURLを書いておきます。ブログ「情熱空間」の記事へ寄せた6番目のコメントです。
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8137740.html#comments
>でも、とても中学生対象とは言えません。レベルの高い子は響くとは思いますけど。
中学3年生のわたしが聴講したとしたら、強く印象に残る授業となったでしょう。
成績上位層の生徒は、教科書レベルは授業を聞かずとも教科書を読むだけで自力でマスターできますから、それ以上のものを期待しています。
>たぶん逸話とか、歴史的背景とか、他の国はこの事態をどう見ていたかとか、そんな話ばかりになってしまうと思いますよ。
>第九条ですが、
日本国憲法の元となった、GHQからの英文原稿を、意図的に、かつ見事に英語の文構造の曖昧さをたてに誤訳して自衛権の根拠とした話など、熱く語りたいですね。
>「は」の一文字の重みは大きい。
たしかな知識に基づく、うんと「いい加減な授業」を期待しているのです。(笑)
中学生のわたしはきっと目をらんらんと輝かせて、講義に食らいつくでしょう。英語の勉強にもずいぶんと熱が入ったのではないかと想像します。
「発火」のきっかけを与えてあげたらいいのでしょう。
面白いと思った授業は全身を耳にして集中力をマックスに上げて聴くので、二人の先生に「怖い」と言われたことがあります。すごい授業は真剣勝負の気迫で聴きました。 伝わってしまうものです。裏を返すと、真剣勝負で聴ける授業をしてくれたのは、中高6年間で三人の先生だけでした。
お一人はいまも根室の西浜町にお住まいです。感謝しています。お一人は北見でとっくに亡くなっています。もうお一人はどうしておられるのかわかりません。
出遭いに感謝しています。
by ebisu (2015-09-11 23:53)
中にすごく重要なお話が出てきましたので、一つ。
実は、ebisuさんのコメントの中の真剣に授業を受けていて先生から「怖い」と言われた、という部分です。
生徒が集中すると、生徒からの圧力をものすごく感じるものなんです。これが1人だけじゃなくて、40~60人くらいが、一斉に集中すると一種独特な空間になるんです。学校の教室の2倍くらいの面積の教室で、響くのは黒板に書いているチョークの音だけ、なんていう状況になるんですよ。
ところが、そういう状況になることが怖いので、せっかく良い状況になっている教室の雰囲気をぶち壊してします講師がいるんですよ。
おそらく学校でも、前の先生がせっかくクラスを良い状況にして後を任せても、次の学年の先生がぶち壊してしまう、なんていうことがあるだろう、と予想してます。もっとも、そういう集中した状態を作ることができないという方が圧倒的に多いとは思いますが。
by 合格先生 (2015-09-12 04:31)
私は今70歳です。昔高校生だったとき、隣の部屋で父が講義をしていました。何時もは煩い教室もシーンとして時々隣の部屋から父の甲高い声とチョークの音が聞こえるだけでした。
私の時代以前の成城学園高校の人に聞いて確認ください。確認できる話でしょう。大学の先生になった人なら理系でないと知らないかもしれませんが。
しかし、私生活や家では普通の親父、むしろ、なにもできないタイプでした。授業の準備をしているだけの男でした。ややエッチな落語や芝居もすきでした。
だからかもしれませんが、気が向くと色々な映画に連れて行ってくれましたが。子供には危ういのも、悲惨な戦争映画にも、黒沢作品の満員の映画館にも。黒沢作品など立ち見できればましでした。私は灰皿に立ってみました。3時間近い映画だったのに一本足の灰皿にですよ。小学2年のころだったのでは。
そういえば父はけん玉やベーゴマが得意でした。振り剣や飛行機など百発百中。私はと言えばぶきっちょ、いくら練習しても私は回し剣しかできませんでした。父は絵も字も得意、消しゴムは使ったことを見たことはありません。年賀状もすべて自筆。私は駆けっこと腕力だけ。
私の方がスポーツが得意、駆けっこ、落語も、などなど多芸と言えるでしょう。仕事も多芸でした。だから高校の教師など簡単だと思っていたのです。それで定年から高校生相手も始めたのです。
その結果は悲惨でした。私語、昼寝などまだ可愛いものでした。何しろ席でイヤホンを聞きながら急に立ちダンスし始めたのです。どうしたら良いのか、会社の定年退職者には対処法は分かりまでした。私の不徳の致すところと認識せざるを得ないのです。今もです。
でも、諦めないのがkodeちゃんなのです。そこで体育館で子供のシチズンシップ教育を心がけたのです。開成中学生だろうと、付近の中学生だろうと、最初はバドのコートに入った以外、友達と無駄話しているだけだったのに、今は何も言わないのに自発的に話を聞ける高校生や中学生になりました。
自発的にできるようになった開成高校生や町の高校生はどうなったと思いますか。今は立派な大学の先生になったり、超有名企業でいっぱしに働けているのです。ダメだった子供もです。
結論です。たとえ授業で集中させられない私も体育館でなら2時間も集中させられるようになったのです。だからこそ私はバドで、体育館で公教育をしたかったのです。でもどこもお呼びでないので、このまま実演もできずおさらばです。
そういえば管理人様のお近くの中学では予告編だけお見せできました。体育館で創造性は開発できる、開発できたら箇条書き教育だけで真面な人間は育てられる、のです。
これが一番コストのかからない手法なのだと信じているのですが、誰も見たいとは言いません。むしろ私を知っている人ほど裾を踏むのかもしれません。昔の田中大臣の言葉のようにです。
コストがかからないのが今の時代の最大の欠点なのかもしれません。やはり南無阿弥陀仏と棺桶に入りたい。
by tsuguo-kodera (2015-09-12 08:13)
合格先生
なるほど、逆に真剣勝負の緊張状態に耐え切れない先生もいる。
ついでですから、さらに一歩話を進めてみます。
ある外食産業の店長および幹部研修会で社長が「お店の雰囲気はだれがつくる?」と質問したことがありました。
数人に当てました。店長たちの答えは同じでした。
「わたしがつくります」
社長は、違うと言い捨てました。
「店の雰囲気は客がつくる」
すとんと腑に落ちました。家業のビリヤード、小学生のときから高校卒業まで手伝っていましたから、客層がお店の雰囲気を作っていることは経験からわかっていました。
店長の努力もありますが、客層、客質がお店の雰囲気を決めています。
この外食産業の会社にはスパゲッティ部門とケーキ部門と高級喫茶店部門があります。
銀座や新宿や吉祥寺の高級喫茶店の雰囲気はお店の客層で決まるのです。
>生徒が集中すると、生徒からの圧力をものすごく感じるものなんです。これが1人だけじゃなくて、40~60人くらいが、一斉に集中すると一種独特な空間になるんです。
>学校の教室の2倍くらいの面積の教室で、響くのは黒板に書いているチョークの音だけ、なんていう状況になるんですよ。
教室の雰囲気は誰がつくる?
答えは同じかもしれません。
by ebisu (2015-09-12 08:29)
koderaさん
こんにちは
台風17号が崩れながら、根室当方はるか海上を通り過ぎて、快晴です。
バドでの集中力練成、創造性開発は前段があったのですね。納得がいきました。切実なる想いがあった。
koderaさんにコーチしてもらったC中学校のバド部の生徒たちは楽しそうでした。先生お二人もね。
わたしも幸せな時間を共有できました。
あのバド部は二人の生徒が全道大会へ出場しました。男の子3年生と女の2年生(?)だったはず。
担当の先生も替わっています。
バドミントンの指導を通してシチズンシップを育てる、素直に指導者の指導を受け入れ、まじめにコツこと努力することの大切さが伝わってくれたら、十分ですね。
by ebisu (2015-09-12 11:27)
後志のおじさんとebisuさんの対談を見てみたい。実現させたいですね~!
by ZAPPER (2015-09-12 17:15)