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#3078 根室は最高気温28.8度 : 名前の分からない花が満開  July 12, 2015 [A8. つれづれなるままに…]

 1昨日と昨日に続いて根室高校は学校祭の最終日で、HR創造展や模擬店の一般公開日である。市街化地域の3中学校は体育祭。
 8時には23.7度、北西の風1.8m/秒だったが、12時には28.8度、南風3.8mとなった。昨日に続いて今年度の最高気温を更新した。晴天だったから体育祭の生徒たちはまっかっかに日焼けしただろう。

 根室は函館と一緒で7月がお盆。今日はお坊さんが来る日なのだが、お盆で回るところが多いのでいつ来るか分からず、午前中からずっと待機していた。午後2時20分になってお坊さんがいらっしゃってお経をあげてくれた。いつものとは違うお経だった。
 そういうわけで、根高学校祭にも、中学校の体育祭にも行けなかった。昨日炎天下で1時間ほど高校生のクラスごとのパフォーマンスを全部観させてもらったところで、体力が限界だったようだ。

 昨日お墓の掃除をしてきたので、3時頃に花を買って供えに行った。昨日花が片側に添えてあったが、たぶん姪だろう。今日は両方に花が供えてあった。これは誰だろうと女房と話してみたが、見当がつかなかった。女房が冗談に「ご芳名帳でも置いておこうかしら?」という。花をあげてくれた人、ありがとう。
 梅ヶ枝町に住んでいたときのお隣さんは根室で一番古い時計屋さんだったが、お墓も隣といっていいぐらい近くにあるのでお参り。それから親戚のお墓をお参りして、お仲人さんの奥さんが2月下旬に亡くなったので「K構家一族の墓」にもお参りをした。気取らずに上品な言葉で話す人だった。
 いい天気で、水汲み場のところでお隣さんに偶然であってご挨拶。市営墓地はいつもは海からの北風が強くて、蝋燭に火をつけてもすぐに消えるのだが、今日はしばらく燃えていた。火がついた線香は微風にあおられてどんどん灰に変わっていった。

 帰りに西浜ショッピングセンターによって買い物をして帰ってきた。
 その後は昨日来の疲れがどっとでて3時間ほど昼寝。

 庭に花が咲いているが名前が分からない。どなたかわかったら教えて欲しい。

DSC00539.JPG

 この花の上には八重のハマナスの大振りの花が咲き誇って強い香りをあたりにふりまいている。ラベンダーも咲きはじめたが、こちらはほとんど香りをふりまかない。香りの弱い種類なのだろう。桜の木の下のグズベリーは1.5cmほどの大粒の実をつけている。琵琶湖のほとりのあるところにあったグズベリーをお袋が植えたものだ。日向で育てると根室のグズベリーよりも大きな実をつける。

<余談:>
 お仲人をしていただいたK構夫妻の奥様のほうは、根室に二つあった造り酒屋のひとつ「色媛」がご実家。ebisuの家は梅ヶ枝町で40年ほど商売をしていたが、市営の水道ができるまでは、「色媛」が現在成央小学校のある辺りから、引いてきた湧き水の水道蛇口が木村花屋さんの向かい側の角(国道花咲町と緑町交差点)にあり、その水を飲料水に使っていた。近所の家にはその水道栓を開ける「鍵」が配布されていた。天秤棒で量端にブリキのバケツを二つぶら下げて運ぶのだが、それぞれ違うリズムで揺れるので、それを肩に載せた天秤棒への力の入れ方で調節して運ぶ、巧くやらないと水が撥ねてわずか60mくらいの距離で1/4くらいがこぼれてしまう。小学1年生の頃だから、最初の内はバケツを両手でもってお手伝いしていた。担いでみたのは2年生だったと思うが、なかなかうまくいかなかった、上手にならないうちに市営水道が家にもついた。映画で天秤棒を担ぐ人を見るたびに、天秤棒がバケツの重みでしなり、前後不均等に揺れるのを思い出す。巧い人がやると、肩を支点にして天秤棒の両端が同時に上下する。まぐれで何度かそういう瞬間があり、ああ、こうやるのだなとコツが飲み込めた。天秤棒のしなりでバケツが持ち上げられるタイミングを利用して足を運ぶのである。上手な人がやるとバケツの水がおとなしくしていてちっともこぼれない。
 色媛の水はお酒の仕込みに使う水だから、そのまま飲んでも、お茶を入れても、ご飯を炊いても美味しかった。飲料水は大きな水瓶に汲んで使っており、お風呂は裏の井戸水。小学生の2年生か3年生のころに市営水道が整備されて、水道を引いたが、とても拙くて飲みづらかった。学校も水道水になって、鉄とカルキ臭くて慣れるまでしばらくかかった。どの家庭でも台所の水道蛇口の下に、大きな水瓶をおいて、そこに水を溜めてカルキを抜いてから飲んだ。市営水道の水源は当時は根室高校の坂を下りた湿地にある南部沼の水だったから水質が悪かった。牧の内ダムの水も湿地のたまり水だから基本的には同じ。摩周湖近くから引いた農業用水が落石の浜松まで来ている。この水はおいしい。落石地区の浜松の人は美味しい水が飲める。
 隣の町の別海は地下水、中標津は標津川から取水している、どちらも美味しい水だ。
 ついでに水道料金のことも書くと、東京のおおよそ2倍である。根室に住んでいる人は根室の水道料金は当たり前だから、気がついていない。人口が2万人を切ると水道事業会計への一般会計繰出金はさらに大きくなるだろう。根室の水道の維持を水源の問題を含めてどうやるのか議論すべきだ。人口減少時代へ向けて空家対策とか水道事業の赤字対策、病院事業の赤字拡大への対策など、市民自由参加の議論が必要である。具体的な打つ手が見いだせず将来ビジョンが描けない市政は政策立案の面からはとっくに破綻しているのではないか?



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