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#2601 看護専門学校進学者を増やし地域医療を支える Feb, 21, 2014 [30. 地域医療問題]

 1月に釧路労災看護専門学校へ一人、そして駒沢看護保育福祉専門学校へもう一人が進学が決まったと連絡があった。おめでとう。
 16日(日曜日)は看護師の国家試験日だったが、一人受験している。試験前は毎日12時間勉強したという。自己採点では85%だったと報告があった。高校時代はブカツを終わって7時40分頃塾に到着、一度も居眠りしたことのない稀な生徒だった。ガッツも大事だ、高校卒業までに社会人として必要なガッツも育つ。ものごとも魂も育てるべき旬の時期があるから、やるべきときにやらせる、育てるべきときに育てることが肝心だとこの元塾生を見てそう思う。

 釧路労災に決まった生徒は偏差値が高くて心配の要らない生徒で第一希望にすんなり合格。二人目は心配だったが、よくがんばった。いまの気持ちを忘れずに三年間しっかり勉強して国家試験に合格してください。
 2年生のときに塾は辞めているが、他に3人看護師志望の生徒がいる。今年は例年になく看護師志望の生徒が多い。
 市立根室病院は他の病院にくらべて准看護師比率が高く、正看を増やす必要がある。

 就職が厳しいので看護学校への進学が増えているのかもしれない(地元就職先では市立根室病院の看護師が一番初任給が高いのだろう)。正規雇用は高卒の三人に一人、大卒の約半数である。短大や専門学校卒の正規雇用比率はその間に位置する。生産年齢人口が急激に縮小を始めたので、就職はしやすくなるが、正規雇用比率は縮小し続け、正規雇用と非正規雇用の所得格差はますます拡大する。

 塾を開いて11年たったが、十数人看護学校へ進学している。薬科大で現在二人が勉強中だ。そのうち何人かは根室に戻って、根室の地域医療を支えてくれるだろう。
 医学部進学希望者も複数いる。思い通りになるかどうかはわからないが、渾身の力でチャレンジしてもらいたい。首都圏の進学校で勉強する生徒たちと差が開かないように、数学は高校1年までに教科書レベルの受験の範囲を終え、残りの2年間は受験問題を解く。英語は高校卒業時点で大学院受験レベルに近いところまで引き上げる、そして数学との関連が強い物理も教えるつもりだ。数学の理解が深まるからだ。どこかで濫読が始まることを期待して、国語は音読トレーニングを中心として、質のよいテクストを選んでしばらくの間読ませる。国語の力(文章読解力とイメージ化能力)が数学も含めてすべて教科の基礎だ。塾でできることはそこまでだ、あとは自力でがんばれ。
 わたしにできることはチャレンジする生徒を支えることと根室の地域医療を健全なものにするために発言を続けること。わたしは私の役割を果たそう。

 市立根室病院が大きな赤字(昨年17億円)を出し続けることは、病院の存続を危うくする。他の地域から来て根室の地域医療を支えてくれる医者とともに、根室の地域医療をしっかりになってもらうためには、市立根室病院を堅実な経営内容の病院へと変革しなければならない。
 しっかりした正看が増えれば、いい加減な病院運営はできなくなる。院長や市長や参事が恣意的な運営をやれば、ふるさとの医療を守るために何人かの仲間を募り昂然と反旗を翻すくらいの気概をもてる看護師に育ってくれることを願っている。
 わたしは医療関係の学校へ進学する生徒たちに数学や英語を教えるだけではない、授業の合間を縫い根室の地域医療の問題を具体的に解説している。かつてそうであった経営の専門家として経営の原理原則とは何か、ビジョンをもって仕事することの大切さを簡便に説明し、ダメなことはダメ、ならぬことはならぬと教えている。

 市立根室病院の経営は風前の灯である。医師、薬剤師、看護師、検査技師などの医療関係の職に就くねむろっ子たちにふるさとへもどって地域医療の一翼を担ってもらいたいが、そのためには市立根室病院が夢と希望に溢れる健全な病院へと変わらなくてはならない
 そのために、地域医療や教育に正直に誠実に取り組む市長が誕生してほしい。後半年余で市長選挙である。さて地域医療と教育に関心を寄せる人材(立候補者)はいるか?
 30年前、40年前に、根室市の教育行政が政策を間違えず、そして学校の先生たちがレベルの高い授業をして生徒を甘やかさなかったとしたら、心根がまっすぐで問題の処理能力のある人材が残っているはず。人材がいないとしたら、教育行政も学校の先生たちもやりかたを間違えていたということだ。いま根室の教育のあり方を改めたら、30年後40年後に心根がまっすぐで困難な問題の処理能力を有する人材をこのふるさとに残すことができる。すべてはわたしたち大人がカギを握っている。できない言い訳はいらぬ、それぞれの人が自分にできることをやればいい。

 20代前半までは一心不乱に勉学し、学んだ知識や技術を武器に仕事は正直・誠実に渾身の力でやろう。若い諸君に期待している。


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