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#2284 プチ豪華な連休:昼は霧多布湿原、夜は西新宿ボンベイのカレー May 5, 2013 [A8. つれづれなるままに…]

  日曜日だけ仕事は休みだ。せっかくだから浜中町のパン工房「季の実」までカンパニューを買いに出かけようと庭へ出たら2個上の先輩が散歩でちょうど通りかかったので、久しぶりに立ち話し。
 向かいの中学校の校長先生だったこともあり、教育談義にしばしお付き合いいただいた。出かけるところでなければあがってもらって酒でも飲みながらゆっくり話したかった。ただの先輩ではない、中学以来50年の付き合いの親友の兄貴でもある。
 根室高校の柔剣道場であちらは防具をつけて竹刀を振っていた。鋭い気合と打ち込み、当時剣道2段。わたしは同じ道場内の畳のスペースで柔道部で先輩達に転がされていた。

 気温は6.8度、厚床をすぎてすこし走ったあたりで雨がぱらついたがすぐに上がった。浜中の信号のところで左に折れて線路を越えて少し行くと左手の道路わきに「パン」と書いた1m弱の板が置いてある。
 1時頃に着いたので、カンパニューは半分しかなかった。ひまわりの種ののったパンや干し葡萄の入ったパン、夏みかんピールの入ったパン全部で5個しか残っていなかったので「残ってるの全部ください」と買い占めてきた。なんだか豪勢な気分(笑)
 パン工房からは女房に運転を代わってもらって、夏みかんピールのはいったパンを食べてみた。ずっしり重く粘りのある食感、胃がないから消化をよくするためにパンも百回噛みじっくり味わう。ふわふわした重量感のないパンは噛んでみてもおいしくないから、重量感のあるドイツ風の自然酵母のパンがいい。

 湿原展望台まで足を延ばした。展望台で180度の湿原大パノラマを眺めながら珈琲を飲んだら心がゆったりしている。霧多布湿原の景色はさえぎるものがなく広々として気分がいい。すぐ近くののり面の上を白セキレイがぴょんぴょんしながら蟲をついばむようなしぐさをしている。

 帰りにスワン44へ寄ってみたら3時半にレストランはクローズドとなっていたので、30分しかない。オーダーもストップになっていた。で、あきらめて、回転寿司はなまるで食事した。連休だから椅子はほとんど埋まっていた。貝毒に気を使っているのか、ホッキがない、生ホタテもなかった。マグロの生もなかったのでちょっとさびしい。マツブが相変わらず美味しい、根室のツブは絶品だ。鯛のアラのスープも美味しい。持ち帰りの客も何組かあった。家でゆっくりみんなで食べるのもいい。

 夜の食事は新宿西口のカレー専門店ボンベイへ。
 じつは生協でボンベイのカレーセットをとってあったので、それを食べた。香辛料のかおりと果物の甘さが特徴のオレンジ色のカレーとナン2枚を美味しくいただいた。
 この店にはじめて入ったのは1984年だった。30代半ばで超高層ビルの新宿西口NSビル22階に本社のある会社へ転職した年のこと、都庁が移転してくる前の西新宿だった。新宿駅から会社のあるビルへ行く途中にボンベイがあったが、当時は夜でも満席のことはあまりなかった。90年代に入ってから雑誌か何かで取り上げられたのだろう、客が多くなって混雑する店になってしまった。

 今夜は席が三分の一ほど空いた昔日のボンベイを思い出しながら、ナンを引きちぎってはカレーに突っ込みゆっくり味わった。いい日曜日だ。

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