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#2282 常識ハズレ:トルコ・アンカラでの邦人記者の質問 May 3, 2013 [B7. 政治に求めるもの]

 日本は憲法記念日で休日。ニムオロ塾は今日も早くから補習の生徒が来ていた。昨日に続いて中3の生徒が2時間半しっかり勉強していた。高校生も二人補習に来ていた。レギュラーの授業はブカツの遠征で休みが多かった。
 夜の気温は3度、昨日よりは2度プラスだ。それにしても寒い連休だ。弘前の桜は三分咲きで例年よりいつか遅れだとテレビのニュース。

 安倍首相がトルコ・アンカラで記者会見をした。邦人記者が憲法96条改正問題について質問をし、首相がそれに答えていた。

 トルコと日本の共同記者会見の場で国内問題を質問するというKYさに驚かされるが、それをたしなめもせず、答えるほうも常識を欠いてる。

 つい先ごろ米国へ行き、オバマだ音雨量との共同記者会見で米国人の記者が国内問題を立て続けに質問し、安倍首相は天井を見上げて手持ち無沙汰の様子だった。気がつきあわててオバマがとりなしていた。

「されて嫌なことは他人にするな」

 質問をした記者も、そして場所柄もわきまえずにそれに生真面目に答えた首相もどうかしている。トルコの記者たちは「日本の国内問題はこの場では関係ない話しだから、はっきりたしなめればよかった。「日本人は案外常識がないな」とトルコ人記者たちに思われたかもしれない。

 無責任な発言(日本の原発は世界一安全)はあるがこの人、もちろん悪いところばかりではない。なかなか弁舌はさわやかで、「トルコがオリンピック招致に成功したら一番先に万歳と申し上げたい、日本が招致に成功したらトルコがまっさきに万歳を言ってください」とにこやかに話しかけたのはウィットに富んでいた。猪瀬発言の失点を見事にカバーして見せた技に座布団三枚差上げたい。さすがに貫禄が違う。 


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