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#1962 市内2高校は前期中間テスト&自己免疫をきっかけに生物科目学習のススメ  June 5, 2012 [35. 感染症および自己免疫疾患]

 小さな庭では赤と黄色と白のチューリップが色鮮やかに咲いている。芝桜が咲き始めた、すずらんも伸びだして蕾をつけている。紫つつじには毎日大きなクマンバチが訪れている、庭は平和だ。
 夜になって気温は8.4度、地上には霧が薄く漂っているが天には満月が煌々と光を放っている、美しい夜だ。

 根室高校と根室西高校は今日(火曜日)から前期中間テストが始まった。金曜日までのスケジュールである。根室高校はそのあと学校祭や球技大会などで「遊びの季節」がはじまる。夏休み中の金比羅さんのお祭りまでほとんどの生徒が浮かれている。全国一涼しい夏なのに、そういう有利な条件を勉強にはちっとも活かしていないのがねむろっ子、その点は中学生や小学生も同じだ。かくして根室のこどもたちの学力は全道最低レベルを低空飛行し続ける。涼しい夏にブカツをほどほどにして勉強すればずいぶん学力は上がるはずなんだ。

 いやみはこれくらいにして、前回のブログ(#1961 プロテオグリカン :難病指定クローン病へ効能はあるのか?潰瘍性大腸炎へは? June 5, 2012 )で高校生に免疫系の勉強をしろと書いたので本をいくつか紹介したい。
 高校生になるとSTD(sexually transmitted disease性感染症)のエイズや毒性の強いインフルエンザのSARS(急性呼吸器不全症候群)、自己免疫疾患のアトピー性皮膚炎など免疫に関連のある疾患は多いから、知的興味もわくはずだ。
 エイズとは生涯無縁でありたいだろうから、"敵"を知っておくべきだ。どういう経路でウィルスが侵入し、どうやって免疫機構をだましてウィルスを増殖し体中にばらまくのかその作用機序を理解しておくぐらいの知性はもちたい。
 生物の授業で免疫がでてきたときに関連する本を読んでみたらいい。新書版が専門書への入り口の役割を果たしてくれる。
 手元にあった新書版と最近のものをamazonで検索して紹介する。

『腸内細菌の話し』光岡知足著 岩波新書
『血液の話し』三輪史朗著 中公新書
『感染症の時代』井上栄著 講談社現代新書
『細胞から生命が見える』柳田充弘著 岩波新書
『ガン遺伝子を追う』高野利也著 岩波新書
『がん遺伝子の発見』黒木登志夫 中公新書

 新書版ではないが面白かった本
『免疫の意味論』多田富雄 青土社 1993年

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免疫学個人授業 (新潮文庫)

免疫学個人授業 (新潮文庫)

  • 作者: 多田 富雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 文庫

免疫革命

免疫革命

  • 作者: 安保 徹
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 2003/07/11
  • メディア: 単行本

「免疫を高める」と病気は勝手に治る (マキノ出版ムック)

「免疫を高める」と病気は勝手に治る (マキノ出版ムック)

  • 作者: 安保徹
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2010/01/15
  • メディア: ムック

 

 私はスキルし胃癌と巨大胃癌を併発したが、子供のころから胃の辺りが冷たかったのを記憶している。血流が悪くなんとなくもたれる感じのすることが多かった。お酒を飲んでもビールなどの冷たいものなら2時間飲んでいても消化が始まらず酔いが回らない。家に帰って朝方に布団の中で温まったのか酔いが回って、天井がぐるぐる回ったことがある。酒に強いわけではないがなかなか酔いが回らないからいくらでも飲めた。
 お腹の辺りがつめたい人は消化器系のガンに要注意だ。普段からお腹を温める工夫をすることをお薦めしたい。この本はそういう人の癌予防として役に立ちそうだ。
体温免疫力―安保徹の新理論!

  • 作者: 安保 徹
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 単行本
    体温免疫力―安保徹の新理論!

新・現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 (ブルーバックス)

新・現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 (ブルーバックス)

  • 作者: 岸本 忠三
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 新書

 

「酵素」が免疫力を上げる!

「酵素」が免疫力を上げる!

  • 作者: 鶴見 隆史
  • 出版社/メーカー: 永岡書店
  • 発売日: 2011/12/19
  • メディア: 文庫






*#1961 プロテオグリカン :難病指定クローン病へ効能はあるのか?潰瘍性大腸炎へは? June 5, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-05

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