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#1947 プロの仕事に敬意:MTBフロントディレーラの位置調整  May 23, 2012 [85.サイクリング]

 一番外側のギアに切り換えるとチェーンが少しすれる音がして気になっていた。フロントディレーラーとチェーンがこすれるのだ。チェーンをみるとこすれて外側が磨耗していた。遠乗りしているときにチェーンが切れると押して帰らなければならないならやっかいだ。ノサップなら23km、冗談じゃあない、普段の手入れが肝心。
 MTBのほうだが、体調のいいときにはこれで遠乗りすることがあって外側のギアを使うことが多い。気持ちがいいからスピードを上げ風を切って走りたい、そういうときにシャリシャリ音がしては興ざめなのである。

 それでディレーラーのとりつけ位置を調整しようとネジをゆるめてすこし動かしてみた、そうしたらギアが入らないしこすれも大きくなった。位置を少し動かしたらギアは入るようにはなったがチェーンのこすれはひどくなった。ディレーラー取り付けネジが一つゆるんでいたのでそれも締めた。これもいけなかった。半分浮いていたからこれは調整ネジかもしれないと思ったのだが、やはりそうだった。締めたらチェーンが当たってしまう。

 1時間くらいやってみて、結局素人には無理な調整とわかった。自転車を組み立ててもらったヤング理髪店(ヤング自転車店)にもちこみ、調整しなおしてもらった。
 わからないところをいくつか質問した。躯体にフロントディレーラーが取り付けてあるのだが、そこはいじってはいけない所だった。もちろんゆるんでいるように見えたネジも、予想通り調整ネジでこれも締めてはいけない。

 15分くらいで外側のギアを使ってもチェーンとディレーラーがこすれなくなった。遠出するときに一番外側のギアを使うことが多いから気になっていた。これで気分よく走れる。
 リアディレーラーの取り付け位置や調整ネジもいじってはいけないところだ。プロは全体を見てこれらを調整している。
 ギア周りの調整料金は1500円。これだけで安心して気持ちよく乗れるからありがたい。冒険を承知でたまには自分であちこちいじり回してお手上げになっても腕のよい自転車屋さんがいればだいじょうぶだ。
 町に一つは自転車屋さんがないと何かトラブルがあったときに困る。プロの仕事に対して敬意をもつことが町の自転車専門店を守ることになるのだろう。

【余談】
 今朝のラジオニュースでは中国では1.2億台もの電動自転車が走っているという。メーカも中国国内には1000社以上ある。免許がいらないことと一回のチャージで40~50キロ走るのが魅力のようだ。中国の道路事情・倫理事情では自動車事故は激増だろうな。廃品となるバッテリーの回収についてはずいぶん議論と検討があった。
 聞いてみたら根室でも電動自転車がずいぶん売れ出しているそうだ。バッテリーの強力な製品は値段が少し張るがモーターやバッテリーが小型化しているので目立たない。電動自転車があれば車の免許を返上していても、お年寄りが根室港で釣りをしていて釣れないのでと花咲港へ行って釣りができる。そういう用途に使う人は出力が大きく長持ちするバッテリーのものを買っていく。

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