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#1934 新鮮な魚 ゆたかな海の恵みに感謝  May 13, 2012 [86.酒と肴]

 すてきな晩御飯だった。材料は新鮮、内容は豪華でコストは格安、ふるさとの海のめぐみをいただいた。

 日中の気温は10度ぐらい、夜になって6度に下がった、今夜も床暖房が心地よい。寒いので湯豆腐で一杯やっているうちにオヒョウのフライがでてきた。
 渋谷の駅(ハチ公の反対側)近くのレストランでよく食べた「ヒラメのフライ」はじつはオヒョウのフライだった。ヒラメは値段がオヒョウの2~3倍だから、味・食感の似ているオヒョウを使うのだそうだ。それぐらいオヒョウのフライが美味しいということ。
 根室の魚専門店のアラは刺身をとったばかりの鮮度のよいものだから、ダシに使うと品のよいお吸い物になる。根室で買うオヒョウは身がシコシコして渋谷のそれよりもっとおいしい、刺身で食べられる鮮度のお魚でフライをつくるのだからうまいに決まっている。熱々のオヒョウのフライには手作りのマヨネーズが似合うが、メッタにやってくれない。手作りマヨネーズはとっても美味しいがそういう贅沢はなし、いつもどおりキューピーマヨネーズでご馳走さん。玉葱のスライスと薄切りトマトにはRINGO WORKのアップルビネガーをたっぷりかける。賞味期限が先月末で切れているが寒い根室だ大丈夫、これがあっさりしておいしい。賞味期限切れで熟成し(?)ますます美味しくなったのかもしれない。(笑い)

 半合はいるぐい呑みで酒を飲みながら箸が舞いすこしずつ腹におさまっていく。ご飯は健康にいい玄米、よく噛むと白米よりもずっと美味しい。
 最後に好物のオヒョウのアラ汁がでてきた。これが絶品、品よく透明で高級料亭のお吸い物よりだし汁がおいしい。半分食べたところで生協でとったハクサイのキムチを入れた。ちょっと辛くて味が変わった。
 お酒は桃川の搾りたて純米吟醸生原酒、胃のない私はぐい呑み一杯だけでいきなり腸で消化吸収が始まるから速効、すぐに酔えるのである。飲むのと酔うのに時差がほとんどない。この点だけはありがたい、飲み終わると30分で酔いが醒める。

 オヒョウのアラは駅前の魚屋さんでワイフが買ってきたもの。めずらしく身が一杯ついていたのでアラはアラ汁に、身は切り落としてフライにしたそうだ。レストランなら1.5人前の分量だが、なにせアラとして販売していたものだから値段が「たったの380円」とワイフは笑っていた。こんなに(材料新鮮)豪華で(値段が)質素な生活を可能にしてくれているふるさとの海のめぐみに感謝

 補助金で面をひっぱだき、反対派を押しつぶし、県知事が率先して陳情し、町議や村議がそして町長や村長が先頭に立って原発を誘致した結果がこれだ。こんなことになる可能性なんてこれっぽっちも電力会社は説明しなかった。そしてかれらも含めてふるさとの豊かな農地と海を失ってしまった。だまされたときがついたのは原発事故が起きた後だった。これからさき200年間ぐらいはダメかも知れぬという厳しい現実が福島にある。ほんとうに気の毒だ(事故を起こした東京電力は危険を承知しているから東京都内にひとつも原発をつくっていない)。
 そんな大災害を目の当たりにしたのにまだ原発再稼動を画策する首長が原発のある町村あるいは県や道にいる。人間の正常な判断力を狂わせるお金の力は大きくおそろしい。経産省出身の高橋はるみ北海道知事ももちろん原発推進派だが、このところ歯切れが悪くなってきている。だが、原発再稼動に反対しているわけではないからあぶない。泊原発や六ヶ所村の貯蔵施設で大きな事故が起きたら根室も被災する。福島第一原発から出た放射性物質でさえ根釧原野を広範囲に汚染してしまった。東京よりもその濃度は高いというシミュレーションがなされているから、実測値で検証し、サンプル採取地点と測定値の公表が早くなされることを期待したい。北海道庁の役割だろうが、原発推進派の知事さんでは及び腰にならざるをえないのだろう。

 根室の海はいまはゆたかだ。地元の魚はまだ放射能で汚染されていない。この海をそのまま次の世代へ渡すのが現役世代の義務だ。泊原発が事故を起こせば北海道はたいへんなことになる。偏西風で札幌は高濃度汚染地帯となり、放射性物質は日高山脈を越えて十勝平野や根釧原野に大量にふりそそぎ、大地を汚染する。
 青森の貯蔵施設には満杯の使用済み核燃料棒がプールの水で冷やされながら保管されている。崩壊熱で温められた「冷却水」は熱交換で海水を温め続けている。フランスで再処理済みの数トンの純度の高いプルトニウムも保管されている。半径10メートルに数分間もいたら致死量だ。原爆材料のプルトニウム239が主体だが240が20%強含まれているので、これを取り除いて7%以下にしないと原爆には使えない。現在の技術だと1.5kgで原爆1個がつくれるらしいから日本は数千個分の材料をもっていることになる。必要な周辺機器も国産ですべて揃うし、シミュレーションするスーパーコンピュータも世界最速レベルのものが国産であるから、必要があれば2年で大陸間弾道核ミサイルを組み立てることができるだろう。潜在的核保有国なのである。使用済み核燃料の崩壊熱をとめる術はない。数十年単位ではそのような技術が生み出される理論的可能性もない。人類は原発から生み出される使用済み核燃料のだす莫大な崩壊熱と今後十万年間対峙することになる。その莫大な量を考えるとき海水温が上がることはさけられぬ。小出裕章氏は原発をその実態は「海水温め装置」であると指摘している。電力を生み出すエネルギーよりも海水を温めるエネルギーの方が大きい効率の悪いシステムだというのである。

 危険はいっぱいあるが、次の世代に放射能汚染のないふるさとの海を手渡すために智慧を絞ってがんばれ電力会社がなんと言おうと、悪魔に魂を売った原発推進派の学者が安全だといっても、原発に反対する小数の学者たちの意見も聴いて、ゆっくり自分の頭で考えてみよう。だまされずにものごとを考え抜く学力が必要な時代に君たちは生きていることを忘れるな
 小学生も中学生も高校生も大学生も学生である間は一生懸命に勉強しろ。半端な勉強をしているとだまされるグローバリズムの時代に君たちは生きている。
 
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ZAPPER

半端な勉強をしているとだまされるグローバリズムの時代に君たちは生きている。

冷水を浴びせられた感あり。
まさにおっしゃる通りです。
塾生と我が子に伝えたいと思います。
ありがとうございます。
by ZAPPER (2012-05-13 23:26) 

ebisu

ZAPPERさん、コメントありがとう。

冷水のつもりはありませんで、若い人たちにエールを送ったつもりです。
リーマンショックはサブプライムローンが引き金になりました。不動産担保ローン会社の営業マンが、家をもてない低所得層にスッテップ償還で不動産を売りつけ、貸付金を証券化して売りさばいてしまう。買った不動産が値上がりしないと3年で毎月の返済額が50万円近くにもハネ上がる。仕組みを理解し自分で計算する基礎学力がない低所得・低学力層が狙われ心根の腐った高学力層の餌食になってしまいました。

日本でも5年のステップ償還の住宅ローンがありましたが、破産が相次いでずいぶん昔に禁止されました。その点では日本は健全です。

もっとも、わたしは5年のステップローンを利用して東京に住んでいたときに住宅公団の分譲住宅を買いました。借金の額を返済可能な範囲に抑えたので、5年たたないうちに繰上げ返済して金利は減らしました。予定より十数年早く返済し終わり肩の荷を降ろしました。
金利計算や返済計画くらいは自分でつくれないとあぶないですね。
複利計算もわかったほうがいいので高校2年の指数関数程度の数学まではきちんと勉強しておいた方がいい。

私塾で一生懸命教えていれば塾生が将来住宅ローン破産するのを防ぐことができるかもしれません。仕事が楽しくなりますね。

そういうわけで、基礎学力は弱肉強食のジャングルの掟=グローバリズムの世界で生き抜くためのたしかな武器だと思う次第です。
by ebisu (2012-05-13 23:53) 

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