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#1489 北の勝「はるのかぜ」新発売:限定3600本 Apr. 27, 2011 [87.根室の話題]

 酒造好適米の新潟五百万石と秋田美山錦を1:1でブレンドして造った吟醸酒が昨日発売された。
 酒を扱っている同級生へ電話したら入荷しているというので、とっておいてもらう。720ml、2048円也

 寒い冬に仕込んだ酒、そして(北海道新聞によれば)初めて造った酒で、事務所内でみんなでワイワイガヤガヤいいながら名前「はるのかぜ」を決めたという。だれがどんな顔で自分の意見を言ったのだろう?事務所内は笑顔で時折笑い声が響いていたに違いない。知っている数人の笑顔が想像できるところが地元の造り酒屋ならでは。
 北の勝は本来は辛口の男酒だ。昭和30年代半ばまで「色媛」というもう1軒の造り酒屋が甘口の酒を造っていた。辛口のほうがファンが多かったのだろうか、残ったのは北の勝だった。それでも酒の好みは二通りある。なかなか手に入らない幻の「搾りたて」は甘口の酒だ、北の勝としてはかなり冒険だっただろう。
 「はるのかぜ」は味がまろやかなアットホ-ムな酒かな?それともさらりと通り過ぎていくようなあっさりとした味なのだろうか?
 呑んでみないとわからない、楽しみな一本。あいかわらず、どきどきさせてくれる。

 日本で一番遅咲きの千島桜の花芽が今日は雨に打たれている。来週か再来週には咲きはじめるだろう。一昨日は風が冷たく寒かったが、昨日は夜になっても気温は6.6度と暖かかった、もう少しだ。千島桜を眺めながら「はるのかぜ」を楽しみたい。


【27日12時50分追記】
 手に入ったのでさっそく飲んでみた(千島桜が咲くまでまっていられぬ)。
 甘口のようだがすっきりしている。不思議な味わいだ。日本酒度は2くらいと思ったが、もう一人の同級生の友人に電話で感想を報告しつつ確認したら(酸度の関係?)4.5とフラットな域の酒だった。水のせいだろうか、どこかで「搾りたて」と通底する「北の勝」らしい味わいがあった。
 アルコール度は14だから「搾りたて」の19度より飲みやすい。さらりとして品の良い味だから、ワイン好きの女性が喜ぶかもしれない。
 ebisuの感想などどうでもいい、酒は飲むもの、飲んで自分の舌と喉で試してみるのが一番。
 でも、プロ(ワイン・ソムリエ)であるサリーさんの感想は聞いてみたい。きっとブログに書くだろう。ワインバー「サリー」は明日から5日まで休みだった。サリーさんは今年になってから身体に羽がはえたようで、取材をかねて全国を楽しげに酔っ払いながらひらひら飛び回っているようだ。こちらは人生の春、行ってらっしゃい~


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